SSブログ

千葉城鉄砲隊による火縄銃演武のダイナミックサウンド [観光情報]

火縄銃2018-00.jpg

千葉城鉄砲隊による火縄銃演武のダイナミックサウンド

 

 おいらのように耳が遠くなりつつあるような者でも、発砲時の爆発音は身がすくむような大きな音がする。
引き金を引くー>火種となている火縄を挟み込んだ 火挟みがバネによって降りるー>火皿の点火用の黒色火薬が発火ー>銃口からこめた黒色火薬が銃筒内で発火、爆発するー>銃口から黒色火薬とともにこめた鉛の弾を押し出す(当日は空砲なので、玉の代わりに紙を丸めたものを使用)。ってことで、写真としては銃口から火炎が吹き出る画面が欲しいけど、その時に大きな爆発音がするので、慣れないとびっくりして被写体をフレームを外しかねない。
また、問題回避のために便利な連写を設定しても、その瞬間を捉えるとは限らない。
てな「火縄銃演武」が千葉市立郷土博物館の前広場で行われた。
黒色火薬は最近の爆薬に比べて燃焼速度が遅いとの説明があった。
そのため、爆発音は低域周波数をより多く含む。
さらに、いっぺんに燃焼しないとすると発射エネルギーは小さくなり、より多くの火薬が必要になるのかも知れない。
さらにさらに、玉が鉛であるとは言え、当時のものは球体をしているので、玉の破壊力は小さかった。
そのためか、玉の口径を大きくしていくこともあった。
現代の銃の口径は知らないが、火縄銃で恐ろしく大きな口径のものもあった。
この大砲と言っていいような口径の大きな重い火縄銃を右手は引き金に添え、左手で銃を固定し照準を決める。さらに火蓋を切るなどの使命を追っているので、大口径の重い銃ではとても保持できない。
このため、火蓋に紐をつけて構えらがらも火蓋を開けられる工夫をしていたようだ。
これらの火縄銃は新造したものではなく、武器として使用されたであろう当時の銃だという。

爆音に慣れてきた頃に演武が終わった。
 

 

  


続きを読む


nice!(28)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感