川村記念美術館から

 

  一雨ごとに秋らしい陽気になるのが例年の習わしということだが、月曜日の雨の翌日は、天気予報によると雨も降るかもって微妙だったのが、そこは晴天に恵まれたのはグーだったが、雨の翌日なのに夏の暑さが戻ってきたようなサービス過剰な天候だった。

 

加曽利貝塚土器づくり同好会の会員のお一人が、土器づくりの権威とも言える方の個人宅への訪問のアポイントメントをとっていただいたので、8名ほどの団体で訪問することがかなった。

 

それで、川村記念美術館で待ち合わせ。

 

少し早めに着いたので、園内を散策して時間を潰すことにした。

よく整備された庭園の植物たちも、季節的には秋なのか、それとも気温的には夏なのか迷っていることだろう。

 

 

この中途半端な季節を感じながら駆け足で見て廻った。

 

休憩所で皆さんに合流して今日の目的地へ出発だ。

 

 

おいら的には、いつも感じるのだが千葉の道はわかりづらい。

先導する車に置いて行かれないように必死で着いてゆくと道はどんどん狭くなって、最後のお宅へ通じる小道は畑の農道のような道。

 

 

ここは縄文の丘は個人のお宅なのだが、広大な敷地には山林で中に竪穴式住居や貝塚、土器づくりの工房などをはじめ、住居内には少年時代から収集されたという本物の土器や土器の破片をはじめ、自らが研究されで復刻されたという土器、土偶、木製品、石器、矢じりなどが飾られている。

縄文の空気の中で生活されているようなものだ。

 

土器づくりへの強い情熱などお聞きして貴重な体験をさせてもらった。

 

大変おせわになりました。ありがとうございました。