世界遺産 「富岡製糸場と絹産業遺産群」 [観光情報]
富岡製糸場
絹製品は非常に優れた性質を持つものらしい。何年か前に絹の寝間着や靴下などが流行ったが、それは外観的な高級感だけでなく「肌との親和性がいい」「通気性・吸湿性がいい」「夏涼しく、冬暖かい」「静電気が帯電しにくい」など多くの利点があってのことだった。
このような優れた特性が明治のころ確認されていたかはわからないが、大量に高品質の絹糸を生産し供給してきた功績は大いに認められる。
世界遺産に登録されたときに、製糸場のみにスポットがあたったため、今回行くまでは製糸場だけしか目がいっていなかったが、難しいことは置いておいて、いつもの三人(おじさん)+one(おじさん)計4人で行ってきた。
入口を入ると正面にそびえる立派なレンガ作りの建物「東繭倉庫」
ガイダンス展示場・売店がある
アーチの部分に「明治五年」と表示がある
西暦1872年だと142年前ということだ
展示の繭から糸をを取り出す装置
世界遺産とは「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3種に大別されるとあります。
当然「富岡製糸場と絹産業遺産群」は文化遺産になるわけです。
世界遺産というと自然遺産で代表されるように、世界的な観光地などを想像していまいがちだが、こと文化遺産ともなると観光地というより、歴史を学ぶっている比重が大きくなる。
そういう意味で事前に情報を頭に詰め込んで行くことを怠った不勉強がたたって、「ただ見てきたよ」っていう感じとなってしまった。
同時に富岡製糸場以外の地域も見ることなく終わってしまった。
改めて挙げると
「富岡製糸場」
フランスの技術を導入した日本初の本格的製糸工場
「荒船風穴」
自然の冷気を利用した日本最大規模の蚕種貯蔵施設
「高山社跡」
日本の近代洋さん法の標準「清温育」を開発した場
「田島弥平旧宅」
かわら屋根に換気設備を取り付けた近代養蚕農家の原型
久しぶりに山に囲まれた素晴らしい景色の中でおじさん4人が昔話に花を咲かせただけでも大いに意義があった。
もちろん、富岡製糸場の建物群は見るだけでも凄かったです。
友だちから頂戴した「富岡産シルク入り まゆこもり」
葛湯(くずゆ)
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タグ:観光情報
こんにちは^^
確かに歴史の勉強ですね。世界遺産と言うとおっしゃるように自然遺産が目に浮かびますが、文化遺産の保全も大事ですよね
by mimimomo (2014-09-29 14:31)
mimimomo様 いつもありがとうございます。
製糸場の建物や設備はS62年まで使用していたとのことです。その当時の所有者である「片倉製糸紡績(株)」が生産終了後も保全に努めたということが現在につながったという奇跡のような話です。
こういうことで非常に貴重なものだとわかります。
by DANKAI_Gen (2014-09-29 17:21)
☆恥ずかしながら世界遺産に登録されるまで 富岡製糸場の存在を知らなかった私です(#^.^#)
今回は記事を拝読しながら 行った気分にさせていただきました♪
年月の流れを感じますね。。。かつての雰囲気も伝わってくるようでした!
ありがとうございます(^^)
by まき (2014-10-01 10:06)
まき様 いつもありがとうございます。
私もテレビで大騒ぎするまで、存在すら知りませんでした。
お役にたてたこと嬉しく思います。
by DANKAI_Gen (2014-10-01 14:52)