PCMレコーダー

 

高音質リニアPCMレコーダー TASCAM iM2

　むかし、オーディオブームっていうトレンドがあったとき、おいらの職場はそのオーディオメーカーだった。

多くの社員はブームに関係なしに音、特に音楽を愛していた。メーカーはおもにテープレコーダーを作っていたので、当時はFM放送の録音（エアチェックなんて言っていたかな）、野鳥の鳴き声などの自然の音をソースにする録音なども趣味にしている人もいた。

といっても自然（アウトドア）に録音機器を持ち出すのは難しかった。

 

 

TASCAM DR-05 リニアPCMレコーダー ブラック

• 出版社/メーカー: ティアック
• メディア: エレクトロニクス

 

 

 

TASCAM iM2X ステレオコンデンサーマイク X-Y方式 iOSデバイス用

• 出版社/メーカー: ティアック
• メディア: エレクトロニクス

 　というのは、電池などを電源に動作するテープレコーダーはモノラル録音のカセットレコーダーしか選択肢がなかった。おおくはAC電源なので、持ち出しても動作しない。

のちにソニー社からポータブルステレオカセットレコーダーなるものが発売されるやいなや、即買いしたものだ。

 

もちろん音源ソースはいつまでもあるわけではない。時間的猶予がない。消えゆく蒸機機関車のダイナミックサウンドを記録したいと思ったからだ。

こいつはよく使い込んだ。当時このポータブルステレオカセットレコーダーは機能的に唯一無二だった。

結婚式、除夜の鐘、車の走行音、豆まきなどの家庭内の歳事、ダミーヘッドを自作してのバイノーラル録音などなど。

最近、高音質デジタルPCM録音機なるものが多数発売されていることは知っていたが、何に使うのかって思いつかないので、購入しようとは思わない。

思い出したけど、当時のレコード（ＬＰ）でVictorだったかのレーベルでPCM録音でのプレス版が世界に先駆けて発売された。確かに気のせいかダイナミックレンジが拡大され、音もクリアになったなって感じたものだ。

これが、iPhoneとかで録音できるなんて、当時だれが想像できただろうか。

先日、アマゾンで偶然、これくらいの価格だったらいいかなっていう奴を見つけてポッチした。
「TASCAM iM2-B ステレオコンデンサーマイク iPhone/iPad/iPod touch用 ブラック」約¥1600。

Apple iPhone  / iPad  /iPod  などに接続して、AppStoreから指定のアプリ「PCM Recorder  MKII」をインストールすれば使える。と書いてある。

Appleの製品はコネクタの仕様が変わったので、この製品では不明だが、二種類のレコーダーが存在するようだ。

購入される方はよく確かめて購入されたい。

蒸機機関車っていえば成田ゆめ牧場のミニSL以外は思い当たらないので、取り敢えず祭り。あっサンバカーニバルパレードなんかもいいかも。