高幡不動の参道から





































日野七福神めぐり



























 







 おいらの子供の頃の正月って言ったら、喧騒の大晦日から一転、たった1日夜が明けたら、いかにも静まり返った正月の風景となるのが、不思議な感覚だ。


商店はほとんど閉まっていて、それこそおせちでもないと食事にも困る。


子供にとって正月とは特別な時間だった。


 


それが、歳を重ねたせいか、そのような感覚は薄れというかなくなって、正月だからって特別なことや、感慨もなくなってしまった。


 


切れ目、節目のない流れに、多少の抵抗感もあるので、時々は七福神めぐりや早くもない初詣などを思いついては行って見たりしてきた。


 


年が明けて、早くも1週間が経とうって頃、いつものおじさん3人組でこぞって京王線の高幡不動駅まで出かけた。


 


日野七福神は広範囲に点在しているので、いつものペースで徒歩だけでは廻りきれそうにない。