美術館・動物園そしてお花見 [美術館]
美術館・動物園そしてお花見
前回もムンク展で有名な「叫び」を頭越しにちらっと鑑賞?させてもらった。
この日、3月の第3水曜日は、「奇想の系譜展」。
行列に多くの時間を割いて、いよいよ入館。一番に現れしは、超有名な伊藤若冲。
絵師ごとに作品を展示してあるので、若冲が2番目以降の展示だと、混雑も緩和されるんじゃないのってくらいの人だかり。
毎回見て思うのは、昔の人の美に対する執着と技術はすごいこと。
筆の動きや勢いがすごい。
大満足で、美術館を後にして動物園の前を通り過ぎようとした時、上野動物園の無料開放日っていうのが見えた。(こちらの無料開放日は第3水曜日ではなく、1年に1日この日だけ)
こちらは、並ぶことなく入園できた。
ここもありがたくあれこれ(動物以外)見せてもらって、次は花見。
上野恩賜公園の桜 ソメイヨシノは、ほとんど開花していない。
それ以外の早咲き種は綺麗に咲き誇って、ソメイヨシノの開花前の人気を独り占めしていた。
暖かいをちょっと通り越したような気温だったこの日は、ソメイヨシノの木の下で花見ではなく、つぼみを愛でる人がシートを広げてちょっと早いつぼみ見を楽しんでいた。
1日でたくさん楽しめたとてもよい日でした。
今日、この記事を書いている日は寒いほどの気温で危険な外にでることもなく、ウトウトしています。
山陽メディア フラワーミュージアム [美術館]
かつては花の美術館って名だったような記憶があったが、いつの日か名が変わったようだ。命名権を千葉市が公募したものだと思う。
この山陽メディア フラワーミュージアムが開館20周年の記念企画の一環で3月31日までの間、入館料が無料だそうだ。(65歳を超える者は無料なので、おいらはもちろん対象者でいつでも無料)
20年の間、存在は知っていたが、一度も訪れたことのなかったが、この機会に行ってみようと出かけて見た。
植物に囲まれた環境でゆっくりと過ごすのも中かな心地よいではないか。
近場にいいところ見っけと思った。
ところでこの周りの公園には猫がいっぱい。
あちこちに餌やるなって書いてある。
ノーラの猫も生き生きと生活しているようだった。
*うちでは家庭内で飼われていない猫たちを野良でなく「ノーラ」って呼んでいた。
東京国立近代美術館へ久しぶりに行く [美術館]
以前にも行ったことがあった、東京国立近代美術館の工芸館。 前回はこの建物が「重要文化財(建造物)旧近衛師団司令部庁舎」ということで出かけたので、工芸館がこの建物内にあるという認識がなかった。
前回も建物内部を見たので、美術展示品も見たんだろうが記憶がない。
弁解しておくと、建物と展示品のどちらかというと前者に重きを置いていたのでってことにしておきたい。
今回はもちろん「近代工芸と茶の湯Ⅱ」展示会が目的。
たまには美術工芸品を心ゆくまで鑑賞して、それでなくても心が乾燥気味の昨今、潤いを与えないとね。
最終日の2月19日に出かけてきた。
出かけるというといつもの3人のおじさん組みになるが、竹橋付近のランチ情報が不案内なので、東京駅改札で待ち合わせ場所に決めた。
地下街のラーメンストリートの「塩ラーメン専門 ひるがお」ってところで昼食。
どこも行列ができていて、比較的行列の長さが短かった。
最近は店舗の従業員は中国人を代表とする海外の人を多く見かけるようになった。
この店も外国人らしき人を見かけたが、友の一人はメキシコ系の人だと言っていた。
確かにそう言われれば。。
それにしても日本語うまいね。あっ、ラーメンも。
少しは腹ごなしになるんだろうか、ここから竹橋の美術館まで、皇居内を通らせていただいてゆっくりと春の日を浴びながらだらだらと。
おいらはお茶などという高尚な趣味は持ち合わせがないが、素晴らしいと思える逸品も数多くあって、とても良かった。
ゆっくりと流れる時間の中でお茶のある生活ができたらと思ったりもするが無理だろうなぁ。
帰り道も皇居内の花を愛でながら、とても素晴らしい半日を過ごせました。
まぁ、この辺がいいところなんだろうな。
中国 上海・蘇州・無錫・千灯 4日間の旅(10) [美術館]
このツアーでは上海周辺の各地の観光スポットを巡ってきたが、いきなりアーティスティックになって「上海博物館」の美術品鑑賞。
これまで、ツアーで台湾での故宮博物院を見たけれど、その時は時間が少なくて、「単に行った」って程度で鑑賞したというレベルにはなかったような。
今回は微妙な、1時間と20分。
入館時に手荷物検査があるので、かなりの人数が並んでいる。
急ぐんですけどね。
と言っても、おとなしく並んで入館。
1階に大きなホールがあり、4階まで吹き抜けになっています。
ホールを囲んで外側には、テーマごとに区切られた展示室があります。
1階は「中国古代青銅館」、「中国古代彫刻館」が並びます。
2階は「中国古代陶磁器館」
3階は「中国歴史絵画館」、「中国歴史書法館」、「中国歴史印章館」
4階は「中国少数民族工芸館」、「中国古代玉器館」、「中国歴史貨幣館」、「中国明清家具館」など見所多数です。
他に1階南口付近のミュージアムショップは多数の美術レプリカが販売されています。
おいらは、人型、動物型の古代美術品が好きで、1階の展示室に入った瞬間、涙ぐんでしまうほど感激しました。
(歳くってくると一般的に涙もろくなるらしい)
他に感激したのは、入場無料、写真撮影可、多くの展示品がガラス張りでなく展示、混雑具合がちょうどいい。などなど。
祖先が創り上げた文化財を次の世代に昇華させるべく、広く一般に公開するなどという信念が感じられる。
こういうことの積み重ねが良い結果を生むことになるんだろうと思ったりした。
以前の台湾の故宮博物院の時の記憶から、上海博物館はあまり期待はしていなかったが、1日いても飽きないと思わせるほど、すごく良かった。
欠点?は、あまりに多くの文化財があり、さまよい歩いた結果、記憶にとどめることができないんだよね。
これは個人的な見解。 (歳くってくると一般的に記憶力が衰退してくる)