横浜中華街 春節イベントが始まった

---

 

 

 横浜中華街 春節イベントが始まった

 

　陰暦の正月にあたる春節が2月19日から始まった。中国に限らず新年を祝う行事はアジア圏の各国で大いに盛り上がっているようだ。

 

日本もアジア圏に属する国ではあるが、陰暦の正月を祝う風習はなくなった。

考えてみると農業主体では、春を迎える年の変わり目はこの時期の方が身体にしっくりする。

 

太陽暦を基準にすると陰暦のそれは毎年ちょっとづつ ずれていくので来年は春節が始まるのはいつなのだろうか。

 

テレビのニュースでも盛んに取り上げているが、春節の長期休暇を利用して中国の富裕層が日本へ買い物、観光旅行にたくさんの人が来ているそうだ。

 

観光地をはじめ小売業など大いに売り上げを期待したいところだろう。

一昔まえにも日本がバブルの時代には団体で海外旅行で、お土産を山のように買い求めていたのを思い出す。

 

そんな御利益に預かれないおいらは、春節の一大イベントを味わって景気を付けようじゃないかってことで横浜中華街にでかけてみた。

 

 

 

横浜中華街での春節初日の行事は、「採青（ツァイチン）」。

日本でいうところの獅子舞が、各商店を次々と訪れ、店前でけたたましく太鼓、銅鑼（どら）。さらには爆竹まで鳴らし、これらの音に合わせて獅子が舞う。

続いて、獅子は店内にも入っていってそこがレストランであれば、食事中の客や店員なども頭を噛み、２フロアもあれば階段も登っていく。

入るときは頭から、出るときはおしりから出る。

店内にいないと愛くるしい獅子の正面を見ることができない。

獅子頭は目がパッチとして愛くるしい。日本の獅子頭のような金の歯もない。体毛はファーのような柔らかくて暖かい。ラメで光り輝いている。

おまけに舞いの動作が速くて、しかも尻尾に入る人の肩に頭側の人が乗るなどでとてもダイナミックなのだ。

楽器演奏の音と爆竹の音と煙、獅子の舞い。見ていると次第に元気をもらっているように感じてきた。

店を出て、最大の見せ場は、店の軒先に吊してある祝儀袋の「紅包（ほんぱお）」を咥えとるところです。

店によっては紅包を非常に高い場所に付けているので、人ふたり分の身長でとるのは倒れはしないかと心配になるほどの緊張感があります。

これを店ごとに次々繰り返していくのだが、獅子は資料によれは５基に分かれて巡回するとあるが、４時に始まって８時までの間、早く廻らなければならない。

店と次の店への移動は駆け足になる。

それを追いかけるほうも体力勝負というところだ。

 

中国曲技団のようなダイナミックな舞い

 

紅包を咥えとる 頭側の人は最終的には口に咥えているが、手で取ってから口に運ぶのか

最初から口で咥えとるのか未確認

 

 

 

ときどきこんな面を付けた人が登場する

顔面に付ける面でなく、かぶる面も後頭部まで面白い

 

移動するときは走れ走れ！！

 

中国の春節でお馴染みの爆竹

 

日本でいうところのお囃子担当

中央の太鼓、左側に鉄パイプフレームにぶら下がっている銅鑼（どら）と

右側にはシンバルのような楽器と

全て打楽器のみ

 

 店舗ばかりではなくここは駐車場内

 

店主？が急いで紅包を軒先に取り付ける

 

間髪入れずやってきました。

そろそろ終了の時間が迫ってきたのか急がないと

 

店内に侵入

 

紅包を咥えとる

 

こちらはさらに愛くるしい黄色の獅子

 

これは白だが、頬の部分の飾りが異なる

 

こんな春節の行事だが、まだまだいろいろなイベントが予定されている。

なんとこの春節関連の開催期間は３月５日までというから驚きだ。

詳細は「オフィシャルWebSite」から。

 

---

Sponsored Links

タグ：祭り イベント

コメント 6

こんにちは＾＾
DANKAI_Genさんも結構あちこちお出かけになりますね＾＾
行動範囲が広いわ。
by mimimomo (2015-02-23 10:05) 

派手やかで楽しそうですね。
by soujirou-3 (2015-02-23 13:04) 

ぁっ、これテレビのニュースで見ました。
中国の獅子の舞いは動きも活発で迫力あるよね。
by Ａちゃん (2015-02-23 17:04) 

mimimomoさま
いつもありがとうございます。
横浜へ行くのも便利になりました。西船橋から東西線・日比谷線などであまり歩かずに中華街まで行けます。とても近いところで異文化に触れられると思うと、決して遠くはない。本当は遠かったですけどね。
by DANKAI_Gen (2015-02-23 19:06) 

soujitou-3さま
いつもありがとうございます。
どこでも祭りは華やかですが、中国のそれは度を越していますね。それが面白いですけど。
by DANKAI_Gen (2015-02-23 19:08) 

Aちゃんさま
いつもありがとうございます。
最近は中国の話題が凄く多くなっているように思います。何ていっても隣国ですからね。
祭りは若い人が参加していかないといけませんよね。
by DANKAI_Gen (2015-02-23 19:11)