ここを抜けると恵山古鎮だということ



無錫 恵山古鎮(Huishan Old town) 

 前日、蘇州のホテル泊でゆっくり旅の疲れもとれたのか、どうかわからないが、とにかく朝8時にはバスに乗り込んで次の目的地へ出発。

 

朝食は例によって、バイキング方式。まっこんなモンかっていうメニュー。

 



 

蘇州から無錫(むしゃく)まで、約65km、約1時間10分ほどの行程。

 

途中、大きな交差点では、興味深い光景を目にすることができる。

不動産業者の営業担当だろうか、プラカードを掲げマンションの購入目当てに来るまでやってきた客の注目を喚起している。

それが、車の前に飛び出すような、危険にも見える所業でびっくりする。

あっけにとられて、写真撮るの忘れていた。

 

ガイドによれば、日本からの観光客は日本にない中国的を好むはずなので、これも名物になりうるということであったが、納得だ。

 

この辺りも高層の住宅が建っている(入居しているようには見えないものもある)あるいは建設中のものも含めると、ものすごい数におよぶ。

 

バブルそのものって感じだ。

 

上海はマンションの金額が高騰し、それに比べて上海に近い蘇州はまだまだお買い得感があるという。

 

 

無錫市は上海市の西、約110kmに位置し、江蘇省にある。中国で5番目に大きいとされる太湖(Tai-hu)の北岸にある。

錫(スズ)鉱山があったが、それを採掘しつくしたということから、無錫となったなど諸説あるが確証はないらしい。

太湖は淡水の湖で、魚介類を産するだけでなく、太湖石、淡水真珠などが有名。

また、泥人形も有名だということだった。

恵山古鎮

古い町並みを残して、カフェや中国の土産物、中国ファストフードなどを商う店舗が連なっています。

歴史を感じさせる建物の外観は見応えがあります。

説明表示板などがない点がちょっと残念です。

観光客が多く、人気のほどがわかります。

中国人と日本人では歴史的観光地に求めるものがちょっと違うのかなって思いました。

この町並みで一番気に入った箇所は入門してすぐ左側にあった「無錫 老酒の店」。店内には老酒を作る説明や、絞り器や熟成のための瓶などが展示してあって、視覚的にも楽しめるが、強調したいのは、店内に漂う香り。

なんとも言えない良い香りがするんだ。

酒飲みにはたまらないね。

 

ここでしばらくじっとしていたかったが、盛りだくさんのツアーの場合、一箇所にとどまる時間が短いばかりか、集合時間をしっかり守らないといけない。