西麻布に



























 






 西麻布あたりを散策しないかって、誘われてそれってどこって感じだが行ってきた。

例によって3人のおじさん。

客観的に外見は爺さんだけれど、少なくてもおいらはおじさんにこだわりたい。

次のステップがあるか、ないかは大きな違いだ。

最近、土器の関係で忙しくしていたし、運動不足だし、運動不足解消にはいいかも。



西麻布って聞くけど、何があってそこへ行くってことでもないし、どの辺にあるのかさえ分からない。

銀座や日本橋のように商業地区でもなさそうだし。


行ってみてびっくりしたのは、超高級住宅地だった。個人的感想だけどね。

億ションって名詞は知ってはいたけど、実際それがどんなモンか外観からでは分からない。しかし、これがそうかもって、それらしき建物が多数。

道路を行き来する自動車も、この辺りの千葉の道をチョロチョロ行き交うものとは違う。

この二つの要素で、街の景観が全然違って見える。これもまた個人的感想。


隣の六本木でもないし、銀座でも日本橋でもない。独特のカラーがある。

しかもそれは人間的とも感じられる。


歩いているだけで、心が癒されるかのようだ。

大使館が多いせいか、外国人的な人の往来も多い。

決して観光客ではない、生活感がある。

そんな自然さがいい。


ぶらぶら、キョロキョロしながら、続いて愛宕神社へ移動。

ここで有名なのは、出世の石段だそうだ。

目の前に立ちふさがるかのような急勾配の石段。

見ただけで拒絶したくなりそうだ。

昼食の時間も過ぎて空腹感も重なり、散々歩いてきたので手すりの助けなしには上れないし、踊り場がなかったのに何回かの息継ぎしないといけなかった。

こんな時、自分が爺さんだと否応無しに認識させられる。


ちょっとキツイけれど、普段運動らしい運動していないツケが回ってきたと思うことにしようなね。




愛宕神社 出世の石段

寛永11年三代将軍家光公の御前にて、四国丸亀藩の曲垣平九郎盛澄が騎馬にて正面男坂(86段)を駈け上がり、お社に国家安寧の祈願をし、その後境内に咲き誇る源平の梅を手折り将軍に献上したことから日本一の馬術の名人として名を馳せ「出世の石段」の名も全国に広まった。



この旅はもう少し続きます。