SSブログ

鹿島神宮式年大祭 御船祭(2) [祭り]





2014_0902-0026.jpg

鹿島神宮式年大祭 御船祭(2)
 この行列を途中で切り上げ大船津へ向けて移動。
神社から大船津まで約2キロメートルの行程。
一之鳥居が見える頃には、沿道を埋め尽くす人々で身動きがとれないほどだ。
「御発船祭」の神事を見るためには鰐川の護岸に登る必要があるが、どこをどう行けばいいのか判らない。
祭のメインはこちらで、一番の観光の場所は早朝から確保されていたようだ。




 何とか御座船が遠目に見えた。
バスのツアー客はツアーガイドの案内でいい場所にシートを広げ、荷物を置いて仲間と談笑している。おばちゃんは例によって日傘を広げている。
その後ろから何とか隙間を見つけ出した。

・大船津 潮来加藤洲に向け御発船

2014_0902-0027.jpg
こちらは御座船ではなく船団を構成し関係者を運ぶための船

2014_0902-0028.jpg
凄く遠目に見える御座船。発着場を離れたところ

2014_0902-0029.jpg
沖合で船団の並びを整えてから、大船団は一路 潮来の加藤洲へ向かう

 これを見届けると多くの人は鹿島神宮駅にもどり潮来駅まで移動して、この船団を追いかける人も多く、JR鹿島神宮駅には切符を求める人でここもごった返していた。

 鹿島神宮駅や神宮周辺には食事処ならびにバラエティーが少ない。駅周辺には無いように見えた。神社の参道に常陸そばの店とうなぎの店などあるが、一気に押し寄せた観光客を収容するには少なすぎる。
どの店も今日ばかりは「行列ができる店」に化していた。

なんとかあるそば屋に入り込んで食事を済ませると、すぐに大船津まで引き返す。

2014_0902-0032.jpg


・大船津 御着船
 すでにいい場所とおぼしきところは人が入っていたので、その脇、土手の斜面に入った。
この場所で1時間以上待機していたので、ちょっと押されただけでも踏ん張れずに下まで転がり落ちてしまうほど疲労困憊した。
落ちずに頑張ったのはおいらの下にもたくさんの人が入っていたからだ。
人間の足は傾斜地に横に立ち続けるようにはできていないようだ。

 こんなに苦労してキープした準良き場所だったが、御座船が入る前に取り巻きの船が先に桟橋に入り、乗船していた関係の方々は下船すると続々と堰堤上に並び御座船をお迎えする行列を作る。次第に堰堤の上にはその人たちで埋め尽くされた。

 観光客側の先頭に並ぶカメラマンなどの多くは、まだ撮影していないが、それぞれ出来上がりの写真をイメージしていたに違いない。そのイメージは壊滅的に破壊された。

高価な一眼と超望遠ズーム。場合によってはそれを複数台。三脚の使用は無理だかったって一脚にカメラを早々とセットしてスタンバイしていたのに。
ま、主役は神様だから文句は言えない。

2014_0902-0033.jpg
御座船の到着はおくれに遅れて、それでも期待しながら踏ん張る

2014_0902-0034.jpg
人影のはるか向こうに御座船が入ってきた(左端)
一之鳥居の正面に着岸するが、関係者の多さにこれを見ることはできない

 斜面に立ち尽くして、歩けないほどの疲労を感じて早々にその場を抜けて、日陰でへたり込んだ。

祭自体は素晴らしい。神社もともて荘厳で歴史を感じる。
駅まで歩くことは難しいので、無料シャトルバスに乗った。順番待ちで30分ほど待つことになったが、早く帰って休みたいよ。
でも、再訪してみたいところの一つだ。

「今回の経験を活かして、次回はいいところをキープしたいな」って、そんな経験すぐに忘れるし、12年先まで命や体力、気力が続くか、それが問題だ。

2014_0902-0030.jpg
昼食前のゆったりした時間に石灯の上にサルスベリの花が落ちていた
ここにも秋が来ているなって。余裕があればいろいろ見えてくる

2014_0902-0031.jpg
こちらは境内脇の駐車場に待機していた「鹿島の山車」
5基あって、向こう側から「天照皇大神」「聖徳太子」「角内区山車・武甕槌大神 年番のため榊」
「木花咲耶姫」「塚原卜伝」
3日間にわたり町内を巡行する

2014_0902-0000.jpg
「剣聖 塚原卜伝の生誕之地」鹿島神宮駅から神宮への道沿いに
大きな銅像がある

2014_0902-0035.jpg
帰りの行列
道幅の広い県道238号線を渡る馬たちも、道路のわだちの凸凹につまずきながら巡行





Sponsored Links



タグ:祭り
nice!(45)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 45

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました