金沢へ雪吊りなどを見に行く(2)



























 






 1日目の金沢市内フリー散策から一夜明けて、二日目は福井県の景勝地にバスで移動するバスツアーになった。

天候は1日目は曇天で時々日が差し、しかも暖かい半日でしたが、当日は打って変わって、暴風雪注意報が出るほどで、バスでの移動でなければ厳しいものだった。


海岸線に沿って走る北陸自動車道では海からの強風でバスの運転は大変だったと推察されたが、乗客としていると気が楽だ。

高速道路を降りて、細い道をくねくね行くと、東尋坊の道標が見えてくる。

添乗員さんが現地に確認したところによれば、やはり強風で岩場に出るときは飛ばされないようにということだった。

確かに、足場の悪い岩場に出ると飛ばされないにしても、足腰に自信のないおじさんたちには厳しい。

岩に砕けた波が風で飛ばされ顔に打ち付ける。

カメラのレンズなんかには大敵な場所。

自然は厳しいね。


というようなことからか、海岸へ続く一本道に連なっている土産物店は寂しいものがある。


観光客が少なければ、ちょっと不満だし、多ければ多いで、やっぱり不満。

そんな勝手なことを思いながら、次の目的地へ移動。


永平寺。地理的条件が要因なのか、金沢とは比較にならないような積雪。

今冬の豪雪をやっと除雪が完了してお参りができるようになったらしい。

おいらは除雪の経験がないので、本当の苦労はわからないが、修行僧のご苦労には頭が下がる。

建物の外観も見てみたいと思えど、外から近ずくことはできないようだ。


金沢への帰り道で軽いホワイトアウト?ドライバーは窓の外の道路の状況などは確認できているだろうが、パッセンジャーシートからみる遠景はほとんど見えない。

そんな景色?を楽しみながら金沢へ到着。


ひがし茶屋街をたっぷりの時間をもって散策。

まとまりがあってとても心地よい場所だ。

当然観光客も多い。

最近、古い町並みで着物を貸し出すところが増えて、ここでも着物姿が目立つ。

おいらのような古いおっさんには、この景色は条件なしにいいと思うけど、若い人もそうした感慨を受けるんだろうか。

そうだとすると、これが正に伝統ということになるんだろう。


ツアーのお約束?お土産ショップを経由して、金沢駅へ。

充実した、そして改めて日本の伝統に感じ入った2日間が終わりに近づいた。

東京駅解散だからあとちょっと。。。。