虎ノ門ヒルズ周辺 散策 [観光情報]
虎ノ門ヒルズでの昼食を終え、腹ごなしもかねてJR新橋駅方面へ歩くことにした。
この道(環状2号線 「マッカーサー道路」)は都内の道としては異例なくらい、歩道がゆったりしている。
まだ、あちこちで工事しているところもあるが、歩きやすい。オープンカフェ風に大きな傘を配した店も開業しているようだ。
まるでどこかで見た外国風のようだ。
右手にこのあたりで有名な「切腹最中」の「新正堂」の店舗が見える。
左側に懐かしい「TAMIYA」の文字が見えた。近寄るとまさにあのプラモデルのTAMIYAだった。
プラモデルってむかしたいへんお世話になったな。
小学校の帰り道のお立ち寄りといえば、古切手の店と模型店だった。
模型店は駅の反対側にあって、そちら側からは改札に行けなかったので、かなりの遠回りだったが、よく立ち寄ったものだ。
店の中で展示されていた模型はソリッドモデル(素材は朴の木で荒削りのキット)で小学生では太刀打ちできるものではない。
おいらは飛行機の洗練された形や空を飛べる技術に魅せられた。たぶんここから飛行機という対象が好きになったんだと思う。
ショーケースには鉱石ラジオのキットもあった。これも魅力的だったが、とても小学生の小遣いで購入できるものではなかった。
ということで店に行く主目的は展示されている完成ソリッドモデルを観賞することと各メーカーのキットを入れているパッケージの表面の美しいイラストを見ることだった。
あるとき突然に「プラモデル」っていうのが展示された。初めて聞くことば、初めて見るものだった。
いろいろなパーツが棒の先に付いていて、それを棒から切り離し、接着していくだけでとりあえず形は完成する。画期的だった。
これにはまった。
でも、飛行機は繊細な部品が多くて、プロペラや主脚はすぐに獲れてしまった。
こんなに入れ込んだ過去の血がTAMIYAのロゴを見て目覚めてしまった。吸い寄せられるように店内に入ると、まさに夢の世界が出現した。
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タグ:観光
2014-06-16 11:44
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