銀座から豊洲市場へぶらり散歩

 

 いつものおじさん3人組は、どうも寂しがり屋のようで物悲しい秋の訪れからか、みんな揃ってどこかへ出かけたいって言うんで、銀座でプチ豪勢な昼食をとって、その後腹ごなしにそこらを散策しようってことになった。

10月の晦日に銀座で待ち合わせ。

 

幸いなことに、3人とも食い気だけは旺盛で、まずはランチ。

魚の和食で有名だと言う「銀座 銀平」へまっしぐら。ランチ11時半よりとあった。ちょい早すぎた。

そこらをぶらぶらして時間を消化。

 

銀平の店内は予約の客で予想外にごった返していたが、幸いにもすぐに着席できた。

当日のお魚は、鮭、ブリのカマ、鰆の尾の方と頭の方を事前に見せてもらって、焼きか煮を注文する。

 

美味しかった。

 

 

この魚ってひょっとして築地市場から仕入れたんだろうか。

当初予定では、築地から豊洲へ引越しも済んで今日(11月7日)から開業するんだと先ほどニュースでやっていた。

いつまでもめているんだろうか・・・

 

銀平から銀座四丁目交差点に出て、真新しいGINZA PLACEへ入って見る。

日産自動車のショールームはたくさんの人だかりがあったが、その上階のソニーのショールームはちょっと寂しかった。

かつて銀座のソニービルには人を押しながら製品を見て回ったことが思い出される。

テレビやデジタル機器の魅力がなくなってしまったのだろうか。

輸出産業のリーダー的存在だった同社でそのブランドも世界で知らない人がいないほどの存在が、今はちょっと元気がないように見える。

是非ともかつてのようにコンシューマがワクワクするような製品を出し続けてほしいものだ。

 

 

 

さあ、次はどこかって言うことになったが、今までのパターンだったら築地に向けて歩くことになるんだろうが、今日は豊洲市場へ行こうよってなるわけでした。

 

豊洲っていうから、有楽町線の銀座一丁目で乗車し豊洲駅で下車。

初めての場所だたけど、埋立地で新しい街だけあって高層住宅や広い道路など銀座とは異なる景観だ。

ところで、豊洲市場ってどこ?

 

有楽町線の豊洲駅からゆりかもめに乗り換えて二つ目の市場前駅が最寄り駅だという。

急ぐ旅でもないので、ゆっくりとゆりかもめの高架線の下をたどって歩いていく。

 

テレビでよく見る豊洲市場は、その大きさからヘリコプターで上空から撮影した映像が多い。

間近に見る市場は、その映像のイメージとは違って何を見ているのかわからない。

市場を取り囲む道路に沿ってぐるっと回った。

思ったより物好きな見物人が少なかった。

 

しかし、6日の引越しの最終日、7日からの開業の予定であったはずが、10月31日の訪問時にもまだ工事していたなんて思っても見なかった。

相当余裕あるね。

この後どうなっちゃんだろうか。

 

日本の不透明な先行きを暗示しているような感覚をおぼえるね。