山陽メディアフラワーミュージアムのローズ [イベント]
普段はローズなんぞの高貴な花にはとんと縁がなく、どっちかっていうとロース肉の方が馴染みがある。
ところが、前回、千葉市美浜区のこのミュージアムの植物たちにお会いしてからというもの、動かない植物もなかなかいいもんじゃないかって思いだした。
もちろん歳のせいも大いに影響しているんだろうが。
あの時(2月末)にはローズなんぞ咲いていなかったが、ローズガーデンがあるんだと知ったので、いつ咲くんだろうかと気にしていたところ、5月23日〜6月4日までの期間に「Rose Fair」を開催するということで、出かけてみた。
オフィシャルサイトのご案内には次のように書かれていた。
<イングリッシュローズを中心に、クラシカルなバラと草花のハーモニーが美しい「バラの小径(こみち)」、芸術家の名を冠したバラを集めた「バラの美術館」、色別に集めた「バラの海」などテーマに合わせて植栽したバラと共に宿根草などがたくさん咲いています。
またアトリウム内では、緑の中のウエディングをテーマにした“ジューンブライドガーデン”を展開しています。白を基調とした美しい花々がいっぱいのガーデンを是非ご鑑賞ください。>
ゴージャスな薔薇を見せていただいて、ベンチに掛けてロイヤルミルクティーとシフォンケーキなどいただいたら最高かなって思った。どうしても花より団子になってしまうなぁ。
写真は薔薇の品種はわからないので、色別にしてみました。
薔薇以外にも興味深い花があったので、これも羅列いたします。
視察船「新東京丸」乗船 そして東京湾視察 [イベント]
このところ、東京都にまつわる話題に事欠かない。
東京オリンピック、豊洲・築地市場、都議選など、それに加えて前知事が新聞のインタビューに応えた記事が掲載され、その知事時代にイタリアのメーカーに発注したという超豪華クルーザーなどなど。
先月だったか、テレビでこのニュースが取り上げられた。
その番組によると、そもそもは現在の視察船 「新東京丸」の老朽化から新造船をということだったようだ。
来るべき東京オリンピックに向けて、羽田に降り立った訪日のVIPを豪華クルーザーに招待し、東京湾を航行して浜離宮に乗り付けて、庭園内に建設する迎賓館(『延遼館(えんりょうかん)』を復元し、歴史的文化遺産を次世代に継承するとともに国内外から訪れる人をおもてなしする迎賓施設としても活用)に招待。
それこそ「お・も・て・な・し」といいう構想だったようだ。
そのニュースの中で、老朽化しつつある新東京丸と、その新東京丸で東京湾を視察名目で無料で一般に解放していることを知った。
無料というとじっとしていられない。
ネットで空きを確認して申し込みました。<「視察船 新東京丸」利用案内>
念のために申し上げると、視察といっても双眼鏡や地図を持参して怪しい行動をするわけではありません。
船内では担当の方から、それぞれの地点で解説を聞きながらガッテンと納得することになります。
いつものおじさん3人組は浜松町駅に降り立って、歩道橋で山手線、京浜東北線の線路をまたいで竹芝桟橋方向へ向かう。
歩道橋から下に「旧芝離宮 恩賜庭園」の緑が目に飛び込む。
帰りに寄ろうかってことになったが、今日の行程は竹芝桟橋出航で青海帰港なんだよね。
指定集合場所の竹芝小型船ターミナルへ。
いよいよ出船かって時間になって、本日は強風のため、「青海へ船がつけられない可能性があります。出てみないとわからない」、時間をおいて「波が高いのでコースを変更します。中央防波堤の外に出ないコースに変更します」っていうことになった。
出航すると確かに波が荒くて、窓にしぶきがかる。
海から眺める発展する東京臨海部を見るとあらためて凄さを感じる。
コースは短縮されてしまったが、おまけとして東京消防庁「水の消防ページェント」の放水の練習を遠くから眺められたので良しとしましょうかね。
青海には入れなかったので竹芝に帰ってこれた。
これによって、旧芝離宮恩賜庭園へ行けることになった。
周りを高層のビルに囲まれたせいなのか、風も弱くゆったりとした時間を楽しんだ。
縄文土器作品展 於)千葉市立生涯学習センターアトリウムガーデン [イベント]
「加曽利貝塚土器づくり同好会」の一大イベントである「作品展」。
昨年から色々準備してきたが、いよいよ今月24日から開催される。
展示物は主に、発掘された縄文土器の写真、レプリカ、本物を参照してサンプルとなる縄文土器の制作過程や技術などを想像しながら試行錯誤して、同好会会員がサンプルに忠実に作成したものだ。
と言うことで、単に形態だけを再現するのとは違うってことだ。
と言っても知識や技量は各々違うので、同じサンプルから作られたものでも微妙に異なる。
ご興味のある方は是非に来館いただければ幸いです。
第39回
縄文土器作品展
会期:2017年1月24日(火)〜2月9日(木)
会場:千葉市生涯学習センター アトリウムガーデン(地図は生涯学習センターにリンクを貼ります)
時間:午前9時〜午後9時(最終日午後3時まで)
最寄駅はJR千葉駅または千葉モノレール 千葉公園口駅
・JR千葉駅「中央改札」を降りて、「千葉公園口」から徒歩8分
・千葉モノレール「千葉公園駅」から徒歩5分
話は変わりますが、先日「土器づくり同好会の新年会」がありました。
今冬一番の冷え込みになると予報があった日です。
会場は昨年と同じ居酒屋チエーン店です。
少し早めに出かけて、千葉駅周辺でイルミネーションが見られると言うことで、ぶらついてきました。
普段は車で走り抜ける道路をゆっくり歩いて見て新鮮でした。
新年会?普段お会いしたり話したりしない方と交流がはかれて、それは良かったですが、それも途中まで。
飲み放題ってことでついつい飲みすぎました。
大晦日の活動記録 [イベント]
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいします。
年末だって、正月だって、およそ普段と変わらないひたすら流されるだけの生活をおくっているおいらにも、時々は生活の節目が欲しいと思うことがある。
幸いなことに旧友からのお誘いがあって大晦日にお出かけしてきた。
年末らしく、<先行きも短いのに悪あがきそのものって感が拭えないが>長命のゲンを担いでお蕎麦をいただくことになった。
東京練馬の蕎麦屋さん。
前記事の石神井公園駅も馴染み深い場所だったが、練馬駅も母方の実家のあった地で、よく行ったもんだ。
どうも西武池袋線が高架になったのを機に、昔の面影を一掃して近代的街に変貌したので、懐かしさを感じ取ることは練馬という地名以外にはあまりない。
駅前の古い建屋の日通も線路の北側のカネボウの広大な工場もありません。
日通の荷下ろしのための小さな引き込み線ももちろんありません。
豊島園に抜ける細い道路にあったエロ映画館もありません。
ちょっと離れた場所だけど、田中屋もありません。
練馬で蕎麦屋さんというと田中屋しかイメージできないが、この蕎麦屋さんには屋号を探すのに苦労した。
店舗前にも暖簾にも、店内にも、どこをみてもこの店の名が出ていない。
マンションの1階で店舗を構えるこの店の名は「176(いちななろく)」。
何と、所在住所の丁目、番地なんだという。何と飾り気も気負いもない。
開店は11時半からなのか11時過ぎについた時はたくさんのお客さんが行列していた。
店内に入ると古民家の古材を使用しいて、美味しい蕎麦をいただく雰囲気を醸している。
食べ終えて、ご自宅に戻ってビデオの編集とDVDの作成。
ところで先日だったか、テレビで「東京で見られるダイアモンド富士」っていうのをやっていた。
見ることだできるという中にむかし懐かしい「笹目橋」っていうのがあった。
笹目橋は東京オリンピック(1964年)でボート競技が戸田で行われることを受けて、目白通りから戸田まで、通称オリンピック道路っていうのができた。
この通りが荒川をまたぐ橋が笹目橋。
オリンピック道路の笹目通りは今でこそ交通量が多い狭い道だが、できた当時は「こんなまっすぐで広い道造っちゃって」って思ったもんだ。
バイクをぶっ飛ばすにはとても良かった。
話が逸れまくっているが、その笹目橋かその近辺からのぞむ富士が今頃の時期ダイアモンド富士になるという。
その友も同じ番組を見たということで、大晦日の今日、見に行こうじゃないのって。
様子がわからないので、ちょっと早めに笹目橋へ向かった。
笹目橋を渡って荒川の左岸(北側)の土手に登ると何人かそれらしくもあり、そうでなさそうでもある何人かを確認した。
皆、大晦日だっていうのにお日様の位置を気にしているってすごいなって、まるで他人事のよう。
やがて、そろそろその時間帯になってくると結構、それだっていう人がどこからともなく現れた。
いくら夕日だとは言え、肉眼で見ていると目の機能障害を起こしそう。
お日様は富士山頂に11時くらいの方向から徐々に近づき、山頂に沈んでいく(16:25ころ)、やがて富士の山容がシルエットに浮かび上がりお日様は富士山に隠れて姿を消す。
東京と埼玉県の県境あたりからの富士は小さくても、その威厳は衰えることもなく神々しい。
日が沈むと急に温度が低くなってきた。
いま沈んで行ったお日様は、明日の早朝には「初日の出」となって、また大いに神々しさを放射するんだろう。
見習わなきゃいけないね。こういうの。
石神井公園駅前で待ち合わせ [イベント]
むかしの仲間たちが集まって懐かしい話で花を咲かせる忘年会を開催してくださるという人からのお誘いを受けて、ありがたくご自宅までお伺いさせていただいた。
練馬区内のご自宅まで最寄駅の西武池袋線の石神井公園駅で、これまた懐かしい友の車でピックアップしていただくために待ち合わせ。
石神井公園駅からさらに反池袋方面に行った駅の近くに住んでいたので、身近な石神井公園駅は、小学生の頃は電車通学していたため(私立小学校なんて高貴なモンじゃなくて、団塊の世代は児童数が多すぎて越境入学している子がたくさんいたんだ。おいらはその一人ってこと)、石神井公園の駅前にあったたくあん工場(練馬はたくあんの材料の練馬大根の生産地)の独特の匂いや、線路を挟んで反対側にあった大きな石屋さんなどを覚えている。
小学校卒業後も最初は自転車で、次にバイクで通りかかった常に身近な存在だった。
遊びの場所でも三宝寺池の飲めそうなくらいの清く透き通った水や水鳥を見たり、ボート池ではセル瓶?でタナゴを採ったり、防空壕の中を探検したりと、子供にとって一級の遊び場を提供してもらっていた。
現在の石神井公園駅は西武池袋線が高架になったため、あの頃の駅前の雰囲気がなくなってしまった。
時間が早かったので、駅から公園までの商店街から懐かしいむかしを探したが、見つけることだできない。
考えてみたら、50年くらい前の街並みが残っているわけないよね。
坂を下る前にあったパチンコ屋を唯一見つけることができた。街中で偶然名も忘れちゃった友に偶然あったみたいな感覚だ。
駅前に戻ると見事に黄葉したイチョウの大木が目に入った。
近寄ってみると、根元に「石神井火車站之碑」なるものがあった。
昔からあったんだろうか。
帰ってから撮った写真を見てみると作られたのは、平成27年1月となっていた。
鉄道が高架になって駅が新造されてから作られたのかもしれない。
知らないはずだ。
待ち合わせの約束をした友とも無事に遭遇して忘年会へ。
楽しいむかし話やお料理で、あっと言う間にお開き。
楽しくて写真を撮るのをすっかり忘れていました。
みなさまありがとうございました。
AUTOMOBILE COUNCIL 2016 感激した!! [イベント]
おいらが経験的に自動車のスタイリングに求めたい内容は単純だ。
それは、「空気と喧嘩しない。空気のような存在」ということ。
その理想に近いのはバイク(自動車じゃないけど)。空冷バイクは空気をうまく利用しているし、その冷却対象のエンジンも機能的なものも含めていいところにレイアウトされている。
カーブするときに車体を傾けるのは、空気とは直接関係ないが重力と遠心力をバランスさせるためのもの。
乗っていると感じる空気の圧力は速度が増すごとに相当なもので、ライダーの姿勢などを含めて空気の流れに逆らわない工夫がいる。
この発想から、先の自動車のスタイリングに求める内容がきているんだろう。
だから最近の自動車のスタイリングには馴染めない。
素材の加工への性能が向上し、加工技術もアップした。
スタイリングにかかる制限要素は昔に比べると劇的に縮小しているんだろう。
最近のトレンドは、空気と喧嘩するような刺激的で挑戦的なスタイリングがトレンドなのか。
それでも全体がまとまっていればいい。
国産車の多くは、デザインエレメントの加工サンプルケースのようだ。
ある時、友人の一人から「あの名車」と出会う、一大イベント(AUTOMOBILE COUNCIL 2016)っていうのがあるよって、連絡があった。(2016年8月5日〜7日 幕張メッセ)
自動車にとって良き時代の名車を見てみたいと思って、おじさん3人組で出かけてみた。
会場の幕張メッセからモーターショーがなくなってどのくらい経ったんだろうか。
幕張メッセでのモーターショーは一回も行ったこともなかったし、逆にショーの期間中に皮肉ともとれる、車の渋滞で迷惑していたんだ。
行かなかった理由、見るだけの価値を見出せなかったのかも。
あの名車があるということで、見に行きたいと思ったのは何故なんだろうか。
おじさんの懐古趣味だけでもないと思うけど。
イボキサゴ採取会 木更津 [イベント]
加曽利貝塚土器作り同好会では、時々のイベント時に土器を使用して縄文スープを作って、訪れて人々に振る舞う。
縄文スープは魚介類、野菜などの食材を購入して使用するが、魚介類の一つ「イボキサゴ」は毎年一回6月頃に木更津の盤洲干潟(ばんずひがた)で採取し冷凍保存しているものを使用する。
もちろん、「加曽利貝塚博物館友の会」から地元漁協などのご了解をいただいたイベントである。
イボキサゴ採取会の資料を見ると第3回とある。
「イボキサゴ」っていう貝は、この加曽利貝塚の貝層からもたくさん確認されているナガラミをより小さくしたような巻貝。
ということで、縄文時代この地では食材として大量に消費していたと考えられる。
現在は商用の食材としては流通していないらしく、その存在は広く知られていない。
主催は「加曽利貝塚博物館友の会」
現地集合、現地解散。
この日、6月4日は潮見表で見ると「大潮」、干潮が10時ごろとある。天気は晴天なれど風強し。
まさに潮干狩り日和ってところだ。(風さえなければ完璧なんだけどね)
集合場所は、今や知らない人がいないくらい有名になった「竜宮城スパホテル三日月」前の無料の駐車場。
言わずと知れた東京都知事が正月に家族を連れて訪れ宿泊したというホテル。
全室オーシャンビューであろうか、周りには最近でこそアウトレットなどができたが、静かで良いところだ。
いまは、潮干狩りのシーズンで訪れてくる客も多い(金田海岸潮干狩り場)
9時に集合して準備を整えて、9時半頃採取場所に向けて出発。50人ほどの団体だ。
細いが舗装されている農道というほどの道を歩く。
やがて、右に曲がると「東京電力のLNG設備建物」が見えて来る。
この先に盤洲への入り口がある。
このゲートを抜けると砂地のラフな道。(観察路)
両側にアシが生い茂っている。
さらに進みいると、急に視界が開けて浜に出た。(前浜広場)
ここから先は干潟に出て、左側に木更津の工業地帯を見ながら、前方には東京湾を挟んで横浜だろうか、右側にはホテルとその下に多くの潮干狩りをしている人たちがかすかに見える。それに東京湾アクアライン。
人が歩くようにできてはいないし、道もない干潟をひたすら歩き続けると波打ち際に到着した。
ここまで、ちょっと遠かった。
そこに行き着くまでにも潮溜まりには、イボキサゴを容易に見つけることができる。
イボキサゴは浅い砂地にたくさんいる。
まとまっているところをザルなどで砂ごとすくい取って、海水の中でふるって砂をザルの目で洗い流す。
イボキサゴ以外にも異なる種の貝や貝殻、ヤドカリなども入っているので、海に戻す。
(商用食材であるアサリ、ハマグリなどは採れても、海に返すとの約束事があるが。ほとんど採れることはなかった)
イボキサゴはすくい取られる時に貝に身を入れ込む。その時に砂をまき入れるのらしい。
基本的には砂抜きは必要ではないらしいが、網に入れて海水の中に置いておく。
リラックスして貝から身を出すと同時に砂が出てしまうということだ。
あるいは、持ち帰った後で塩を加えた偽海水を作ってそこに放置しておくといいらしい。
1時間ほどで採取を終了して来た道?を帰る。
帰路はイボキサゴのお土産がずっしり重い。
盤洲干潟に入るのも、イボキサゴの採取も初めてのことだったが、貴重で楽しい体験ができた。
SATOYAMAイズム! トークイベント [イベント]
「ネットサーフィン」などという言葉、もう過去のものなのだろうか。
最近聞かなくなった。
ネット情報は入り口を叩くと、次々と際限なく求めれば求めるだけ情報を得ることができる。
そうして、世間が広くなったり、場合によっては狭くなったりするんだろうと思う。
おいらが少年の頃は、情報入手の媒体って言えば、少年週刊誌や雑誌、テレビと友達の口(媒体?)だったりした。
情報への入り口は提供されるが、その先へのルートはとても狭い。
だからって不便でどうしようもなかったっかというとそうでもない。
情報なんて多少脚色されるモンだと思うし、いくらあってももう十分だって言える状態にはならない。
逆を言うと、この状態では情報不足とも言い切れない。
要は捉える人の問題だと言いきれそうだ。
そんな昔話はどうでもよくて、前記事で小湊鉄道・里見駅で紙媒体(チラシ)で出会った情報「里山トロッコ」が運転中断しているとのことを入り口にして、稲毛駅前にある「こみなと稲毛ビル」5F「こみなと稲毛ギャラリー」にて『SATOYAMAイズム!小湊鐵道のアートな楽しみ方』(1/19〜2/14)という企画展示会が開催中であることと、これに対応してのトークイベント(2/6)に開催されることを知った。
稲毛といえば、近場だしよく行ったところの一つだが、「こみなと稲毛ギャラリー」なんて施設があるなんて今の今まで知りませんでした。
ギャラリーは小さい部屋だったのだが、入りきれないほどの入場者で溢れかえっていた。
座席も用意されていたのだが、立ち見の人の方が圧倒的に多く、冬のこの時期でもクーラーを入れているということが不自然に感じないほどの熱気に満ちていた。
トークは小湊鐵道株式會社代表取締役社長 石川晋平「里山トロッコ列車、出発!」と鉄道写真家 中井精也「鉄道写真家から見た里山鉄道」のお二方によるもので、とても興味深いものだった。
まずは社長 石川晋平氏のトークから
小湊鉄道沿線はまさに里山にふさわしい環境であるが、この資源をどう活用するか。
簡単なことではない。
小湊鉄道の一つの解は、「トロッコによって空気、環境(里山)を感じてもらう、味わってもらう」だということだ。
保線要員の移動乗用に仕立ててというバイクを改造したトロッコに社長があるとき乗車し、その里山の景色と線路上を風を感じて走ることの素晴らしさを感じたことから、ひらめいたという。
その延長上に「里山トロッコ」があるようだ。
社長の熱意を込めた説明、信じて疑わない信念は、強いリーダーシップを感じる。
一方、鉄道写真家 中井精也氏のトークは写真もさることながら、その話術が絶妙でおもしい内容だった。
氏の言うには小湊鉄道とその沿線の景色は日本のローカル線だけでなく、海外でも新興国の鉄道も含めても、このような環境はないと言い切っている。
これも身近な当たり前の存在なんで、価値がみえないんだろうか。
楽しいけど重い内容でした。
立春も過ぎたっていうのにクリスマスイルミネーションの話題 [イベント]
早いもので年が明け、立春を迎えたというこの時期に季節に逆行するこんな話題で恐縮です。
まだ、暖かい冬が続いていた時期(昨年)、テレビは盛んに各地のイルミネーションの話題を振りまいていた。
「いちはらクオードの森」は観覧無料のイルミネーションの地でランキング上位を占めていた。
テレビで見てから、どんなもんか見に行きたいと思っていた。
なんといっても無料っていうのが最大の魅力。
それで、混雑を避けるということで、平日の明るい時に到着するように出かけてみた。
いちはらクオードの森 所在地市原市(市原市=どちらから読んでもいちはらし)は、千葉市の隣で近場であると甘く考えると、とんでもない。
市原市って結構広大な地域を包含しているので、思った以上に遠かった。
千葉って山らしい山ってないと認識していたが、山の中っていう感じだった。
そんな地理的条件からか、とても寒い。
田のような場所は氷がはっていた。夕方になっても解けないってこと?
まだ、イルミネーション点灯までは時間がある。
ドラム缶に薪をくべて焚き火が始まると、その場から離れたくなくなる。
無料で提供されるという「足湯」もあるということだが、薪をくべて沸かしているようだが、「入れますよ」っていう掛け声がない。
「そろそろですよ」って声がかかったので、現場に移動。
来場者の代表?が、みんなでカウントダウンに合わせて、スイッチオン。
一斉に点灯した歓声が上がった。見事だった。
撮影した写真にジオタグを埋め込む [イベント]
写真がアートだとしたら、どこでいつ撮ったかの情報はあまり価値がないのかもしれない。
一方で撮った写真が記録という意味合いが強い場合は、いつどこで撮ったのか、どんなカメラで、カメラのセッテングはどうだったなどは記録の一部だと思う。
むかし撮り溜めたネガフィルムを見て残念に思うのは、撮影日と撮影場所を特定できないのと、写っている人の名前がわからないことがあることだ。
特に位置情報は記憶に頼るしかないし、記憶も時間とともに曖昧になってくる。
最近の高機能デジカメやスマホでは、GPS機能を有していて写真を撮ると撮影ポイントの位置情報も記録するものがある。(ジオタグを付加)
かつてのフィルムカメラでは、絞り、シャッタースピード、カメラ、レンズ、撮影時間などの情報が撮影データとして記録できなかった。
もし記録しようとすると撮影のたびにメモをとらないといけなかった。
もう一度同じ場所を訪れて、比較写真など撮りたい(ごく稀に)と思っても、思い出せないと実現できない。
デジタル写真になって撮影と同時に、Exif情報というデータが写真データに埋め込まれる。
これって便利だ。
だけど、撮影ポイント(場所)も入っていると完璧なのに。ってことで幾つかの機種ではGPS機能を持ったものもある。
このような機能を有しない機種ではどうするか。
この実現のためには、スマホとの通信機能を使ってGPS情報を受け取ることで、カメラ側で埋め込みができたり、GPSロガーによって時間軸と移動の軌跡を記録して、撮影後の写真の時間と同期させるものなど、いろいろグッズやソフトが販売されているようだ。
でも、それほどでなくてもいいじゃないかっていうおいらみたいな人もいるんだろう。
GoogleMapを利用して写真にジオタグを埋め込みしてみた。
機材 Apple iMac OS X El Capitan 10.11.3
ブラウザ Safari 9.0.3
写真ビューア 写真.app 1.3
(最近のAppleのアプリの名前は写真、メール、カレンダーなどのようにアプリの名を表しているかわからないことも。ってことで写真(Photo)と写真.appを使い分けます)
さくらの山公園で飛行機三昧 [イベント]
いつまでたっても子供の思考が抜けないのか、クラシカルな蒸気機関車もいいけど、最先端な航空機も魅力がある。
JR成田線で久しぶりの蒸気機関車の再会も嬉しかったが、なんせ1往復なので、蒸気機関車の撮影もリハビリ程度にとどまった。
佐原からの帰路途中に成田空港がある。ここで、飛行機も見物しようかって必然的になるね。
話はちょっと離れるが、テレビで大阪国際空港(伊丹空港)の撮影ポイント(千里川土手)での人生ドキュメンタリーを感動的に見た。
近所のおばちゃんやおじちゃんがそれとなく仕切って、それはそれは、とっても興味深い内容だった。
このポイントは、滑走路端に位置するところでランディング直前の飛行機の真下を見ることができる。
大型機が入ると、見物している人の帽子や置いてある軽いものが飛ばされることがあるという。
名物のおばちゃんは次の到着便を把握して、みんなに注意を促す。
みんな仲間で、一緒に楽しむ。って連帯感がすごい。
そんな美しい環境で飛行機ばかりか人同士の人情などでも癒される。
この番組を見て、行ってみたいと思ったけれど、少々遠い。
それに大阪の人情に馴染めるだろうかって多少の不安と。
いろいろと理由を挙げ連ね、まだ行っていない。
近場の成田空港にもこんな名所があるんだろうか。
いろいろ調べたが、あるにはあるんだが・・・・
残念ながら大阪のあれほど近接して見物できるところはないらしい。
成田空港の計画当初の経緯にも多少関係があるかもしれないな。
それでも、ここが一番かってポイントとして見つかったのが、「さくらの山公園」
「空の駅 さくら館」って施設もあって、桜木もあって至れり尽くせりだ。
久しぶりの蒸気機関車 [イベント]
佐原は祭りで行き慣れたところ。次のイベントを探すうちに「香取市」のHPでこの記事を見つけた。
「佐原駅〜銚子駅間にSLがやってきます!」。
詳報によれば、運転日は2016年1月29日・30日・31日の3日間
これに先立ち、試運転が1月22日、23日、25日、26日、27日を予定
運転区間は
銚子から佐原まで(成田線)1往復
運行時間は写しとってまとめたものを次ページに掲載しました。(間違っていたら御免なさい)
SLは D51 498
おいらは、SLという呼称にはしっくりとこない。やっぱ「蒸気機関車」でしょう。
この名で、あの重厚でエネルギッシュな鉄の塊をイメージできる。
近年、この蒸気機関車を見ようと思うと、死んだ抜け殻(静態保存)か、各地のイベントに行ってみるしかない。
後者は、今のカメラブーム(ガラ携、スマホ、コンデジ、ミラーレス一眼、一眼レフ、それにビデオ)を象徴するかのように、手に手にそれぞれのカメラを持った人々でごった返す。
その昔も同じような光景を思い出してしまうおいらにとっては、こういう場面はちょっと苦手。
昭和四、五十年ごろ、消えゆく蒸気機関車が被写体のトップ?に上り詰めた時も、すごかった。
畑の中を踏み荒らす。
後から来たものがカメラの放列には意も返さず介さず前方に陣取る。(怒鳴りあって喧嘩になる)
線路内または近接した場所にいて、列車が急停止などの運行妨害(結果として)
どうも人間ってカメラ持つと凶暴になるみたい。
こんなことをリアルで見てきたんで、イベントっていうだけで見たいなという意欲がそがれる。
でも、
試運転ってことだし、路線を見ると撮影ポイント(急勾配、カーブ、鉄橋、トンネルなど)少ないので、そうしたお立ち台一箇所にかたまることはなさそう。(勝手な思い込み)
それで、26日に出かけてみた。
もちろん佐原の町にも銚子も何回も行っているが、成田線がどこを走っているのかも知らない。
今は便利なストリートビューなんてありけど、鉄路に乗ってのビューはかなわない。
そいいえば、ストリートビューの撮影車を見かけたことがあったが、鉄道版はないんだろうな。
それで成田線をほぼ並行して走る、国道356号で検討をつけならがら、ポイントらしい場所に見当つけた。
それは、人が集まる線路際から、離れた場所で町を入れたところ。
小見川駅と水郷駅の間にある「城山公園」(最初の写真)
横からのビューポイトを目指したが、木が生い茂っていて線路が見えない。
ここは銚子方面を望む展望デッキのような場所で、すでに何人かカメラを持った人がいた。
銚子方面から右カーブを回って、左の方向へ抜けてゆく。
残念ながら、蒸気機関車は銚子駅にも佐原駅にも転車台がないので、佐原から銚子へ向かう方向に最後尾に後ろ向きに接続されている。
本番は蒸気機関車が先頭を牽引する佐原→銚子だ。
先の城山公園のポイントではうまくいかねいだろうな。
1日1往復しかないが、石炭のばい煙や蒸気の香りも含めて十分堪能してきた。
やっぱり、蒸気機関車はいいわ。
縄文土器作品展 於)千葉市生涯学習センター・アトリウムガーデン [イベント]
加曽利貝塚 土器作り同好会に入会して、一年に満たないおいらは同好会としていろいろな行事があることをしっかりと理解できないでいる。
この新年会も。
盛大な新年会が開催された。
それで、早めに出かけて、あまり出かけたことのない千葉駅周辺を散策して、正月をダラダラ過ごした身体的結果を新年会に備えて少しでも解消しようと無謀にも企てた。
その前に大切なお知らせ(冒頭に掲載している写真はご案内のはがき)
土器作り同好会と千葉市立加曽利貝塚博物館による共催
第38回 縄文土器作品展 「北関東の土器を作る」
群馬・栃木・茨城の土器や千葉の土器、土偶や会員の新作土器を展示しています。
開催期間 : 2016年1月27日(水)から 2月11日(木)
会場 : 千葉市生涯学習センター1F アトリウムガーデン
時間 : 午前9時から午後9時(最終日は午後3時まで)
お近くの方や興味をお持ちになった方は是非ご来場、ご覧いただければ幸いです。
話を戻して新年会の事前トレーニング
新年会は京成電鉄 千葉中央駅周辺の居酒屋。
それとは正反対の位置、千葉港に近いところに「千葉県立美術館」がある。
ここで「特別展 香取神宮 ー神に奉げた美ー」1月17日まで が開催されていたので、見にいくことにした。
本展の説明をカタログから一部を要約すると、
<関東を代表する古社・香取神宮は、古来から鹿島神宮と並び「神宮」の社号を持つ東国の守護神としきました。
国宝「海獣葡萄鏡」、重要文化財「古瀬戸黄釉狛犬:などを始め、多くの文化財を所蔵。
本展は、千葉県文化財保護条例制定60周年記念として、あわせて160余点を展示します。
また、各地で所蔵している「香取神宮神幸祭絵巻」6点がこのたび初めて一堂に会します。>
この美術館は、JR京葉線、千葉都市モノレールの「千葉みなと駅」から徒歩。
JR千葉駅からはバスとの案内が出ている。
千葉駅から歩くとちょっと歩きがいがある。
香取神宮は創建1400年と言われる歴史ある神社で、歴史的価値のある美術品を多数所蔵している。
(縄文時代には比べようがないけど)
見ていて興味が尽きない。
また、映像で2014年4月の「香取神宮式年神幸祭」の様子が放映されていたが、12年に一回のこの祭りの様子がよく捉えられていて、参考になった。
次回いけるかどうかわからないけどね。
そこから脇道をぶらぶら(怪しまれるかも)しながら歩き続けた。
少々疲れたかって頃に千葉中央駅についた。
住宅街でも人ごみの中でも写真は撮影しにくいので、気の小さいおいらはそれができなかった。
以下いろいろ羅列。
忘年会と帰りに寄った東京ミチテラス [イベント]
佐原の町並み建物特別公開 [イベント]
佐原の大祭 秋祭りに出かけたおりに、町並み建物特別公開というイベントがあることを知った。
年2回の祭りの時は、年々観光客が多くなって、しっとりとした町並みを味わうという雰囲気がなくなった。
それに古い建物とは言っても、お住まいになっているところは見学なんてできない。
またとない機会じゃないか。
そう思って調べると、このイベントは定期的に開催されているらしい。
住民の方々、建物の所有者と開催者には感謝したい。
「佐原町並み交流館」に行って、案内の地図などを入手して、地図を見ながら公開中の好きな建物を目指して歩き始める。
今回公開されている建物は・・・
(1)植田屋荒物店
(2)中村屋商店
(3)大高園倉庫
(4)伊能忠敬旧宅
(5)亀村本店
(6)清宮家
(7)福新呉服店
(8)正上醤油店
(9)土屋邸(さわらぼ2号)
JA 千葉みらいの農産物直売所「しょいか〜ご」 [イベント]
【安全・安心・新鮮な農産物】 |
安全・安心・新鮮をモットーに、地元農家のみなさんが丹精込めて栽培した農産物をみなさまへお届けします。 |
【地元農業とふれあい】 |
地元の農産物を地元で販売する農産物直売所では、旬の野菜・四季を感じる花々など消費者のみなさまに農業を身近に感じる場を提供します。 |
【消費者の喜び】 |
訪れたみなさまが楽しんで野菜などを選んでいただけるように、ひとつひとつに生産者名を表示しています。 さらに、規格や価格を選べる楽しさを提供します。 |
【生産者との交流】 |
イベントの開催、体験収穫等農産物直売所を通じて生産者と消費者の交流の場を提供します。 |
大学内イングリッシュガーデン鑑賞会 [イベント]
賄いきもの展 行ってきた [イベント]
亀戸天神 梅まつり [イベント]
亀戸天神 梅まつり
亀戸天神社(東京都江東区亀戸)で梅まつりが開催中ということで、出かけて見た。
2月27日のことだ。
この神社は藤の花が特に有名なところだ。
訪問したときは、ロウ梅はやや盛りを過ぎていたが、紅梅などは満開にはまだちょっと早いという状態に見えた。
梅まつりは3月15日までと言う。