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最近LCCなどでは設備使用料の削減を目的にタラップからの搭乗というのもあるらしいが。
おいらの数少ない海外出張のときでもタラップから搭乗したのは1回だけだったかな。
多くの人は荷物を手に持って、タラップを上がるのは勘弁して欲しいと思うのだろうが、おいらはプラモデルからの影響でとても飛行機大好きなんで、空港待合室からバスに乗って空港敷地内を異動するだけでいつもと違うアングルで見る景色に興奮してしまう。
4年ほど前になるがANAの機体工場見学を申し込んだ。そのときの感激は飛行機の大きさにあった。
搭乗後に着座した後では飛行機は狭いという印象を受ける人は多いと思うが(エコノミーだからね)、機内からは機体全体を間近に見たときの大きさによる感激は決して得られない。が、おいらだけかも。
機体工場は飛行機のメンテナンスなどを行うための専用の工場で、羽田空港に隣接している。
その感激を忘れないうちに記憶に再チャージしたくて、再度申し込んだ。
東京モノレールの「新整備場駅」は「羽田空港国際線ビル駅」と「羽田空港第一ビル駅」の間に位置する駅で普段は通勤の人のみが利用するような小さい地下の駅だ。
そんな駅に降り立って、長い地下通路を歩いて階段を上がると左手の柵越しに空港の誘導路が見える。そして道路を渡って向かい側に「ユーティリティーセンター」ってビルが見える。この2階にあるレストランで食事。
窓越しにタキシングの787(窓ガラスは赤外線防止なのか変な色)
大きなガラス窓を通してA滑走路、C滑走路から飛び立つ飛行機を観ることができる。またタキシングの飛行機も間近に見える。
食事を早々に、「ANA機体メンテナンスセンター」に移動。
道路の右側には手前からJAL格納庫・メンテナンス工場や格納庫があり、左側には関連施設が並ぶ。
15分ほど歩くと左側に「ANAコンポーネント メンテナンスビル」がある。玄関前で警備員に「ANA機体工場見学 入館証」を見せて入館して左の受付で入館証を提出すると「WELCOME TO ANA」という冊子と首から下げると指示されるタグを受け取る。
時間がくるまで、ロビーでくつろいでいると、15分ほど前に教室に移動し、そこで「お話」ANAの歴史や取り組み。飛行機の原理など。見学にあたっての注意事項などの説明があり、4グループ(1グループ10名くらい)でグループごとに案内の女性と共にヘルメットをかぶって、いよいよ現場へ向かいます。
整備工場の3階から廊下を移動しながら全体を見下ろしならら、説明を受けます。皆さん初めての光景に興奮気味で説明どころではないようです。
当日は3機が入っていました。
BOEING 787-8
BOEING 777
BOEING 737
中型、大型、小型が各1機揃っているという偶然が幸運をもたらしたとのことでした。
鉄製の階段を下りていって、地上階に着きました。
飛行機を下から見上げるこのアングルはめったにお目にかかることができないと思います。
777は整備のための足場(?)が組まれ機体の一部しか露出していません。
さっと見て、次の787に行きます。
前方、左側面、後方を舐めるように見渡して、A滑走路などを見ているうち、タイムアップになったようです。全行程1時間半(90分)でした。
くせになりそう。
ANA機体工場見学
月曜〜金曜 各日4回のコース
無料
予約方法 インターネットによる予約 電話申し込み
見学場所 :
ANAコンポーネントメンテナンスビル
東京都大田区羽田空港3-5-4
JAL工場見学 SKY MUSEUM
毎日 各日4回のコース(年末年始を除く)
無料
予約方法 インターネットによる予約
見学場所 :
JALメインテナンスセンター 1
東京都大田区羽田空港 3丁目5-1
2014年9月30日までの見学コースは展示エリア(20)・航空教室(30)・格納庫見学(40) ()内は分
2014年10月1日以降 は展示エリアコースと工場見学コースの2つに分かれるようです。