成田線 小見川ー水郷間(城山公園より)
銚子→佐原はDL牽引(最後尾に蒸気機関車逆向き接続)



久しぶりの蒸気機関車 

   佐原は祭りで行き慣れたところ。次のイベントを探すうちに「香取市」のHPでこの記事を見つけた。

「佐原駅〜銚子駅間にSLがやってきます!」。

 

詳報によれば、運転日は2016年1月29日・30日・31日の3日間

これに先立ち、試運転が1月22日、23日、25日、26日、27日を予定

運転区間は

銚子から佐原まで(成田線)1往復

運行時間は写しとってまとめたものを次ページに掲載しました。(間違っていたら御免なさい)

 

SLは D51 498 

 

おいらは、SLという呼称にはしっくりとこない。やっぱ「蒸気機関車」でしょう。

この名で、あの重厚でエネルギッシュな鉄の塊をイメージできる。

近年、この蒸気機関車を見ようと思うと、死んだ抜け殻(静態保存)か、各地のイベントに行ってみるしかない。

 

後者は、今のカメラブーム(ガラ携、スマホ、コンデジ、ミラーレス一眼、一眼レフ、それにビデオ)を象徴するかのように、手に手にそれぞれのカメラを持った人々でごった返す。

 

その昔も同じような光景を思い出してしまうおいらにとっては、こういう場面はちょっと苦手。

昭和四、五十年ごろ、消えゆく蒸気機関車が被写体のトップ?に上り詰めた時も、すごかった。

畑の中を踏み荒らす。

後から来たものがカメラの放列には意も返さず介さず前方に陣取る。(怒鳴りあって喧嘩になる)

線路内または近接した場所にいて、列車が急停止などの運行妨害(結果として)

 

どうも人間ってカメラ持つと凶暴になるみたい。

 

こんなことをリアルで見てきたんで、イベントっていうだけで見たいなという意欲がそがれる。

 

でも、

試運転ってことだし、路線を見ると撮影ポイント(急勾配、カーブ、鉄橋、トンネルなど)少ないので、そうしたお立ち台一箇所にかたまることはなさそう。(勝手な思い込み)

それで、26日に出かけてみた。

 

 

もちろん佐原の町にも銚子も何回も行っているが、成田線がどこを走っているのかも知らない。

今は便利なストリートビューなんてありけど、鉄路に乗ってのビューはかなわない。

そいいえば、ストリートビューの撮影車を見かけたことがあったが、鉄道版はないんだろうな。

 

それで成田線をほぼ並行して走る、国道356号で検討をつけならがら、ポイントらしい場所に見当つけた。

それは、人が集まる線路際から、離れた場所で町を入れたところ。

小見川駅と水郷駅の間にある「城山公園」(最初の写真)

横からのビューポイトを目指したが、木が生い茂っていて線路が見えない。

 

ここは銚子方面を望む展望デッキのような場所で、すでに何人かカメラを持った人がいた。

銚子方面から右カーブを回って、左の方向へ抜けてゆく。

残念ながら、蒸気機関車は銚子駅にも佐原駅にも転車台がないので、佐原から銚子へ向かう方向に最後尾に後ろ向きに接続されている。

 

本番は蒸気機関車が先頭を牽引する佐原→銚子だ。

 

先の城山公園のポイントではうまくいかねいだろうな。

 

1日1往復しかないが、石炭のばい煙や蒸気の香りも含めて十分堪能してきた。

 

やっぱり、蒸気機関車はいいわ。