日本橋 七福神巡り で新年を迎えられます
ここ最近は新年だからといっても、それらしいことはしていなかったので、節目だということで新年らしく七福神巡りに出かけることになった。
(2015年1月4日)
じつはいままで何カ所かの七福神を廻ってきたが、今回はほかにも目的を絡めて、日本橋の七福神を参拝することにした。
この 「日本橋 七福神めぐり」と イベントは地図に印刷されているものを見ると第三十回とある。
ずいぶんと前からの歴史あるイベントだったんだ。
冒頭の地図が七福神巡りの地図 情報によれば1時間半ほどで廻れるコースらしいが、参拝者の行列でお参りしながらだと、待機時間の方が長くなる。
今回の所要時間は約5時間。
今回は丁寧にお参りしたので、今年はきっといい年になるだろうと期待している。(自分勝手だね)
まずは日本橋三越の前に当日設置されたカウンターで地図などと黄色いリボン
を受け取る(これで七福神巡りの準備はOK)
プラカードを持った案内の方の指示で1〜8番の順に巡る
七福神なのに8なんです
最初は小網神社(福禄寿・辨財天)
左側の建物に沿って左に曲がったところにあるが、凄い渋滞がここから始まった
最初に頂戴した地図の裏にあった各神社の解説を転載すると
(1)小網神社ー福禄寿・辨財天
中央区日本橋小網町16-23
福禄寿は福徳金運長寿の神、辨財天は金運学芸の神で、東京銭洗い弁天でも有名です。当神社は、強運厄除の総本山で、約550年前鎮座した古社です。5月の大祭には一之宮二之宮神輿が渡御し賑わいます。
参拝して次に向かうまでここまで約1時間
(2)茶の木神社ー布袋尊
中央区日本橋人形町1-12-10
神社の周囲に巡らされた茶の木の緑が見事でこの名がついたと伝えられています。また、佐倉城主の屋敷内はもとより町方にも火災の無かったので火伏せの神といわれています。布袋尊は福徳円満の神として信仰されています。
本殿の左右に青々とした茶の木が植えられていた
高層のビルに囲まれたオアシスの感
途中にあった人形焼きの店
大勢の客で賑わっていた
前回のお参りでは次は水天宮でしたが、お宮のあった場所は工事中で
仮宮に移転してお参りの順番がかわっていた
(3)松嶋神社(大鳥神社)ー大国神
中央区日本橋人形町2-15-2
明暦の大火前、大鳥神社の周囲は歓楽街であり、人形細工の職人、歌舞伎役者、葭町の芸妓傾城形状(けいせい)など、芸能関係や庶民の参拝が盛んでした。11月の酉の市がそのしるしです。
甘酒横町を横断するが、ここで冷えた身体を温める甘酒を
(4)末廣神社ー毘沙門天
中央区日本橋人形町12-25-20
勝運を授け、災難をよける神様として、400年以上前から信仰されています。末廣神社は、この地にあった葭原(吉原)の守り神さまでした。延宝3年(1675)、社殿を修復した際に、縁起のよい中啓(末廣扇)が見つかったことから、これに因んで「末廣神社」と名付けられました。
脇には獅子舞
(5)笠間神社ー寿老人
中央区日本橋浜町2-11-6
日本三大稲荷のひとつ笠間稲荷神社の東京別社は、江戸末期笠間藩主牧野貞直公が本社より御分霊を芳斉人々に尊敬され紋三郎稲荷として親しまれております。寿老人は長寿、お導き、幸運の神様として運命を良い方向に切り開いてくださる福徳長寿の守護神です。
並んで参拝を待っているときに見上げると、この何とも言えない電柱の芸術的配線
美しさを通り越して奇跡?
(6)水天宮ー辨財天
中央区日本橋浜町2-30-3
有馬頼徳公が、加賀百万石の前田公と能の芸を競われることになり、辨財天に願をかけられ、満願の日にめでたく勝つことができましたので宝生辨財天ともいわれます。御像は運慶の作といわれ芸事や学業貨殖に霊験あらたかといわれています。
仮宮は明治座の道を挟んだ隣
途中でファミレスで精進料理っぽいヘルシーな食事をいただく
ひとときの休憩で足の状態も回復しました
さてあと一息頑張るぞ
(7)椙森神社(すぎのもり)ー恵比寿神
中央区日本橋小掘留町1-10-2
恵比寿神は、商売の神、道徳の神として崇められています。当社は、遠く一千年以上昔の創建、江戸名所図会にも掲載されています、5月16日の例大祭には350貫の大神輿渡御(3年ごと)、10月19・20日の恵比寿祭は市と共に有名です。江戸時代の富興行を記念して境内に富塚があります。
(8)寶田惠比壽神社ー恵比寿神
中央区日本橋本町3-10
宝田村の鎮守で、もとは皇居前にありました。祭壇の中央に安置してある恵比寿神像は慶長11年三伝馬取締役の馬込勘解由が徳川家康から受け、運慶作とも左甚五郎作とも伝えられています。1月20日初恵比寿、10月19日・20日には商売繁盛を祈る恵比須講が開かれています。
鈴も 鳥居の外にあり、参拝は道路という小さい社殿
これで全行程踏破
日本橋三越に帰ってきた
日本橋三越
中央区日本橋室町1-4-1
明治41年に洋風ルネッサンス式3階建て日本最初の百貨店となり、以後、日本建築界の最高技術による増改築が行われ、昭和10年、国会議事堂、丸の内ビルディングに次ぐ大建築として完成しました。
スタート時にいただいた地図と一緒になっていたアンケート用紙に
いろいろ書き込んで日本橋三越の屋上で記念品と交換
アンケート用紙は途中 椙森神社でスタンプ印を押してもらう
同じようにこちらはアンケート用紙ではないが椙森神社でスタンプしてもらったものを
日本橋三越の斜向かいの山本海苔店で海苔をいただく
干支を印刷した手ぬぐいなどをゲットできました