オーシャンドリーム号 船内見学

 

   船旅って、時差の影響も少なくて理想的な感慨へ旅の手段らしいが、おいらの唯一の船旅といえば、フェリーで東京から北海道への旅を思い出す。

日本沿岸を航行していたのだろうが、船上からどの方向を見ても海ばかりの退屈さは我慢できないほどの気持ちで時間を持て余した。

 

そんな強烈な記憶があったモンだから船旅って、お金持ちが社交と食事を楽しみながら移動するタイタニック号の映画に出てくる一シーンを連想させ、美味しい食事はともかく、社交など苦手のおいらには無縁なものだった。

 

そうはいっても、大きな客船の優美な姿には憧れる。

いつもの友達から、大型旅客船の船内見学会があるということ、しかも横浜の大桟橋で・・・

とてもいいんじゃないでしょうかって、船内見学会を申し込むことにした。

 

 

大桟橋へはみなとみらい線の「日本大通り駅」から徒歩、すでに見学会を目指さんとするような人たちで溢れかえっていた。

客船の大きさはよく知らないが、3000人ほどが見学のために乗船するようだ。

乗客定員は1400人ほどというから船内もごった返していた。

 

 

当日配布された」オーシャンドリーム号各クラスキャビンご案内」という資料を見ると、11階のフロアーを有する大型客船で、当日は4階から11階の施設や一部の客室が解放されて見学できるようになっていた。

4階から下は、乗員、スタッフの居所や機関室などということになるのだろうか。

 

1981年にデンマークで建造されたとある。すでに35年経っている。そうしてみると古いを感じさせるところもあるが、全般的に清潔感があって綺麗だ。

 

総トン数:35,265トン、 全長;205メートルという。

 

これで世界一周クルーズの募集をしている。

船内の随所に相談カウンターがあって、申込者のための専用のサロンも用意されていた。

 

客室は収容人数とベッド、部屋の大きさ、シャワー、トイレの設備、窓の有る無しなどによって(14タイプ)クルーズの価格は異なる。

世界一周のクルーズ(104日間)で400万から130万円/1人くらい。

それ以外にも近場のクルーズもあるようです。

 

憧れの世界一周クルーズが割と近い存在にも見えてきた。かな?

体験乗船で我慢かな。