植物にとって辛い試練?



























 








 普段あまり行かない方向の道沿いにあるお宅の庭から柿の木がのぞいている。

柿の葉も、秋になると赤、オレンジ、緑色のモザイク模様に美しく紅葉するはずだった。

ところが、今年は台風の当たり年。

各地で台風の被害が発生しているニュースに接しては心を痛めていた。


ここ千葉では直接の大きな台風被害はそれまではなかったが、台風24号は強い南の風でそれほど海に近いとも思えないこの地でも風に乗って海水の粒が飛んできた。

窓ガラスは、塩でガビガビ。

駐車場の多くの車は、塩の結晶でつや消し状態。


海岸からの距離はGoogleマップで直線距離を計測したら3km弱。

この距離が近いのかどうかわからないが、よくもまぁ、飛んできたもんだ。


車や窓ガラスは真水で洗浄すればいいんだろうが、植物の葉っぱはそうはいかない。

台風が去ってから暑い日が続いて、好天に恵まれた。

雨でもふればよかったものの、うまくいかないものだ。


しばらくして、植物たちの異変に気がつくことになる。

枯葉がついた木が目立ってきた。


写真の柿の葉も紅葉する前に南側の葉が顕著に枯れている。

晩秋には葉を落として、来春の芽吹くまでゆっくり静養して、いい葉をたくさん茂らせてもらいたいなぁ。


まったくおいらのような枯れ木のような者にとっては他人事じゃないよ。