高度経済成長期の景気を支える労働力として、団塊の世代は大いに貢献した。地方から首都圏へ集団就職の人たちは金の卵ともてはやされ、就職はまさに売り手市場だった。


団塊の世代が好景気のスタート地点で職に就いたのは幸いだったと言わざるを得ない。

生産性の向上に寄与し、消費にも大いに貢献して未だかつてない好景気を招いた。

この基盤を築いたのは、恐らくは戦前生まれの人たちであると思われる。


この2つの要素が偶然にしても非常にうまく合致した時代だった。