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たまにはこんなことも [経済考]

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たまにはこんなことも

 たまにはこんなことでもって、記事にしてみました。

 誰でも持っていると思うデジタルモバイル機器。あの製品がモバイルたる所以は内蔵されている充電池を外しては成り立たない。
この充電池は充放電を繰り返して使用できるものだが、初期のものでは、よく発煙事故、発火事故や加熱によって人身に火傷などの事故を起こしていた。

これによって大げさにいうと、製品の回収など日常茶飯事だったこともあった。
今でも時々ではあるがこの手の事故は少なくはない。
製造管理が非常に難しいということだ。

さらにこの充電池は使用を重ねていくと蓄電容量の低下が避けられない。
少しでも寿命をのばす方法として、満充電にしないとか、ゼロ放電にしないとか言われるが、真偽のほどはわからない。
しかしながら今の充電池は徐々に穏やかに性能が劣化していく。




  


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共通テーマ:日記・雑感

「 ペッパー 」人型ロボット デビュー [経済考]

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 2014年6月5日にソフトバンク社により人型ロボット「Pepper(ペッパー)」がデビューした。
いままでの人型ロボットという認識は主に形態を示すものであり、象徴的には二足歩行ということになろうか。

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産業革命 [経済考]

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 産業革命がイギリスから派生し、世界中に広まったのは18世紀半ばから19世紀にかけてだった。考えてみてもそれほど遠い昔でもない。

文献によれば、貿易がさかんになってイギリスではインド綿布の需要がおおきくなったが、需要に追いつける生産方式がなかった。
また繊維産業ではすでに存在していた毛織物団体からの圧力でインド綿布の輸入が禁止された。

綿布の輸入禁止措置に対抗して原綿を輸入して国内で綿布に加工することになると大量生産のニーズがでてきた。
自動織機や紡績機のはしりといえるような発明もあり機械化がすすんだ。
機械化することで均一大量の生産が可能となり、安価な製品をつくることができるということが広く認識されると、工場の建設、工場の経営など産業資本家が社会・経済・政治の主導権を握るようになる。

また、石炭エネルギーを使う動力機関(蒸気機関)により、ますます機械化に拍車がかかったことは、まさに産業革命の名にふさわしいものとなった。

これらは表の部分ですが、陰の部分では、多くの職業がなくなったのは容易に想像できます。

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模倣と創造 [経済考]

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 かつてはコピー製品の氾濫で有名だった(今でもか?)中国も、デジタル機器に限定すればコピーの対象が日本製品から米製品に変わってきたようだ。
コピー商品は世界的規模で売れているというものでないと意味がないからだ。

言い方を変えれば、日本製品が売れていないことがうかがえる。

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景気の気(2) [経済考]

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   高度経済成長期の景気を支える労働力として、団塊の世代は大いに貢献した。地方から首都圏へ集団就職の人たちは金の卵ともてはやされ、就職はまさに売り手市場だった。


団塊の世代が好景気のスタート地点で職に就いたのは幸いだったと言わざるを得ない。

生産性の向上に寄与し、消費にも大いに貢献して未だかつてない好景気を招いた。

この基盤を築いたのは、恐らくは戦前生まれの人たちであると思われる。


この2つの要素が偶然にしても非常にうまく合致した時代だった。


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景気の気(1) [経済考]

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  景気の善し悪しはまさに「気」に大きく依存していると聞くが、果たしてそれだけだろうか。

かつては景気に名前が付いていた。

高度経済成長期にはどんな名前だったか記憶にないが、この時期は世界ブランドとしての「JAPANブランド」が形成されていた。

当時の「JAPANブランド」を私なりに要約すると「安い・高機能・高品質」だった。


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怖い PM2.5 [経済考]

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新興国としての中国は、急激な経済成長とともに社会的ひずみを生んだ。貧富の格差拡大やPM2.5をはじめとした大気汚染、河川汚染、土壌汚染、有害物質垂れ流しなど問題点が近年になって一気に吹き出した。


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リーダー・マネージャー不在の日本企業 [経済考]

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大いなるリーダーが育たない輩出されない日本にあって、ものごとを決めることはできるだけ曖昧が良い。

責任を問われる対象が一人の場合は逃げようがないが、10人だったら、必ず 「あの時は俺は反対だったんだよ。ただ会議の流れで反対は許されなかった」 と言う輩は一人二人出てくるのが常だ。

では反対できない流れを作った責任者は誰かと聞くが答えがない。

ここに至っても責任回避は忘れない。

突き詰めて行っても責任者など存在しないかのようにして結果だけは残る。


 

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オーディオブーム [経済考]

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70年代にオーディオブームがあった。物質・形にない音を追求するというのは行き着くところのないものだった。経済成長とともに徐々に高級機種へとエスカレートしていく、またこれが楽しいものだった。

音響という定量化しにくいものが対象だったのか、オーディオ評論家も多数輩出し、専門誌と共に大いにもてはやされた。多くのリスナーは所有する機器と音を競い合った。

ACケーブル、ピックアップカートリッジケーブル、スピーカーケーブルなどまで高級素材を惜しみなく採用した高級品が開発され発売された。

海外製品もスピーカをはじめ高級機種が大いに売れた。現在のような円高でない時代だったので名実共に高級品だった。

先のケーブル関係も含め、イメージが先行して音がついてきた。

これを雑誌や評論家がフォローした。

 

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