加曽利貝塚公園 秋色 [加曽利貝塚]
加曽利貝塚公園 秋色
「例年９月ってこんなに涼しかったかな」と疑問を抱くが、秋雨前線のお陰であのギンギラのお日様にもお目にかかる日が少なくなった。
こうなると急に寂しい気分になるのは、多くの動物の生存に不可欠な太陽を崇める身体的プログラムが仕掛けられているからであろうか。
ずっと、ぐずついていた天候もこの日ばかりは晴天に恵まれた。
加曽利貝塚土器づくり同好会の活動エリアは、賑やかだった。
聞けば、近所の子供会であらかじめ作成した土器の焼き上げと縄文土器を使用した料理を味わうということらしい。
久しぶりに大勢の子どもの姿をみた。
ところで、９月のシルバーウィーク（9月19日〜23日）に博物館ともちろん同好会もジョイントして、数々の催しが計画されているようだ。
同好会のベテランの土器づくりの様子も見ることができる。
秋色？って言っても、紅葉したわけでもないし、急に景色が秋色になったわけでもないが、地べたを見ると秋が歩み寄っているのが観察できる。
動植物がカレンダーもないのに、どうして季節を感じ取っているのか（高感度、高精度の体内時計？植物も？）わからないが、とにかくみんな敏感だよ。
この日もそんなことを感じ、楽しみながら二作品目の土器づくりに励んでいて、やっと完成と思い、じっくり眺めていたら、なんとある方からイボイボの列が一行足りないと指摘された。
言われるまで、まったく気がつきませんでした。
完成したという満足感に浸っていると、見えてるものもきちっと観察できない。
恐い恐い。
土器を使って味噌汁？というか、縄文人が食したんじゃないかという
料理なのか詳細は不明だが、小さい巻き貝「イボキサゴ」を使った汁物だった
おいらの二作目の土器
左側のお手本のイボ（突起）が三列あるのに、二列しかないよ
土器の詳細
時代形式 ： 前期鉢 関山Ⅰ
出土遺跡 ： 市川市高谷津貝塚
保管 ： 市川考古博物館
それで「市立市川考古博物館」のサイトにアクセスしてみた
そこから「収蔵品ギャラリー」サイトで調べてみました
以下2枚写真は「収蔵品ギャラリー」より転載
上記資料の拡大写真
こうしてみると実物とは大いに違うかな
機会を作って実物を見に行きたい
朽ちている丸太にあったキノコ
力強く落ち葉を押し上げて出てきたキノコ
ナメコかシメジ風のキノコ
たくさんのキノコがそれぞれの環境で出てきていた
なかには食べられる（ナマでは有毒だが、加熱すると、あるいは干すと食べられる）
ようなキノコもあるようで、
以前、そう言いながら焼いたキノコを食べている人もいた
調べて見たら「ウラギンシジミ」という蝶
小さいドングリがどういう訳か、葉と枝を付けてたくさん落下していた
センニンソウらしい？
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タグ：イベント
こんばんは＾＾
イボイボの列は三列と言うのが決まりなんですか？ 素人には分からないです（＞＜；
秋ですね～今年は夏が短かったと言うのか、お盆過ぎからあまり暑くなかったですね。
by mimimomo (2015-09-10 19:05)
mimimomo さま
いつもありがとうございます。
台風と秋雨前線で雷やら大雨、地域によっては竜巻など被害も出ていた千葉ですが、今日やっと晴天が望めそうですね。
イボイボが三列という決まりはありません。
土器はそれぞれの地域や年代などで、形状、模様の付け方などがいろいろです。
一方、同好会ではオリジナルを忠実に再現するというルールがあるので、その時代を思いながら作ります。
いろいろ工夫しながら慎重に作っているんですが、難しいです。
このところの季節の変化は急激というか過激ですね。
by DANKAI_Gen (2015-09-11 09:24)
こんにちは。
いつもありがとうございます。
今日は朝から久しぶりに太陽は出たものの、大雨の被害の甚大さにすっきりと喜べません。
季節はしっかりと動いていますね。
今朝通勤時に見た空の雲は鰯雲のような感じでした。
by kuwachan (2015-09-11 12:21)
kuwachan さま
いつもありがとうございます。
山のない景色が寂しいと思っています。が、農作物などにとって欠かせない恵みの雨も、あのような大雨も美しい山も生存を脅かす対象になってしまう。
それをリアルタイムでTVで見ることができる。
なんか、ちょっとずつ変ですね。
そう今日の青空は美しかった。
by DANKAI_Gen (2015-09-11 14:04)