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浦安周辺 散策 [観光情報]





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浦安
 むかし、おいらが小学生だったころ「うらやす(浦安)」という名は船に乗って川をくだり、投網で捕った魚を船上で料理していただくという贅沢三昧なところであった。

説明できない、ありとあらゆるものが微妙で複雑に絡み合った素敵な町の名の響きだった。


 詳細は記憶していないが、船宿から乗船すると川を下っていき、アシの生い茂る中州?を左右に見ながら、河口近くにいくと船が停まり、船頭さんが船首に立ってアミを巧みに廻しながら投げ入れる。
静かに引いてくるとたくさんの魚が網にかかっているという仕掛けだ。
天麩羅やあらいを食べた記憶が僅かに残る。

潮が引いたときには船底が川底についてしまう。そんな時は船から下りて潮干狩りしたという記憶もあるが、同じ場所だったか不確かだ。何せ50年以上(半世紀?怖いよ)も前のことだ。

きょう「浦安市郷土博物館」で係員の方からお話を伺ったことによれば、アシの生い茂っていた辺りは、いまの東京ディズニーランドだという。

おいら的にはディズニーランドより、アシの生い茂る中州の方がいい。といっても経済効果を考えたら、そんなの許されないか。

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郷土博物館で元船大工だった方が和船の補修をされていた

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この方は保存されている和船を参考にミニチュアモデルを制作していた。といっても
材料や工法は一緒(船大工ではない方なのに凄い)

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展示されていたジオラマ
右奥にアシが、手前にはシギ?水鳥がエサをついばんでいる図
むかしは普通にこんな図が展開されていたんだろう

博物館を後に「旧 大塚家住宅」と「旧 宇田川家住宅」へ向かう
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これがフラワー通りの目印?

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大きな目印

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人もすれ違えないような狭い脇道を進む

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「旧 大塚家住宅」 江戸末期の建築
千葉県指定有形文化財

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大塚家は漁業との兼業農家で漁業は海苔を作っていたということ
この人形(凄くリアル)は海苔簀(のりす)を作っている。

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となりに座る おじいさんはアミの修理



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旧 大塚家から徒歩5分ほどで「旧 宇田川家住宅」明治2年建築
浦安市指定有形文化財

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当時の豪商の住宅というだけあって豪華

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こちらの人形はマネキンぽくて「よけいに気味悪い」という人も多いとか
反物を商う家かと思ったが、雑貨を広く商っていたという


東京メトロ東西線の西船橋駅の改造が進む
ソーラーパネルも設置され明るく、エコな駅にリボーン中
江戸、明治、昭和の香りを肌で感じることができた浦安の散策であったが、この駅の先端のアプローチにもしびれるね。

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タグ:観光
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