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中国 上海・蘇州・無錫・千灯 4日間の旅(10) [美術館]





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上海市 上海博物館(Shanghai Bowuguan)(Shanghai Museum) 

 このツアーでは上海周辺の各地の観光スポットを巡ってきたが、いきなりアーティスティックになって「上海博物館」の美術品鑑賞。

これまで、ツアーで台湾での故宮博物院を見たけれど、その時は時間が少なくて、「単に行った」って程度で鑑賞したというレベルにはなかったような。

 

今回は微妙な、1時間と20分。

入館時に手荷物検査があるので、かなりの人数が並んでいる。

急ぐんですけどね。

と言っても、おとなしく並んで入館。

 

1階に大きなホールがあり、4階まで吹き抜けになっています。

ホールを囲んで外側には、テーマごとに区切られた展示室があります。

 

1階は「中国古代青銅館」、「中国古代彫刻館」が並びます。

2階は「中国古代陶磁器館」

3階は「中国歴史絵画館」、「中国歴史書法館」、「中国歴史印章館」

4階は「中国少数民族工芸館」、「中国古代玉器館」、「中国歴史貨幣館」、「中国明清家具館」など見所多数です。

他に1階南口付近のミュージアムショップは多数の美術レプリカが販売されています。

 

おいらは、人型、動物型の古代美術品が好きで、1階の展示室に入った瞬間、涙ぐんでしまうほど感激しました。

(歳くってくると一般的に涙もろくなるらしい)

 

他に感激したのは、入場無料、写真撮影可、多くの展示品がガラス張りでなく展示、混雑具合がちょうどいい。などなど。

祖先が創り上げた文化財を次の世代に昇華させるべく、広く一般に公開するなどという信念が感じられる。

こういうことの積み重ねが良い結果を生むことになるんだろうと思ったりした。

 

 

以前の台湾の故宮博物院の時の記憶から、上海博物館はあまり期待はしていなかったが、1日いても飽きないと思わせるほど、すごく良かった。

 

欠点?は、あまりに多くの文化財があり、さまよい歩いた結果、記憶にとどめることができないんだよね。

これは個人的な見解。 (歳くってくると一般的に記憶力が衰退してくる)

 

 

 

   


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中国三大博物館の一つだという
 
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博物館の外観は最上部が円盤で、下部が鼎(かなえ)の形状を模している。
さらに、半円形の取っ手のような構造物が最上部に設置されている。
このような外観は、天円地方という古代中国の世界観、宇宙観を示しているという。
 
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手荷物検査が終わって博物館内に入ると
大きな吹き抜けのホールを中心に展示室が囲む
 
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鼎(かなえ)
 
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巌を心を込めて成形することで
信仰の対象になる
現代でもそれは変わらない
心安らかにさせる
 
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中国少数民族の民族衣装
 
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テーマごとに区切られている展示室の一つ
 
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青花唐草文壺
 
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唐三彩
 
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景徳鎮窯だと思ったが、製陶の現場を再現したもの


しばらく、同じシリーズ「中国 上海・蘇州・無錫・千灯 4日間の旅」で続けます。









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コメント 2

mimimomo

おはようございます^^
どこの有名な博物館でもそうですが、ものが沢山あり過ぎますよね(><;
ほんと、疲れるんです^^
この唐三彩はとても新しい感じですね~台湾の故宮博物館のは色あせた雰囲気でしたよね。
by mimimomo (2016-05-04 07:10) 

DANKAI_Gen

mimimomo さま
いつもありがとうございます。
おっしゃる通り見て記憶に留めるには多すぎだと思います。

唐三彩のあの組み合わせはどこから来るのか、非常に美しい越妙な配色であると思ったりしています。

唐三彩がもてはやされて沢山作られた時代はそれほど長い時ではないと思いますので、ほとんど同じ時代のものだと思います。どちらもはっきりした記憶がないので、あやふやですが。

ところで、記憶にはいろいろあって、中でも色の記憶ってすごいと思っていました。色はほとんどが相対的であったりしますが、色彩などを職業にしている人は、例えば絶対音感みたいな才能があるのか、あまり大きくぶれないようです。
by DANKAI_Gen (2016-05-04 22:25) 

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