練馬清掃工場 建設工事現場見学

清掃工場見学

　仕事の関係で千葉に引っ越すまえ、この清掃工場にわりと近い地域に居住していた。その当時は当清掃工場に隣接した温水プールなどに何回か行ったっけ。

そのときから、すでに30年近くの時間が過ぎ去った。

それ以前からあったこの清掃工場も老朽化して解体して新設するという。

たまたま、建設現場を近隣の市民に見学させるという。こんな機会はめったにない。

ということで、いまにも降り出しそうな曇天のなか、皆さんとご一緒することになった。

　

　練馬区は２つの清掃工場があるらしい。数ある都内の清掃工場で3番目に小さいらしいが、巨大な建設物だ。特に建物内に入るとその大きさが実感できる。

配布されたリーフレットから

おいらは廃熱を利用して温水プールがあることは知っていたが、蒸気タービンによる発電設備が

あることは知りませんでした。 定格出力 約18,700kW

ちょうど昼休みが終わって集合している。

こんな大きなところで、多数の作業者がどこをどうして連携していくのか、考えても

判るはずもないが、不思議

見学者は全員ヘルメット着用

煙突は高さ100メートルというが、建設中で20メートル継ぎ足す

この清掃工場は環境問題を強く意識している。建物はもちろん、この煙突にも

植樹する箇所があるらしい

　発電や廃熱の再利用など考えてみれば、可燃ゴミも立派なサーマルリサイクルとしての資源となっている。

「３Ｒ」。これは環境問題を扱うケースでは、とても重要なキーワードだが、入手した資料にもあるので、転載しておきたい。

第１のＲ　 Ｒｅｄｕｃｅ（リデュース）

　ごみになるものを減らす

　・ごみになりやすいものは買わないようにしましょう

　・余分な包装は断りましょう

　・ものを大切にし、できるだけ長く使いましょう

　・食べ物は残さないようにしましょう

第２のＲ　Ｒｅｕｓｅ（リユース）

　捨てずにまた使う

　・リターナブルびんを選びましょう

　・詰め替えのできる商品を選びましょう

　・フリーマーケットやリサイクルショップを上手に使いましょう

　・工夫して新しい使い道を考えましょう

第３のＲ　Ｒｅｃｙｃｌｅ（リサイクル）

　正しく分別すれば資源になるものでも、ただ捨てるだけでは「ごみ」になってしまう

　・ごみと資源をきちんと分別しましょう

　・再生品を選びましょう