船橋漁港 「水神祭」4月3日
この「水神祭」は船橋市の「無形民俗文化財」で江戸時代から続く伝統ある漁師の神事で毎年4月の3日に挙行されるという。
今回初めて行ってみることにした。
行ってびっくりしたのは、船橋と言えば都心部に近く、マンションが林立するような住宅都市地域だと思っていたが、これが船橋漁港に行ってみると印象が吹っ飛んだ。
外房にある有名な漁港と比較しても勝るとも劣らない漁船の数や港湾施設など、その規模と大きさにびっくりした。
東京湾の江戸前と呼ばれる漁をしっかりと担当しているのが見て取れる。
こうした背景もあって、豊漁と漁の安全を祈願するという。
全ての神事は意富比神社(船橋大神宮)の神官によって船上で行われ、神を祀る漁船の両脇に接続させた漁船には漁業関係者や来賓の方々が乗り込みます。
神事は午前10時に予定通り開始されました。
あいにくの天気(霧雨)でしたが、過去〝船上〟での神事がことごとく中止になったということから、天気には恵まれない季節巡りなんだろうか。
次に船橋大神宮の神楽(3座)を奉納し、最後に餅まきが行われます。
おおよそ午前中までに終わります。
船橋市漁業協同組合たてもの
時間が近づくと漁業関係者らが集まってきた
人数の多さが漁業が盛んであることを物語っている
船上での神事が開始された
巫女舞
この舞ではお面を付けずに踊ります。幣束と鈴を持った踊り手が、舞台を清めます
猿田舞
舞う人は一人、日本の神話に出てくる猿田彦命の舞です。
天狗のよう猿田の面をつけて神様を案内する舞を踊ります。
恵比寿舞
恵比寿と宇受売(ウズメ)が途中でいれかわる舞です。
恵比寿は漁村の福の神として崇められていました。宇受売(ウズメ)は神話に出てくる女神で日本最古の
踊り子とされています。
恵比寿舞
宇受売(ウズメ)の舞い
山神舞
青鬼と山の神の鐘馗の二人で踊る舞です
青鬼が悪さをしそれを山神様が追い払うストーリーになってます
悪い青鬼を退治したあと餅まきがはじまります
餅まき
その後、漁業関係者から大量の餅が護岸の人々にまかれる
雨はあがったが、風が強くなった
「三番瀬みなとや」やその周辺で特産品の販売などの特設店が営業していた
スズキの唐揚げ
ホンビノス貝
ホンビノス貝のフライ(手前側)
寒かったので ホンビノス貝の味噌汁は長蛇の列で好評(向こう側)
春だというのに寒くて、暖かい味噌汁がごちそう
スズキの唐揚げとスズキロール