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七福神巡りに行ってきた 「佐倉七福神」 [七福神]





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七福神巡りに行ってきた 「佐倉七福神」

   年初に銀座で七福神巡りを実行できなかったので、なんとなく気持ちがすっきりしない正月を過ごしていた。このところ何年か習慣化してきた七福神巡りを絶やすまいと、佐倉七福神巡りに出かけてみた。

 

佐倉は時代まつりで何回か訪れた地なので、少しは土地勘もあると思っていたが、改めて歩いてみると意外に坂が多いのに気づかされた。

 

当日は好天に恵まれ、冬とは思えないような陽気だったので、コートを着ていると暑いぐらいだ。

 

冒頭に地図で(1)から(7)までがイラストとともに掲載されているが、都合の良い(6)の麻賀多神社からスタートを切った。

 

地図を入手したことで、大きく迷うことなく回ることができました。

おまけに「おはやし館」で係りの人に勧められた「旧堀田邸」まで見ることができ、すっきりした気持ちで一年を送れそうな気持ちになりました。

 


   


麻賀多神社(まかたじんじゃ)<恵比寿・福禄寿>

麻賀多神社は、佐倉総鎮守・城地鎮護の神として、多くの尊崇を集めております。御祭神「稚産霊命」様は、万事を結び育てる御神徳があり、健児育成・心願成就を祈る方々の姿が見られます。
境内では、樹齢八百年の大銀杏や古木が茂り、市民の憩いの場となっています。

<恵比寿>
日本の神様で、漁業、商売繁盛の神として、信仰されています。(疱瘡神社)

<福禄寿>
長寿・幸福の徳を持ち、招徳人望の神様として信仰されています。(三峰神社)

(佐倉七福神 MAPの資料より転載=以下同じ)


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麻賀多神社
 
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疱瘡神社 福緑寿

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三峰神社 恵比寿



大和田山 大聖院 <大黒天・布袋尊>

大和田山大聖院(だいわださん だいしょういん)と称し、鎌倉時代に開山した真言宗豊山派の寺院です。
本尊の大日如来は、佐倉市指定有形文化財に指定されています。
宮小路武家屋敷奥に位置し、参詣者や散策の姿が多く見られます。

<大黒天>
利剣と財福袋を持つお姿で七福即生・七難即滅の神として信仰されています。(秘仏のため非公開)

<布袋尊>
笑門来福、夫婦円満、子授けの神様として信仰されています。


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布袋尊



久栄山 妙隆寺 <大黒天>

文明3年(1471)本土寺第九世日意上人によって開創。
当社は、佐倉城の大手門を出た右側にあったが宝永年間に現在位置に移る。山内に子安鬼子母神、大黒天、清正公、稲荷尊をまつり、毎年立春に祈祷祭を行っている。
本堂内に大黒天奉安。

<大黒天>
大地を掌握する神様。五穀豊穣、福徳円満の神として信仰されています。


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道すがらの道標



玉寶山 松林寺 <毘沙門天>

松林寺は、佐倉藩主土井利勝が土井家菩提寺として、佐倉城の築城と同時期に建立された。
現本堂は利勝が春日局より譲り受けた聖観音像を安置するために建てた観音堂です。
毘沙門像は、大佐倉の陣屋に家康の五男武田信吉が祀ったのを最後に松林寺(土井家)に奉納されたと伝わっています。(秘仏のため非公開)

<毘沙門天>
仏教四天王の一人。融通招福の神として信仰されています。


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本尊 阿弥陀如来の右にお目当ての毘沙門天があるというが、柱の陰で見えない



正覺山 宗圓寺 <寿老人>

宗圓寺は、寛永16年に松本城主堀田加賀守正盛が松本に建立した円覚山慧光院の境内に、19歳で卒去した正盛の弟堀田佐兵衞安利の冥福を祈り塔頭の寺として建立。
寛永19年(1642)に佐倉の現地に移しました。
墓地には、家老渡辺弥一兵衞の墓(東山千恵子の実家)、執政・香宗我部家の墓、順天堂創立者・佐藤泰然の墓等があります。


<寿老人>
大地を掌握する神様。
財宝、福徳円満の神として信仰されています。


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安城山 甚大寺 <毘沙門天>

甚大寺は、天台宗比叡山延暦寺の末寺として1615年に建立された寺です。
堀田家の菩提寺であり、本尊は十一観音菩薩。その他、金毘羅尊、不動明王、毘沙門天、仁王尊が奉られ、毎月10日は、招福祈願して縁日が開催されます。
また境内には、健康を願って「お身ぬぐい観音」も奉られています。

<毘沙門天>
仏教四天王の一人。
招福利財の神として信仰されています。


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清浄山 嶺南寺 <弁財天>

嶺南寺は、曹洞宗にして寛永19年(1642)当時信濃松本藩主であった堀田加賀守正盛の佐倉移封と共に松本より佐倉へ移り建立された。
「釈迦牟尼佛」を本尊とし、御開山は、陽南良雪大和尚である。
堂内に閻魔大王を安置し(毎年8月16日開帳)、また作家吉川英治の母方である山上家の墓があります。

<弁財天>
唯一の女神で、知恵財宝、愛嬌縁結びの徳があると言われています。
一面八腎のめずらしいお姿の像です(正月のみ開帳)


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おまけ「旧堀田邸(さくら庭園)」
●建物 : 国指定重要文化財「旧堀田家住宅」
●庭園 : 千葉県指定名勝「旧堀田正倫別邸庭園」

最後の佐倉藩主堀田正倫(ほったまさとも)の邸宅で、明治23年(1890)竣工。
近世武家住宅の形式と引き継ぎつつ、近代の新しい住宅の特色をよく示している。
庭園は、眼下の高崎川や下総台地を借景にし、景石やマツ・サルスベリなどが配されており、「さくら庭園」として市民の憩いの場となっている。

<佐倉市教育委員会 文化課 発行のカタログから転載>

到着した時間もあって、庭園内だけを散策。


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コメント 4

mimimomo

おはようございます^^
佐倉にも七福神があるのですね~案外何処にでもあるみたいですね^^
以前電車で民俗博物館に行ったとき、帰りに迷ったのを思い出します。確かに坂が多いですね^^
by mimimomo (2016-01-12 07:04) 

DANKAI_Gen

mimimomo さま
いつもありがとうございます。
七福神はあちこちにあるようです。
今回の佐倉では、秘仏の大黒天があることがわかりましたが、大黒天だけでは参詣客が少ないので、七福神を仕立てたと言う感じが拭えませんでした。
by DANKAI_Gen (2016-01-12 08:36) 

taekozue

七福神、魅力的ですね。
神様のお顔も場所によってだいぶ違うような気がします。
きっと良い一年になりますね♪
by taekozue (2016-01-14 09:25) 

DANKAI_Gen

taekozue さま
コメントありがとうございます。
七福神は首都圏を中心に何箇所かお参りましたが、その街ごとにいいとこをがあって、それぞれ特徴があります。
広く興味を持ってお参りできるのはいいと思っています。
先が見えにくいグレーな世相ですが、明るい一年が巡ってくるよう祈りました。

コメントがすぐに表示されないように設定しているので、ご迷惑をおかけしました。
by DANKAI_Gen (2016-01-14 15:59) 

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