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ヨコハマで2つの博物館(1) [博物館]

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ヨコハマで2つの博物館(1)


 おいらにとって、ラーメンにはいい印象がない。
商売をしていた(ラーメン屋じゃないけど)両親を見て育ったおいらは、食事の途中、話の途中でも来店があれば店に出て対応する。忙しい時期は食事の支度もままならないから店屋物を食べる。
近くの叔父の家はサラリーマン。。。ゆったりした誰にも拘束されない家庭内の時間がそこにあった。

店屋物の代表は向かいの中華料理の店(大陸だったかな)のラーメン。
その当時、ラーメンが嫌いというより、せわしない時間と寂しい食事が嫌いだったのかもしれない。
それを食べると頭痛がしてくるのが常だった。

その後、画期的大発明 即席麺チキンラーメンが発売された。
記憶は曖昧だけど、一袋17円だったような気がする。
これは美味かった。

ラーメンが市民権を得て、地域ごとの特徴を持ったブランドラーメンが出てきた。荻窪ラーメンなどを並んで食べたこともあったっけ。
店のガラス戸が開いていて、食べ終わりそうな人の後ろに並んで待つっていうのがルールみたいだった。食べているときに後ろに人の気配を感じると落ち着かない。
美味さは後ろに人が来るまでの一瞬の時だけだ。

香港国際空港から中国の蛇口へ向かう高速フェリーが出港するや否や、乗務員の女性が大きなやかんを持って座席を廻っているのを見た。
やがて、あの即席麺のスープの香りが船内に充満した。
ラーメンをすすっている人の多くは中国人か韓国人かな。
即席麺は世界的なすごい発明だ。食文化を変えるまでのパワーを持っている。


というようなことでラーメンとの関わりは色々あったが、今でも大好きっていう対象ではない。

そう言いながら、新横浜駅でいつもの3人おじさん組でひとつめの博物館「ラーメン博物館」へ出かけてきた。
有名な美味しいラーメン店があることと、昭和中期の街並みが再現されている。
面白そうじゃん。



  


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タグ:博物館
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