視察船「新東京丸」乗船 そして東京湾視察



























 







 このところ、東京都にまつわる話題に事欠かない。


東京オリンピック、豊洲・築地市場、都議選など、それに加えて前知事が新聞のインタビューに応えた記事が掲載され、その知事時代にイタリアのメーカーに発注したという超豪華クルーザーなどなど。


 


先月だったか、テレビでこのニュースが取り上げられた。


その番組によると、そもそもは現在の視察船 「新東京丸」の老朽化から新造船をということだったようだ。


 


来るべき東京オリンピックに向けて、羽田に降り立った訪日のVIPを豪華クルーザーに招待し、東京湾を航行して浜離宮に乗り付けて、庭園内に建設する迎賓館(『延遼館(えんりょうかん)』を復元し、歴史的文化遺産を次世代に継承するとともに国内外から訪れる人をおもてなしする迎賓施設としても活用)に招待。


それこそ「お・も・て・な・し」といいう構想だったようだ。


 


そのニュースの中で、老朽化しつつある新東京丸と、その新東京丸で東京湾を視察名目で無料で一般に解放していることを知った。


無料というとじっとしていられない。


ネットで空きを確認して申し込みました。<「視察船 新東京丸」利用案内>


念のために申し上げると、視察といっても双眼鏡や地図を持参して怪しい行動をするわけではありません。


船内では担当の方から、それぞれの地点で解説を聞きながらガッテンと納得することになります。


 


 


いつものおじさん3人組は浜松町駅に降り立って、歩道橋で山手線、京浜東北線の線路をまたいで竹芝桟橋方向へ向かう。


歩道橋から下に「旧芝離宮 恩賜庭園」の緑が目に飛び込む。


帰りに寄ろうかってことになったが、今日の行程は竹芝桟橋出航で青海帰港なんだよね。


指定集合場所の竹芝小型船ターミナルへ。


 


いよいよ出船かって時間になって、本日は強風のため、「青海へ船がつけられない可能性があります。出てみないとわからない」、時間をおいて「波が高いのでコースを変更します。中央防波堤の外に出ないコースに変更します」っていうことになった。


 


出航すると確かに波が荒くて、窓にしぶきがかる。


海から眺める発展する東京臨海部を見るとあらためて凄さを感じる。


コースは短縮されてしまったが、おまけとして東京消防庁「水の消防ページェント」の放水の練習を遠くから眺められたので良しとしましょうかね。


 


青海には入れなかったので竹芝に帰ってこれた。


これによって、旧芝離宮恩賜庭園へ行けることになった。


周りを高層のビルに囲まれたせいなのか、風も弱くゆったりとした時間を楽しんだ。