この当時出来上がった潜在的ブランド意識の中の「ライカ」にすぐに反応してしまった。
同社のデジタルカメラは「Panasonic社」からOMEされてきたと認識している。
今回発表になった「
ライカTシステム」のカメラボディーははたしてどこの製造なのか。
注目したのは、
+ユニボディーの採用
カメラは精密な光学機器だが、レンズマウントと光学センサーを搭載、つないでいるボディーの剛性は設計通りの性能維持には不可欠な要素だと認識している。
高級機種ではマグネシウムダイキャスト、廉価モデルでは強化エンジニアリングプラスチックを使用しているが主流のようだが、ともに成型時の残留応力が若干残り、精度確保のためにはユニボディーがより理想に近いと考える。
ユニボディーはApple社のMacBook Proシリーズなどで採用された。同社の説明ではアルミニウムのブロックを加工機(たぶんマシニングセンター)によって機械加工(削り出し)するために、成型するための技術的制約を無視した自由な形状や高精度の形状、さらに成型ではないことで高価で製作・加工に時間のかかる金型が要らないなどのメリットがある。
一方で加工には高価な加工機械(生産数によって多数)と加工時間がかかることで一般的にはこの加工品は非常に高価であることなどのデメリットも存在する。
+もちろんレンズや付属品など一新した新システムは同社の力の入れようが伺える。
私にとっては、デザイン、技術、ブランドともに重量級のこだわりが溢れ、非常に魅力的なカメラに仕上がっていることは間違いないと思える。
買えないけど。