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思い出のカメラ(2) [カメラ]





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 古ぼけたカメラバッグにきちっと収まったカメラ〝CONTAX RTS〟を発掘したので、きれいに汚れを拭き取って、記念写真を撮ってみた。
と言っても、このカメラは電池がないとシャッターが切れない。今回はおとなしく被写体になってもらおう。

この「カメラの先輩」を撮ったカメラ FUJIFILM X-M1 16-50mm 3.5-5.6


非常に印象的だったのは、大きさはともかく非常に重かった。
こんな思いカメラを肩にさげ、あちこち撮影旅行に行ったのは、いまとなっては信じられない。おいらも若く、力もあった時代があった証になるんだろう。

画質や雰囲気、操作性など非常に満足できるカメラだった。

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Carl Zeiss T*  Distagon 35/f2.8
Lens Made in Japan

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Carl Zeiss T*  Planer 85/f1.4
Lens Made in West Germany
West Germanyっていうのが昔を感じる

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 撮影済み?のフィルムパトローネとパトローネケースもバッグから出てきた。
何年前のフィルムで何を撮影したものなのか興味もあるが、現像などはしない。

Kodak社のフィルムケースは黒に着色されたプラスチック材料を使用して、さらにキャップもしっかりしている。感光対策は万全に見える。

一方、国産フィルムメーカ製は半透明のプラスチック材料を使用している。
おそらくはプラスチック材料はポリエチレン系を使用して、このケースの色は材料そのまま(無着色)だと思われる。
一般的にはプラスチックに色を付けるのは顔料を練り込む必要があり、これにもコストがかかる。黒でないのはコストダウンの手段だろう。

むかし、あるプラスチック成形工場へ行ったときに、このパトローネケースを成形していた。はっきりした記憶ではないが、8個取りくらいのホットランナーで全自動24時間稼働で、何台かの成形機が動いていた。

カメラで撮影といえは、大半が35ミリフィルムを使うことを考えると、かくも多くの需要があったのだろう。

街のあちこちで現像、プリントサービスをおこなっていたよき時代が懐かしい。




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タグ:カメラ
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