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6月の加曽利貝塚 [加曽利貝塚]

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6月の加曽利貝塚

 

 梅雨らしいシトシト雨とどんより重苦しい灰色の空、じっとり肌に巻きつくような湿気、それに肌寒いような容器。
今年はそんな梅雨がパスされたようだ。
この記事を書いている今日、関東甲信地方で梅雨明けされたようだと報じられていた。
6月中に梅雨明けというのは過去にないことらしい。
水事情が懸念される。
時計やカレンダーを持たない、植物や昆虫、動物は混乱しているかもしれない。
先日は土器づくり同好会の月一の共同作業日に薪割りをしていたら、大きな切り株の中から、羽化したてだろうかタマムシが出てきた。
例年、7月末から8月くらいにたくさん出てくるが、今年は早いかもしれない。
昨日は、確かにニイニイゼミが鳴いていた。
と言っても、おいらは耳鳴りのためにいつも、どこでも蝉の声が聞こえる。
そんな急激に変化した6月の様子をとりまとめて見たい。
そういえば、明日6月30日は一年の後半の切り返し点、名越の大祓えがある日だな。
 

 

  


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千葉公園 ハス池は満開 [散歩]

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千葉公園 ハス池は満開

 

 6月13日から毎週水曜日、3回にわたって「縄文時代研究講座」が千葉市生涯学習センターで実施される。
加曽利貝塚博物館の研究成果を一般に発表する場であるらしい。
難しいことも多いが、歴史を知る喜びも大きい。
ところで、先月に土器づくり同好会の作品展を開催していた生涯学習センターのアトリウムガーデンで、大賀ハスの特別展示が行われていたので、学習センターから徒歩10分足らずの場所にある千葉公園のハス池を見にいった。
13日はちょうどその日からハス池の常時開放が実施されていた。
週末の土日には「大賀ハスまつり」が開催予定できっと賑わうことだろう。
当日はもちろんゆっくりと大きなハスの花を堪能できた。
1週間あとの20日は雨模様の天候だった。雨に打たれた花は見たことないと思って講座が終わってから寄って見た。
雨でもカメラを構える人が結構いる。
物好きだなと思ったけど、考えたらおいらもその一人だったんだ。
20日の講座は「縄文海進」で、どの時代に海岸線がどこまで来ていたか。なぜ、海面の上下が発生するかなど興味深く聞くことができた。
そんな中で粒土分析から検見川の泥炭層から発見された丸木舟と大賀博士がのちに発芽に成功する3粒のハスの実に話が及んだ。
近いところでつながっているんだな。
 

 

  


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西麻布に(2) [散歩]

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西麻布に(2)

 

 西麻布の散策をメインに出かけた。
と言ってたものの、すでに愛宕神社へ来た時点で西麻布ではない。
愛宕神社と同じく愛宕山山頂に位置するNHK放送博物館は1925(大正14)年7月にこの地からラジオ本放送が始まり、愛宕山が放送のふるさとと呼ばれているそうだ。
そんな歴史的なところにNHK放送博物館がある。
おいらの記憶では、ラジオが家庭内の放送受信機だった。
ラジオ子ども向け番組のヤン坊ニン坊トン坊や赤胴鈴之助なんかを思い出す。
当たり前だが、映像を伴わないので、しっかりした記憶ではない。
当時のラジオって放送局切り替えはダイヤルスケールを見て、バリコンのダイヤルを回すことが求められるので、小学生低学年のおいらは面倒で、それより外で飛び回っている方がよかったのか、熱狂的はファンではなかったのかも知れない。
小学校の4年生か5年生になった頃、我が家にテレビジョンってものがやって来た。
最初に移った映像は大相撲の中継映像だった。
映像が提供されると記憶も鮮明になってくる。
それに反して、番組名などが怪しくなってくる。
今のように休みなく放送されることはなく、昼から夕方はテレビ放送はなくて、砂嵐状態だ。
それでも見過ぎて、頭がガンガンしてこともあったっけ。
今より集中して見ていたんだろうか。
ってことで懐かしい話題は尽きない。
ここNHK放送博物館にはそんな思い出提供のアイテムが盛りだくさん。
でも、すべて撮影OKでないのが残念。
 

 

  


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西麻布に [散歩]

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西麻布に

 

 西麻布あたりを散策しないかって、誘われてそれってどこって感じだが行ってきた。
例によって3人のおじさん。
客観的に外見は爺さんだけれど、少なくてもおいらはおじさんにこだわりたい。
次のステップがあるか、ないかは大きな違いだ。
最近、土器の関係で忙しくしていたし、運動不足だし、運動不足解消にはいいかも。
西麻布って聞くけど、何があってそこへ行くってことでもないし、どの辺にあるのかさえ分からない。
銀座や日本橋のように商業地区でもなさそうだし。
行ってみてびっくりしたのは、超高級住宅地だった。個人的感想だけどね。
億ションって名詞は知ってはいたけど、実際それがどんなモンか外観からでは分からない。しかし、これがそうかもって、それらしき建物が多数。
道路を行き来する自動車も、この辺りの千葉の道をチョロチョロ行き交うものとは違う。
この二つの要素で、街の景観が全然違って見える。これもまた個人的感想。
隣の六本木でもないし、銀座でも日本橋でもない。独特のカラーがある。
しかもそれは人間的とも感じられる。
歩いているだけで、心が癒されるかのようだ。
大使館が多いせいか、外国人的な人の往来も多い。
決して観光客ではない、生活感がある。
そんな自然さがいい。
ぶらぶら、キョロキョロしながら、続いて愛宕神社へ移動。
ここで有名なのは、出世の石段だそうだ。
目の前に立ちふさがるかのような急勾配の石段。
見ただけで拒絶したくなりそうだ。
昼食の時間も過ぎて空腹感も重なり、散々歩いてきたので手すりの助けなしには上れないし、踊り場がなかったのに何回かの息継ぎしないといけなかった。
こんな時、自分が爺さんだと否応無しに認識させられる。
ちょっとキツイけれど、普段運動らしい運動していないツケが回ってきたと思うことにしようなね。
愛宕神社 出世の石段
寛永11年三代将軍家光公の御前にて、四国丸亀藩の曲垣平九郎盛澄が騎馬にて正面男坂(86段)を駈け上がり、お社に国家安寧の祈願をし、その後境内に咲き誇る源平の梅を手折り将軍に献上したことから日本一の馬術の名人として名を馳せ「出世の石段」の名も全国に広まった。
この旅はもう少し続きます。

 

 

  


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