神宮外苑 いちょう並木へ移動



























 







 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル パレード出発を見送った後、聖徳記念絵画館を背にしてまっすぐ遠景を眺めると、イチョウが綺麗に色づいている図が見える。


当然のように、足はそちらに向かって行く。


 


クラシックカー・フェスティバルをはるかに超える人が歩道に溢れている。


当然、あちこちから会話が聞こえてくるが、どこへ行っても中国語みたい。


目を閉じれば、ここが日本の東京だとは思えない。


どこかに観光バスを待機させてきた中国人観光ツアーの時間帯に出くわしたのだろうか。


日本よりはるかにリッチな(と思う)中国人。日本のいいところエンジョイしてくださいね。


 


だいぶ前に、中国への出張で街中を歩いたこともあったけど、そんなことを思い出すようだ。


平日の昼間でも、たくさんの人が会話しながら、時に電話しながら行き来している。


それも大きな声で。


理解できない言語だから、余計に騒がしく感じてしまうのだろうか。


 


 


中国人以外でも外国人の会話の声は、日本人のそれより、個人的感想で大きいように思う。


というか、日本人の会話って幼い頃からパブリックな場で大きな声や、笑い声を出さないよう強く言い含められてきた。


もっとも最近ではそうでもない人もいるにはいるし、徐々に多くなって来たかも。


静かな人、いいんじゃない、たまには大きな声で感激を表現しても。


 


もちろん、おいら達は静かに上や下を眺めながらこの並木の歩道を歩いてゆく。


 


ここのいちょうは銀杏がなっていないので、安心して歩くことができる。


食べると美味しい銀杏も、あの独特の匂いには閉口だ。


 


 


おいらが、小学生の頃の話に飛ぶと、(あえて何年くらい前、何てことは言いません)自宅近くの妙円寺?って寺の境内に大きないちょうがあって、秋になると遠くからあの匂いが飛んでくる。


台風などで荒れた後に、空き缶持参で銀杏を拾いに行く。


あの匂いの元の果肉?の部分をどう取り去ったか記憶もないが、銀杏の白い実を空き缶に入れたまま焚き火の中に放り込む。


やがて、パンって爆発音がするのを見計らって、缶を取り出すと、殻が弾けて美しい緑色の銀杏が出てくる。


硬い殻を取り去り、茶色い甘皮も取り去り、熱々の銀杏の実を口に運ぶ。


ちょっと苦味のあるネチっとした実の美味しさは格別だった。


当時は、いちょうの葉が黄葉して美しいなどとは微塵も感じなかった。


ひたすら、あの美味しい銀杏の実しか視野に入らなかった。


 


 


いちょう並木を歩いて抜けて、国立競技場の建設現場も見に行かないとね。


以前、来た時よりもずいぶん競技場らしい姿が確認できた。


オリンピック・パラリンピック開催までの残された時間が十分なのかわからないが。。。。


 


続いて渋谷まで出て、さらに多くの人と雑踏にびっくり。


東急ハンズをゆっくりと見て回り、楽しい半日が終わりに近づいた。