賄いきもの展 行ってきた
 
おいらの父親は染色関係の生業で生涯を過ごした。
 
でも、おいらはその生き様を見ていて、それが自分にとって適した仕事だとは思えなかった。
そんなことから、全く異なる道を選んだが、小さいときから親父の背中を否応なしに見てきたので、染色やきものは無視できるような存在ではない。
歳とってくるとなおさらそんな感覚が首をもたげる。
 
幼なじみというか、そんな人と会う機会がおとずれて、そして彼もまた染色関係で活躍していたことを知った。
 
「賄いきもの展」を開催するということで、一気にいろいろな想いが吹き出して、とにかく見ないことにははじまらないとの思いで出かけて見た。
 
 
 
「賄いきもの展 〜手描きの楽しいグッズたち〜 」
2015年6月10日〜14日   10:00〜18:00
<練馬区立美術館> 区民ギャラリー(西武池袋線 中村橋駅)
アトリエ翔  <アトリエ翔 HP>
 
 
 
きものの文化は日本独自のもので、大切につなげて行かないといけないとは言うものの、この業界の展望は決して明るいものではない。
文化の継承っているのは、声高に叫んでもなるモンでもない。
生活の中に根を張らないといけない。
 
「賄いきもの展」というような地道な活動が不可欠ってことなんだろう。
 
ご興味があればお出かけください。