東京湾に注ぎ込む河川の多くは大河で、その水源は関東平野を取り囲む山岳地域にあるというのが、おいらのイメージだったが、この海老川に関していえば、河口こそそれ相応に大きなものだが、全般的には小さな川で河口から上流までの経路は大半が遊歩道が整備されて、ゆっくりと歩いても踏破できる、異例の川かもしれない。
そういえば、最初に自分の一眼レフカメラを手にして(もちろんフィルムカメラ)何をテーマに写真を撮っていこうか色々考えた時期もあったっけ。
何か理屈っぽいけど、当時は「木」と「空と雲」そして「橋」なんかを考えていた。
その後、職場の同僚と出かけた蒸気機関車の追っかけにはまってしまって、ついつい初心を忘れていた。
そんなことがちょっと心の隅の方に残っていたのかもしれない。
船橋という地名も、この海老川(昔は現在の川幅より大きかったと聞いたが。。)橋がかけられず川幅いっぱいに船を浮かべて渡ったという故事からついた名だという。
海老川にかかる橋は、多くがテーマをもって高欄などに装飾的工夫があって楽しめる。
そんなことがわかってから、いつの日にか言ってみたいと思っていた。
4月のはじめの天気の良い日に出かけてみた。
(2回に分けて記事にしていきます)