南桜井駅前ターミナル



首都圏外郭放水路見学会 地中異次元空間 

   こんなに情報が氾濫していると、無料の見学会で人気のありそうなものって、普段の生活では出会えない、味わえないというのが、人気のようだ。

ネットでこの見学会があると知ったのも、地下の神殿のような巨大な空間に目をとめたからだ。

 

この見学会は人気のようで、ネット経由で参加を申し込むのも大変そうだ。

 

火曜日から金曜日の4日/週で1日4回の募集枠がある。

1コース約30人ほど?

申し込みは<このサイトから>

 

 

参加希望が承認されると予約番号などとともに登録したメール宛に返信されてきて、それで当日に埼玉県春日部市の「地底探検ミュージアム 龍Q館」に見学開始30分前までに行けば良い。




そんなわけで、いつものおじさん3人組で出かけたのは、昨年の年末。

最寄駅は東武野田線(最近、東武アーバンパークラインなんて洒落た別名があるみたいです)南桜井駅。

 

駅からは、徒歩では40分という案内があるが、見学会は地上から地底、帰りも地上までを全て個々人の人力でということなので、余力を保っておく必要があると考えた。

ということで、春日部市コミュニティーバス「春バス」を利用。



龍Q館に向かうバスはマイクロバスで、見学者らしい人たちもたくさん乗車で満員。

龍Q館に到着して2階の受付まで階段を駆け上がって、受付をすませる。

開始の時間とともに、2階の床面や壁面にあるパネルを利用して係員から放水路の有用性と、首都圏の洪水の危険を回避するための施設などを説明される。


まだ、記憶に新しい「茨城県常総市の鬼怒川堤防決壊」の画像が脳に焼き付いているので、説得力があった。



一通りの説明が終わって、いよいよ「調圧水槽」へ移動するが、「5階から6階の建物内の階段を上り下りできない人は、見学を遠慮してほしい」と注意があった。

しかも、階段の途中で休むこともできないと。

しかし、ここまで来て辞退する人はいないと思うけどね。


龍Q館の外へ出て、内部へ入る階段まで移動。

足が速くなる。


階段はそれほど苦も無く、降りることができました。(下りだもんね)


大きく、太い柱が何本も並ぶ様は、どこかで見たことある「地下神殿」のようだった。


説明によると、この柱は構造体というより、調圧水槽が地下水の力で浮き上がってしまうことを防止する重りの役がメインだとのこと。


広いスペースだが、見学エリアは限られた狭いところだけなので、高さや幅は実感できるが、奥行きは見るだけ。


10分か15分くらい留まっていたのだろうか。

人数を確認して再び地上に出る。

道路の左側のサッカーコートの下が調圧水槽の上部なんだどうか。


一同、異次元を体験して満足そうな顔に見えました。

 

おいら達の一番の疑問は、どうやってあれほど巨大な建造物を地下に建設できたか?

龍Q館での説明についで、調圧水槽にも同行して説明してくださった女性の方があの階段を1日5往復するというのを聞いてすごいな・・・って、どうしたらそんなに元気になれるの?

いろいろな説明をソラで滞りなくいう、女性説明員の記憶力ってすごいな・・・どうしたらそんなことできるの?