検見川神社 例祭



























 







 梅雨明け宣言があってからの梅雨入り?の方がさらに梅雨らしい天候で、蒸し暑いだけで気が滅入ってしまう、どんよりと低い空の下で、検見川神社のクライマックス、宮入りの日となった。


日が落ちて、涼しくなったかって聞かれるとそうでもないと思うけど、多くの人が参道的道路上に溢れてきた。


いつものように沿道には屋台が隙間なく並んで、どこも繁盛しているようだ。


あまりの人の多さで、神輿の場所まで行き着くのが難しい。


 


定刻午後8時になって、多くの人で通行もままならない道を検見川神社へ向け神輿はスタートを切った。


途中何回も神輿もみあげが行われ、掛け声、拍手などが送られた。


 


京成電鉄千葉線の踏切を渡ったところが神社だ。


この踏切の千葉よりすぐに検見川駅があって、電車の速度が遅くなるために、踏切のしまっている時間がやや長い。


神輿の大集団をどの時点で踏切を渡らせるのか、鉄道関係者と警察官、祭り関係者が協議している。


踏切前で上り下りの電車が一旦停車するのは初めてみた。


 


無事渡り終わったところで、神輿を頭上まで押し上げてのもみあげが何回が繰り返される。いよいよクライマックス開始。


 


次に神社境内に続く、急な石段を神輿を押し上げるための待機している舁夫(かきふ)にバトンタッチ。


大きな掛け声とともに1〜2段づつ押し上げてゆく。


 


境内に押し上げられた神輿は祭りの終わりを惜しむかのように、所狭しともみあげが行われる。


ケヤキの大木の枝先に届くように、お気負いをつけて天に投げるもみあげは、枝打ちが行われたためにさすがに高くなった枝まで届かないのか行われることはなかった。


 


途中パラっと雨が降ってこともあったが、感激するほどエネルギッシュなパワーに接して疲れを忘れるようないい祭りだった。