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10月の加曽利貝塚 [加曽利貝塚]


  時間の流れは速いよね。
気がついたら、あっというまに年末までおいらにも数えられる日数になっていた。
外に出ない生活が続いていたので、季節の節目を感じることがないので余計に時間の流れが急激に
感じらた。

加曽利貝塚に行くと、ぼっとして動物感覚の鈍感なおいらにも冬が近ずいていることを教えてくれる。
雨が多かったせいなのか、色とりどりのキノコが切り株から傘を広げている。
1週間後には、誰かに持ち去られたのか寿命が尽きたのか、全く痕跡もなくなった。

加曽利貝塚は北と南に年代別に分かれている。
公園の施設としては、南貝塚には復元住宅や貝層断面の建物やらで訪れる人も多かったが、北貝塚は人出が少なかった。
そんな北貝塚にあってビッグニュースは、北貝塚住宅跡群観覧施設のリニューアルが終わって、内部が再び見られるようになったことだ。
以前より内部が明るくなって、落ち着いて見ることができるようになった気がする。

一方、博物館では特別展 祗園原貝塚が開催されていた。

さらに南貝塚の発掘現場では、近々発掘調査現地説明会が開催されるようだ。
どんな遺物が出土できたのか、非常に楽しみだ。


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8-9月の加曽利貝塚 [加曽利貝塚]


  おいらが小学生の頃の夏休みの風景は、抜けるような青空、時々カミナリと雷雨にも、台風にも見舞われたが、近年の夏の気候とは明らかに異なっているように見える。

今年の晩夏は、青空を見ることすら叶わず雨ばかり、地方によっては雨の被害で大変なところもあった。被害に見舞われた方々にはお見舞い申し上げます。

さらにこれほど日照時間が少なく、気温も低いと冷夏の農作被害も心配される。
全国的に猛暑で有名だった熊谷市もラインキングから落ちて変わって静岡県などに取って代わった。
そんな天候不順のなか、千葉市の加曽利貝塚に行ってきた。
ここの生態系も変わったように感じる。
昆虫類が減った。ただしスズメバチは変わらない。カラスが多くなった。
どこかの住処を追い出されここに移住してきたのであろうか。会話なのか、やたらカアカアとうるさい。
同じ鳥でもシジュウカラなどと違って、もはや騒音だ。

午後になって、少し気温が上がったのか、蝉が鳴き出した。
心なしか、力強さがないな。

こんな花を見るのも記憶の中にない。
記憶は曖昧だけどね。



8-9加曽利貝塚000.jpg


 


   


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早いもんでもう6月かぁ 6月の加曽利貝塚 [加曽利貝塚]


  目にも見えない極小のウイルス、本当に存在しているんだろうか。実施のところ感染して苦しんでいる方も多いと聞く。
特に重症化するというおいらのような年寄りは気をつけないといけないらしい。
とは言っても家から一歩も出ないってわけにはいかないよ。時々は運動も必要だ。
自転車転倒事故以来、頭がふらついたり、片足の持ち上がりの具合が良くなくて、階段の上り下りがつまずきそうでちょっと怖かったりする。
こうなると運動どころではない。

とは言え、少しづつだがよくなってきた。
久しぶりに加曽利貝塚にカメラを携えて行ってきた。

植物や動物、昆虫などが活発に動き回るこの時期は、そういうものを求めて愛好会ともとれるようなグループに出会うことも珍しくない。
その日も、熱心に丸太を観察している人たちがいた。
近寄って話しかけると、小さなカミキリ。初めて見たなこんな小さいカミキリ。触角の継ぎ目の凸凹がよく見る大きなカミキリのそれと同じだ。
手で掴むと頭を上下に振ってギイギイ音を発している。これも同じだ。
交尾しながらか、丸太の穴に産卵しているようだった。
この方達のお陰で初めてのカミキリを観察できた。

その後も同じ場所を見に行くもあのカミキリは見られなかった。
本当の一瞬に羽化し、交尾、産卵するんだろうか。
来年を楽しみに忘れないようにしたい。



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ドクダミの花とキイロトラカミキリ
ちょっと(だいぶ)ピンが甘い
 
 


   


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北海道・北東北の縄文遺跡群パネル展示展 千葉そごう [加曽利貝塚]


  5月26日のニュース番組で、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産委員会の諮問機関であるイコモスによる評価結果が世界遺産として登録が妥当であるとの判断があったという。
コロナ禍にあって暗いニュースが多い中で、奄美・沖縄の自然遺産と並んでとても嬉しいニュースが飛び込んできた。

この縄文遺跡群の世界遺産登録への一般の人々への広報ということで関連展示会『目指せ世界遺産! 北海道・北東北の縄文遺跡群パネル展』(千葉そごう 6階催事場 5月30日まで)(主催:千葉市教育委員会)が開催されていたので、出かけてきた。
展示は各遺跡の説明案内パネルの掲示と縄文土器の復元制作の第一人者 戸村 正巳氏の土器・土偶などが展示されている。

おいらが訪れた時は、世界遺産のニュースの前だったせいか、展示場内は閑散としてちょっと寂しい感もあったが、ゆっくりと楽しめた。
東北や北海道は遠い場所なので、すぐには行けないが、今後テレビなどで特別番組などあるだろう。
今から楽しみだ。

とは言っても、コロナの収束を見ないと始まらないけどね。



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9月の加曽利貝塚 その2 [加曽利貝塚]

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9月の加曽利貝塚 その2
人類の生活が時として自然を破壊し、小さな自然は人類が作り上げたものを破壊してゆく。しかし、大きな自然の所業には多くの人類は気づかない
 更新を怠けていると、あっという間に時が過ぎ去ってゆく。
今夏は9月になっても一向に秋らしくもなく、ただただ暑い日が続いていた。
でも、足元の自然はちゃんと秋を感じ取って、毎年の繰り返しを忠実に執行しているように見える。
蝶は繁殖期なのだろうか、盛んに飛び回ってパートナーを探している。種を守るために飛び回っている。
すぐにでも卵を産み付けて、命を終えるんだろうか。
そう思うとさらに美しく見えるから不思議だ。

こうした自然の繰り返しを毎年見ることができるここ加曽利貝塚は貴重な場所なのか。
いつまでも、いつまでも続いて欲しい。
 


  


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9月の加曽利貝塚 [加曽利貝塚]

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9月の加曽利貝塚
人類の生活が時として自然を破壊し、小さな自然は人類が作り上げたものを破壊してゆく。しかし、大きな自然の所業には多くの人類は気づかない
 このコロナ禍で、ここ加曽利貝塚でもイベントの中止などにより、来園者の減少が目に見えて減少しているようだ。
加曽利貝塚土器づくり同好会も制作活動の自粛や行動制限などで、コロナ以前とは小さな自然の見え方が変わったようにも見える。

来園者に見ていただこうと、屋外に展示してきた縄文土器のレプリカも植物に飲み込まれそうになってきた。
雨ざらしで土器の一部は割れてしまったものもある。
小さな自然が反撃に転じたのだろうか。



 


  


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3月の加曽利貝塚 春まだ遠し [加曽利貝塚]

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3月の加曽利貝塚 春まだ遠し

 新型コロナウイルス蔓延の影響で、加曽利貝塚博物館も3月初めから休館中。再開の見通しも立っていない。
私たち土器づくり同好会も制作活動は中断。
毎年この時期恒例の「縄文土器作品展」も開催直前まで準備してきたが、中止になった。
今年42回目となる作品展。過去のことは詳しくはないが、中止となったことは初めてだったのかも。

そんな人間様の都合は知ってか知らずか、3月になると加曽利貝塚の自然も流石に春めいてきた。
毎年、3月になると白い花をつけて楽しませてくれるコブシの木も、3月始め頃から時々観察に行くと花芽もなく、昨年の台風で今年はお休みかって諦めていたが、中旬には見事に開花していた。

偉いもんだね。

足元を見ると、いつものように変わらぬ景色で楽しませてくれている。

人間社会だけだね。未だ春遠し。


 



   


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「春よ来い!」春は来なかった <イベント中止> [加曽利貝塚]

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「春よ来い!」春は来なかった <イベント中止>

 主に屋外でのイベント企画なので、どのような判断がなされたかわかりませんが、中止されました。
憎っくきは新型コロナウイルスですが、やり場がありません。

こればかりか、多くのイベントが中止・縮小になり、学校も休校になるなど、この封じ込めに失敗したのではないかと思っているのは、おいらだけではないと思います。

このような対応で、収束できるのかわからないが、一刻も早くと願ってやみません。

 



   


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「春よ来い!」本当の春が来て欲しい [加曽利貝塚]

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「春よ来い!」本当の春が来て欲しい

 昨年の台風被害はすごかった。加曽利貝塚でも風の被害でたくさんの倒木、枝落ちなどあったし、竪穴式住居(復元住宅)の茅葺き屋根の一部が吹き飛んで天窓ができてしまった。
それに貝塚遺跡の一部にあった木立が倒れ、根が掘り起こして貝層が露出してしまったりと未だかつてないほどの被害に見舞われた。

ここへ来て見た目にもわかるほど、少しずつ修復されてきた。
それを祝してということで、縄文ミニイベント「春よ来い!」っていうイベントがあることを、上のポスターで知った。

縄文ミニイベント「春よ来い!」〜台風被害の復旧を祝して〜
2020年3月7日(土) 10:00〜15:00
特別史跡加曽利貝塚

加曽利貝塚土器づくり同好会でも土偶雛コンテスト&抽選会に参加。
会員の制作した土偶を博物館内に段飾りとして展示。好みの土偶を投票してもらい、抽選で別に用意した土偶レプリカを差し上げるというもの。
投票は10:00〜14:00  結果発表と抽選は14:30〜

ここ加曽利貝塚では春への備えができつつあるが、テレビに目を向けると新型コロナウイルスの悲惨な話題ばかりだ。
暗いトンネルで先も見えない苦しい時間を過ごしている人も多いようだ。
手放しで春を迎えたいと真に望んでいる。

 



   


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寒い冬がなかったが春が来たか [加曽利貝塚]

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寒い冬がなかったが春が来たか

 おいらの不確かな記憶では、「縄文土偶雛」=(加曽利貝塚土器づくり同好会の会員が制作した土偶などを中心に、ひな祭りに合わせて、写真のようなひな壇をみなさまにみていただくイベント)は今年で3回目。
もちろん、縄文時代の土偶は正確にはどのような使い方をしていたかはわからないが、ひな壇に飾ったということはないだろう。
結構評判が良いみたいで、今年は千葉市内の施設3箇所で展示される。

そのうちの一つ、千葉市生涯学習センターのアトリウムガーデンに設置の作業を行ってきた。
土偶の多くは立ち姿ではあるが、安定性がなくて転びやすい。
手で触れて壊してしまったなんてことがないように、今年は切り株に木の枝を立てて、枝を背においてテグスで固定する方法をとった。
これが結構手間取った。
2時間弱でなんとか形になった。多くの人に見ていただいて楽しんでいただければ幸いです。

各展示場所と日程は
千葉市生涯学習センター アトリウムガーデン 2月21日〜3月5日
千葉市役所ロビー  2月27日〜3月5日
加曽利貝塚博物館  2月22日〜3月15日

時節柄、新型コロナウイルスには注意の仕様もなさそうですが、十分な注意を払っておいでいただきたいと存じます。

ところで、この設置の時に電車で移動したが、マスクはもちろん、手すり、つり革には触らない(空いていたから座席に座れた)、駅のエスカレーターのベルトにも触れない。
設置は軍手をして作業する。それでいつもに増して十分な時間をかけての手洗い。
しかし、作業が終わった時に、焼き芋のおすそ分けについつい手が出て、そのままいただいてしまった。
しっかり予防の習慣をつけないといけませんね。

 



   


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加曽利貝塚 発掘調査現地説明会とナイトミュージアム [加曽利貝塚]

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加曽利貝塚 発掘調査現地説明会とナイトミュージアム

 11月最後の土曜日、加曽利貝塚で平成29年から連続で毎年発掘調査を繰り返してきた調査エリアで、今回が最後の発掘調査だという現地で、今回の発掘で最後になる調査結果を発掘現地で説明会があるということで訪れてみた。

前年の調査で埋め戻された場所なので馴染みの現場で、思い出すのは台風15号で停電、断水した地域から通って作業に携わっている人が、夏の暑い盛りにシャワーもできないと嘆いていた。

加曽利貝塚はおいらの知っている範囲では、縄文中期から後期の2000年間の遺跡だということであったが、今回の調査で晩期の遺跡も確認できたということで、新しい発見もあったようだ。
西暦で2019年ということを考えると、ほぼ同じ期間この加曽利の地に縄文人が活動・生活してきたと思うと感慨深い。

発掘調査の前は草が生い茂ったやや傾斜した地で、草を分けて入り込んで歩いた地面の下に縄文人の生活の痕跡があったんだ。

晩期の竪穴式住居跡を始め、人骨、土器、土偶など多数の遺物が確認されたと聞く。

来年春からも異なる場所で発掘調査が行われるかわからないが、楽しみに待ちたい。






  


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タグ:加曽利貝塚
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台風被害の倒木桜に花が咲いた [加曽利貝塚]

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台風被害の倒木桜に花が咲いた

 今年は台風の当たり年だったのか。
台風15号の強風で加曽利貝塚でも、こんな大木がってほどの桜が複数本 根こそぎ倒された。
ある人が言うには、このあたりの桜は病気に冒されていてその影響で根の張りが悪くなったことで踏ん張りがきかなかったそうだ。

あの台風の後、危険な倒木からチエンソーで細かく伐採して、薪に化けて土器の焼成に使用される予定で乾燥を待っているが、さすがに大きな幹の部分はチエンソーでは処理できない。

ある時、その幹からか細いけど、みずみずしい若葉が芽吹いていた。
それを見て、生命力の強かさに感じ入った。

別の倒木だが、桜の花が咲いていると聞いて、さらにびっくりした。
見に行ってみると、何輪かの花がしっかり付いている。

あの台風の後の異常な暑さ、そのあとの気温の上下を経て ここへ来て急に秋らしくなって例年にはない変な陽気と、これまた体験したことのない強風によって、しっかり立っていたものが、今は横倒しって、仕方ないかもって狂ってしまったのか。

近くでは、秋らしくカラスウリが綺麗に色づいていた。



  


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台風19号被害は [加曽利貝塚]

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台風19号 被害は

 写真は加曽利貝塚の復元住居(竪穴式住居)の室内。
加曽利貝塚でのイベント「縄文秋まつり」で復元住居内に入った時のものです。
左上の明かりとりは、台風15号の強風で茅葺き屋根の一部が吹き飛んでしまった結果の穴です。

炉に火を入れて、秋の味覚 どんぐりや栗を焼いていました。
どんぐりをいただきました。栗は配布用で外で行列して待っている人がいました。


ところで、台風19号ですが15号に比べて非常に大型でだいぶ前から命を守るようにと報道機関などで声高に言われていました。
大型であるがゆえ、全国的に河川土手の決壊などで被害が広範におよんでいるようです。

今回もまた、15号の時と同じように関東あたりに直に上陸していきました。
今後はこのコースを辿る台風は増えるという調査結果もあるようです。
台風に慣れていなというこの地域だということですが、都市部の水害は他とは違うものです。
台風の大型化を防止する温暖化対策と都市部独特の防災対策を同時に推進していきたいものです。

当方では目立った被害はありませんでしたが、まだ風も強くなっていない午前8時過ぎに停電しました。たった10分ほど、しかも夜が明けてからの停電でしたが、停電の怖さを実感させられました。
停電に続いて集合住宅ということか、断水しました。回復まで数時間かかったようです。
千葉県では15号の時に長期にわたる停電や断水が発生しました。

千葉では19号でも停電しているところも多いと聞きます。

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。



  


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台風15号の被害 [加曽利貝塚]

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台風15号の被害

 台風15号は千葉市に上陸し、最大瞬間風速は観測史上初の57.5メートルを観測したそうです。千葉県をはじめ関東圏ではいまだに停電、断水が続いている地域があると聞いております。
被害にあれれた方々にはお見舞い申し上げます。

台風の発生地域はフィリピン沖で発生し北上しながら偏西風の影響を受けて日本にやってくるという長い間の常識は近年では通用しなくなったようです。
この度の台風のような発生場所やコースが海水温の上昇で常態化してくると大都市の機能は破壊されることは間違いなく、インフラも見直ししなければならなくなることでしょう。

おいらがお世話になっている加曽利貝塚土器づくり同好会にも被害が及んだ。
9月9日の台風通過の翌日に活動拠点周辺が台風の強風で大変なことになっているとの連絡を受けて、10日の朝に出かけた。
1番の被害は桜の大木が根こそぎ倒れて、水場の流し台などとそれを覆う簡易的な屋根が押しつぶされ、水道管が切断されて水が止まらなくなった。
この水は井戸水で、知る人の知る美味しい水ということで、時々汲みにくる方もいる。
飲料としてばかりか、土器作りには欠かせない水。

水漏れは関係者のご苦労でとりあえず断裂した水道管に木片を詰めて止まった。
ありがとうございました。

同好会は他にもプレハブの同好庵ほか全3棟の小屋があるが、吹き飛ばされることなく無事だったようだ。
倒木の片付け、折れて飛んできた枝、葉多数をとても9月とは思えない猛暑の中で10名ほどで片ずけて現状復帰となった。

しかし、こんな台風の被害は初めてらしいけど、先にも書いたように常態化したら、どうしよう。



  


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坂月川ビオトープ偵察 [加曽利貝塚]

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坂月川ビオトープ偵察

 加曽利貝塚の東を流れる小さな川(坂月川)は、この地に住居を構えていた縄文人が魚介類の採取のため、丸木船をかって現在の千葉港あたりまで魚介類を求めて出かけたと言われています。
その坂月川をちょっと上流に行ったところに「坂月川ビオトープ」があります。
以前も行ったことがありましたが、冬だったので生物の影は確認できませんでしたが、思い出して暑い盛りでしたが、どんな雰囲気か、どんな生物・昆虫に出会えるかと偵察がてら出かけてきました。

田んぼのあぜ道のような観察路を行きますが、足元からカエルやバッタなどが飛んでゆくので、それはいいとして、蛇が出ないかと内心ドキドキでした。
チョウトンボの優雅に飛ぶ姿を見ることができればと思っていましたが、かないませんでした。
まっ、ヘビに出会わなかったからよしとしましょう。

トンボ類が多かったけど、種類は多くはなかった。
バッタ類は種類も多かったが、カメラを前にポーズをとってくれないので、うまく写ってくれない。
カエルは大小いろいろいるようだが、逃げ足が早すぎておいらの目では追いきれない。
動物類は夜お出ましになるんだろうか。




  


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加曽利貝塚の昆虫たち [加曽利貝塚]

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紫陽花の青々とした葉にとまるミドリシジミ


加曽利貝塚の昆虫たち


 加曽利貝塚の面積は13.4ヘクタールで世界的にも最大規模の貝塚だそうだ。よく広さ加減をわかりやすく例えるってことで、東京ドームの何個分とかあるけど、もっとわからなくなるので、とても広いとしか言えません。
そんな中に種々の動植物、昆虫などが暮らしている。
季節の変化がわかり易くて、生物の一種であるおいらにとっても、そこにいることで癒される思いがしてくる。
植物はまだしも、動物、昆虫類は写真に収めるのが難しい。
ちょっと肌寒いこの時期の昆虫は動きが緩慢なので、近寄っても複眼で睨みを効かせるものの逃げていくことが少ないように思う。
ということで、何種か大人しく写真に収まってくれたものを掲載したいと思います。
そう言えば、7月13日の土曜日はめずらしく暑い日だったので、セミの鳴き声を聞いた。
ニイニイゼミだと思うが、小さくてあの羽が樹皮の模様になっている見事な擬態を持ったセミは見つけつことはできませんでした。
まぁ、いいか夏が来ますよって教えてもらったのだから。
先日は、タマムシも飛び始めた。いよいよ梅雨明けか。





  


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春の加曽利貝塚 4月、5月 [加曽利貝塚]

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春の加曽利貝塚 4月、5月


 ついこの前まで、落ち葉が降り積もって一面ちゃいろの世界が、ある日、目がくらむほどの変身を遂げて、一面の若草色になった。
おいらのように昨日の次が今日、次が明日っていう変化のない、けじめのない生活をおくっていると急な変化にはびっくりさせられる。

寒かったり、ちょっと暑くなったりしているうちにも、動植物はきちっと季節のつなぎ目を感じとって次の季節を迎える。

おいらは後から、それを目の当たりにして、春だねっていうことになる。
そうしたことも、ここ加曽利貝塚のような自然に恵まれた地に、時々ではあるが土器づくりのために往復することを許されているためだ。

最高の季節を味わうために、カメラ担いで(とほどのカメラじゃないけど)、巡ってきた。



  


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秋の加曽利貝塚 [加曽利貝塚]

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秋の加曽利貝塚

 

 暑い夏から急激な秋への移ろいについていけません。
天候が悪いと、気分まで滅入ってきていました。
秋晴れなどはなくなってしまったのか。
10月中旬になって、これぞ秋っていう季節が巡ってきた。
モズが鳴いている。でも姿は見えない。
加曽利貝塚で秋を拾ってみました。
彼岸花は昨年と同じ場所にそれまでもそこに存在していたのかって知らせるように、派手な花をつける。
短い花の時期を終えると、急にその場が寂しくなる。
夏の時期には、薪用に丸太を退けるとカブトムシの幼虫がザクザク出てきたが、彼らはこれからの冬を越せるだろうか。
盛夏には、蚊も出ていなかったが今頃になって油断していると刺されて痒い思いをさせられる。
なんか異常な夏に放り回されたが、やっと落ち着いた秋を迎えられそうだ。
 

 

  


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6月の加曽利貝塚 [加曽利貝塚]

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6月の加曽利貝塚

 

 梅雨らしいシトシト雨とどんより重苦しい灰色の空、じっとり肌に巻きつくような湿気、それに肌寒いような容器。
今年はそんな梅雨がパスされたようだ。
この記事を書いている今日、関東甲信地方で梅雨明けされたようだと報じられていた。
6月中に梅雨明けというのは過去にないことらしい。
水事情が懸念される。
時計やカレンダーを持たない、植物や昆虫、動物は混乱しているかもしれない。
先日は土器づくり同好会の月一の共同作業日に薪割りをしていたら、大きな切り株の中から、羽化したてだろうかタマムシが出てきた。
例年、7月末から8月くらいにたくさん出てくるが、今年は早いかもしれない。
昨日は、確かにニイニイゼミが鳴いていた。
と言っても、おいらは耳鳴りのためにいつも、どこでも蝉の声が聞こえる。
そんな急激に変化した6月の様子をとりまとめて見たい。
そういえば、明日6月30日は一年の後半の切り返し点、名越の大祓えがある日だな。
 

 

  


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加曽利貝塚 金と銀と銅 [加曽利貝塚]

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加曽利貝塚 金と銀と銅

 

 加曽利貝塚で土器づくり同好会の活動中、十数人程度の団体の一行が差し掛かった。
史跡巡りかなと思って聞いたところ、植物を愛でるために来園したそうだ。
そういえば加曽利貝塚縄文遺跡公園は、季節折々に色々植物を見かける。
今年初めて、いつも行かない場所に行った時に、会員の方からキンランっていうのを見せていただいた。
確かに蘭だ。
夕日に逆光気味に輝いて、それはそれは綺麗だった。
聞けばギンランもあるとのことだが、この場所は全てキンラン。
こうなるとギンランも見てみたくなりますよね。
そういえば成田空港新滑走路建設に際して、影響を受ける動植物というニュースでキンランの名が挙がっていた。
希少な植物だってことだと受け取った。
どの程度希少なのかはわからないが、こんな身近にあったとはちょっと驚きだ。
天候が悪い日が続いたりでしばらくたって行ったらキンランは花の盛りは終わっていた。
ギンランも別の場所にあったが、もう終わりましたっていう残念な状態。(まさにシルバーだな)
そばにハルジオンが繁茂していた、
言ってみればこれも銀かな。
ちょっと離れた林の中にウラシマソウ。
これって銅かな。
金銀銅が揃って見られた4月20日頃の加曽利貝塚縄文遺跡公園でした。

 

 

  


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