大賀ハスまつり 千葉公園「蓮華亭・ハス池周辺」



























 







 おいらにとっては、早起きしてそそくさと出かけた。


ハス花が早朝開花し、その後徐々に花がしぼむということで。


ハスの花の4日間っていうパネルによれば・・・


<1日目>


早朝4〜5時ごろ花弁がゆるみ始め、とっくり型に開き、全開しないで8時ごろには閉じ始める。


<2日目>


深夜1時ごろからゆるみ出し、朝7〜9時ごろに全開する。


<3日目>


深夜1時ごろから開きはじめ、9〜10時ごろに全開して花径が最大となる。


<4日目>


8時ごろまでに全開となり、花弁が少しずつ散りはじめ午後3時過ぎには完全に散る。


 


 


ところで植物って独特の、時計に代わるものを持っているんだろうか。


人間にも腹時計ってものは聞くけど、これは季節にはおよそ関係ない。


人間の腹時計と比べようもないけど、高機能、高精度にちがいない。


 


新しくなった千葉駅には未だに馴染めないでいるが、迷わずに千葉公園に到着。


今日は梅雨時期とは言え晴天で歩いていると暑い。


大賀ハスまつりの初日、土曜日。すでにたくさんの人が大きな一眼レフ、スマホ、コンデジなどのそれぞれのカメラを持って被写体に夢中だ。


 


ここを訪れたのは今年で4回目。変わらぬ美しいハス花が咲いている。


聞くところによれは、毎回3月ごろにレンコンを掘り出して、状態の良いものを選別して植え直すそうだ。


こうした地道な手入れを経て美しく開花しているんだと言い聞かせながら、せっかくのハス花を少しても美しくって写真撮影に臨みました。


 


その後、ハス池を離れて公園内を散策。


4回目なので見慣れた景色だったが、縄文土器のモニュメントを発見。


あれ、こんなのいつからあったんだろうか。知らなかった。


特別史跡になった加曽利貝塚で最も有名な縄文土器、加曽利E式土器(縄文中期)じゃないですか。


この土器は、「加曽利貝塚PR大使 かそりーぬ」が頭にいただいている黄色い帽子のモデルとなっているものだ。


 


今度はレンコンの植え替え時にも行ってみたいと思った。


 


*大賀ハスについて


千葉県千葉市検見川の東京大学農学部厚生農場内の泥炭層を掘り下げた約4.7mの青炭層から、古ハスの実が発掘された。3粒の実を培養したところ、見事1粒から発芽した。


このハスが、発掘に中心的に携わった大賀一郎博士の名をつけて大賀ハスとなった。


日本各地に株分けされている大賀ハス、古代ハスは元は1粒の奇跡の発芽から始まったということになる。