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江の島を歩く その2 [歴史散歩]





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奥津宮

江の島を歩く その2

 

 前記事に続いて江の島の旅。
遠くからでも江の島の中央あたりにそびえている江の島展望灯台までくると、上り坂も一段落。
現金なもので登りがなければ、軽快な足取りで奥津宮<御祭神:田紀理比賣命(たぎりひめのみこと)>から。
記事の作成にあたり、調べていくうち初めてわかったことが、江島神社は奥津宮も含め辺津宮、中津宮、そして岩屋の全てが江島神社だったこと。
これだから、江戸期から有名なところだったと納得。
この奥津宮は建築資材を運び入れるのも大変だったと思うが、歴史を感じる立派な佇まいでとても良かった。
階段、坂道から解放されて気がほころんだのかもしれないが。
続いて足を進めることにして、江戸の火消し「も組」が寄贈したという、変わった風情の鳥居をくぐると、急な下りの石段が待ち受けていた。
一気に海岸線近くまで降下する。
行きは良いけど、帰りの登りが怖い。
稚児の淵、そして前回の訪問では訪れなかった江の島岩屋へ。
きつい石段を休みやすみ、ハアハアしながら登るが帽子のツバで登りきったところがなかなか視界に入ってこない。
先が見えないところが辛い。
とは言っても、終わりのない旅はないのでと思うしかない。
ここを登れば、あとは概ね下り坂。ゆっくり景色を楽しみながら行きましょう。

 

  


 

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奥津宮の源頼朝により奉納された石鳥居

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拝殿

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拝殿から社殿をみる

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拝殿の天井には、江戸期の絵師・酒井抱一による絵。
どこから見ても見る人を睨んでいるように見えるという「八方睨みの亀」が有名

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も組奉納の石鳥居
全体に細かいレリーフが入って凝った作りだ

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「も」の彫りが見える

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急な下りの石段

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稚児ケ淵と思われる磯場
建長寺の修行僧自休(じきゅう)が、江の島の百か日参詣の帰り、相承寺の稚児白菊と恋に落ちたが、実らず
ついに白菊は断崖から身を投じ、自休もあとを追ったという悲話が伝わる

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岩屋へ続く歩道

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岩屋の内部は照明があるとしても薄暗い

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岩屋の内部から海を望む場所からの景色

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亀石

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帰路途中にあった杉山検校の墓

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江の島弁天橋を渡って江の島を振り返ると
逆光で輝いて見えた

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片瀬江ノ島駅に着くと待ってましたかのように
相模大野行き電車が待ってくれていた
疲れたけど満足感がある旅だった




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コメント 2

mimimomo

おはようございます^^
源頼朝だとか、江戸の火消しだとか・・・歴史が息づいていますね。
やはり一度はゆっくり見物しなければ^^
亀石が、これはそっくり。説明が無くても見れば「亀石!」って言いそうな「そっくり」さんですね^^
by mimimomo (2018-12-23 06:38) 

DANKAI_Gen

mimimomo さま
おはようございます。
いつもありがとうございます。
年末だというのに、いつもと変わらずのんびり過ごしているので、ブログの更新が滞っています。これも習慣にしないといけませんね。
観光地にはない、江の島に出会ったようで新鮮な印象を受けました。
また、思い出したら行きたいところの一つです。
by DANKAI_Gen (2018-12-23 08:12) 

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