写真がアートだとしたら、どこでいつ撮ったかの情報はあまり価値がないのかもしれない。
一方で撮った写真が記録という意味合いが強い場合は、いつどこで撮ったのか、どんなカメラで、カメラのセッテングはどうだったなどは記録の一部だと思う。
むかし撮り溜めたネガフィルムを見て残念に思うのは、撮影日と撮影場所を特定できないのと、写っている人の名前がわからないことがあることだ。
特に位置情報は記憶に頼るしかないし、記憶も時間とともに曖昧になってくる。
最近の高機能デジカメやスマホでは、GPS機能を有していて写真を撮ると撮影ポイントの位置情報も記録するものがある。(ジオタグを付加)
かつてのフィルムカメラでは、絞り、シャッタースピード、カメラ、レンズ、撮影時間などの情報が撮影データとして記録できなかった。
もし記録しようとすると撮影のたびにメモをとらないといけなかった。
もう一度同じ場所を訪れて、比較写真など撮りたい(ごく稀に)と思っても、思い出せないと実現できない。
デジタル写真になって撮影と同時に、Exif情報というデータが写真データに埋め込まれる。
これって便利だ。
だけど、撮影ポイント(場所)も入っていると完璧なのに。ってことで幾つかの機種ではGPS機能を持ったものもある。
このような機能を有しない機種ではどうするか。
この実現のためには、スマホとの通信機能を使ってGPS情報を受け取ることで、カメラ側で埋め込みができたり、GPSロガーによって時間軸と移動の軌跡を記録して、撮影後の写真の時間と同期させるものなど、いろいろグッズやソフトが販売されているようだ。
でも、それほどでなくてもいいじゃないかっていうおいらみたいな人もいるんだろう。
GoogleMapを利用して写真にジオタグを埋め込みしてみた。
機材 Apple iMac OS X El Capitan 10.11.3
ブラウザ Safari 9.0.3
写真ビューア 写真.app 1.3
(最近のAppleのアプリの名前は写真、メール、カレンダーなどのようにアプリの名を表しているかわからないことも。ってことで写真(Photo)と写真.appを使い分けます)