続けて 船内見学 「氷川丸」

 

   オーシャンボリーム号の船内見学を終えて、横浜中華街へ繰り出して激安の中華定食。

とても暑くて、中華街を散策していると人熱で倒れそう。

 

山下公園で海を見ようかって。。

 

いつも見慣れた氷川丸。

先ほどまで船内見学をしていたので、いつもとは違うように見える。

そういえば、幼児期に乗り物って絵本には、身近な自動車のほかに飛行機や旅客船もあったっけ。

旅客船は決まってというかモデルとなる船が決まっていたのか、船体が黒と白と赤で無理分けられ、それは絵本の中でも十分に眩しいほど美しかった。

氷川丸。よく見ると昔の絵本で大海原を波を切って憧れの外国航路を行く旅客船そのものじゃないか。

今は大海原を行くって環境にはないけど。

 

まさかこの船も船内見学ができるとは。

 

その前に山下公園を一巡。

 

例によってシニア料金でチケットを購入しいよいよ乗船。

これが、午前中に見たオーシャンドリーム号とはちょっと違って、すごくゴージャスではないか。

 

 

 

氷川丸のデータ(乗船券購入時に入手のリーフレットから)

 

重要文化財 日本郵船 氷川丸(海に浮かぶ文化遺産)

竣工:1930年(昭和5)

全長:163.3m

船幅:20.12m

総トン数:11,622トン

最高速力:18.38ノット

船客定員:286名



波乱万丈の氷川丸の歴史

氷川丸は1930年にシアトル航路用に建造された貨客線です。

1920年頃より、欧米が投入した大型船に対抗して、日本も優秀船を建造しようとの声が一気に高まり、当時の最新鋭の船として竣工しました。

戦時中は海軍特設病院船となり、終戦までに3回も触雷しましたが沈没を免れ、戦後は貨客線に戻り1953年にシアトル航路に復帰。

船齢30年に達し第一線を退くまでに、太平洋横断254回、船客数は2万5千余名と、大変活躍しました。

1960年に引退した後、1961年より山下公園の前に係留保存され長年にわたり多くの人々に親しまれてきました。

2006年に閉館して改装を行い、2008年に「日本郵船氷川丸」としてリニューアルオープンしました。

戦前の日本で建造され現存する唯一の貨客船であり、造船技術や客船の内装を伝える貴重な産業遺産として高く評価され、2016年に重要文化財に指定されました。