ドライブスルー公衆電話 [観光情報]
ドライブスルー公衆電話
昨日、知人のお宅に伺ってあれこれお世話になってきた。帰路、珍しいものがあるということでご案内いただいたのが、「ドライブスルー公衆電話」だった。
ここは東京練馬区にある光が丘公園に接する道路上。
Google Mapから転載
戦前から軍事用地として活用され、戦後は米軍のグラントハイツとして利用されてきた地だ。
1973年に米軍グラントハイツが返還され、その跡地に造成された。同地は、当初、居住人口を現在の2倍の約7万人にする予定であったが、革新政権であったため半分の規模に縮小され、代わって公園の面積が大きく取られた。
とても大きく、美しい公園だけあって、施設もあれこれ工夫され、ドライブスルー公衆電話もその一つであると思われる。
Google Mapから転載
道路から半円形に入り込む専用の道路が用意され中央右側の低い位置に
電話機がある。
電話機を設置している鉄柱の上部に看板を掲載している。が遠くからは見えない。
Google Mapから転載
出口側から望む
こんな感じで電話するということで知人にモデルになっていただいた
いまや携帯電話の普及で公衆電話自体が珍しい存在となってしまった。この電話も消えゆく運命を背負っているんだろう。
だけど、不思議なのはこれを設置するにあたり、どういう利用形態を想定していたのであろうか。
「あっ、電話しないと。忘れていた」というパターンでは便利だけど、たまたまそこを走行中か近くに来ていて、この存在を知っている人以外利用しないと思うけど。
深読みはよしましょう。
よき時代の遺産かな。
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タグ：観光
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