1985年頃であったか、海外営業所からApple Macintosh 128Kか512KあるいはPlusが送られてきた。
会社の関係者が会議室に集合して分解しながら調査するのが目的だった。
このプラスチック製の小さな箱にモニターまで入っているのは当時としては驚異的だった。電源はAC電源のみの対応になるが、筐体上部に手かけが形成され、可搬ということを意識したものだ。これがポータブルの最初のモデルといえるだろう。
筐体は設計思想から分解できないが強引にリアカバーを開けると、小さなマザーボードが露出した。