ちょい寄り 上野東照宮 [歴史散歩]
ちょい寄り 上野東照宮
上野国立科学博物館がリニューアルオープンした。 この夏休みのタイミングということからテレビなんかで子ども向けの科学に馴染む施設やイベントが開催されているというニュースなどで報じられていた。
案の定、上野駅からの行く道にも、明かにそうだという親子連れがたくさん。
館内は凄い混雑だった。
子どもたちがこういうことに興味を持ってくれることには、賛成だけどたいへんだった。
帰りに上野公園内を散策して、上野東照宮にたどり着いた。
前回来たときは、修復工事中で唐門などの写真をあしらった工事用養生シートに覆われていた。
しっとりとした参道をゆっくり進んでいくと、金色に輝く唐門があった。
この煌びやかさはビックリした。
こちらもリニューアルオープンだ。
寺社の建造物は時間の経過とともに、色彩が劣化しながら自然の環境に溶け込むような存在となっていることが多いが、建造当時はビックリするほど煌びやかだ。
唐門、本殿も修復工事(2009年から約5年間)が完了したので、日光東照宮にも引けをとらないような煌びやかな存在になった。
立派なステンレス製の案内板には次のように記述されていた
<上野東照宮(国指定重要文化財)
台東区上野公園九番
藤堂高虎(1556〜1630)は上野山内の屋敷の中に、徳川家康を追慕し、
家康を祭神とする宮祠を造った。これが上野東照宮の創建といわれている。
あるいは寛永4年(1627)、宮祠を造営したのが創建ともいう。
もとは「東照社」と称していたが、正保2年(1645)に宮号宣下があり、
それ以降家康を祭る神社を東照宮と呼ぶようになった。
現在の社殿は、慶安4年(1651)、三代将軍家光が大規模に作り替えたもので、
数度の修理を経ているが、ほぼ当時の姿を今に伝える。社殿の構造は、
手前より拝殿、弊殿、本殿からなり、その様式を権現造りという。
社殿は都内でも代表的な江戸時代初期の権現造りで、華麗荘厳を極めている。
唐門、透塀は社殿とともに構造、様式が優れており貴重であることから、
参道入口の石造明神鳥居、唐門前に並ぶ銅燈籠四十八基と合わせて国の重要文化財に指定されている。
平成21年3月
台東区教育委員会>
逆光で光る石畳が美しい
銅燈籠
五重塔
この塔は隣接している上野動物園内にある
動物園の入園料を払って動物園からでないと、近寄ることができない。
ということで、柵越しでパチリ
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タグ:名所旧跡
おはようございます^^
こんな上野東照宮はわたくしは「行ったことがない」です(^-^
桜の季節に行ったときは人混みで見られなかったし。
上野には明日にでも行こうと思っていますが雨だと延期かしらね。
ついでにここにも寄ってみましょう。
by mimimomo (2015-09-07 06:06)
mimimomo さま
いつもありがとうございます。
このところ天候が思わしくなくて残念です。
東照宮の参道にも桜並木ありますし、隣接して牡丹園もあって、それぞれの花の季節はとても良いかも知れません。
いいところではないかと思います。
by DANKAI_Gen (2015-09-07 09:07)
読むに堪えない内容の拙文ブログにたくさんご訪問いただきありがとうございました。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2015-09-08 18:39)
恥ずかしながら、上野に東照宮が在るとは存じませんでした。
日光と仙台の東照宮には行った事があります。
by johncomeback (2015-09-09 13:37)
johncomeback さま
いつもありがとうございます。
上野寛永寺も江戸城の鬼門封じということで創建されたというこです。日光東照宮も同じ意味合いだと言われています。
地図で確認すると少し方角が違うようですが。。
by DANKAI_Gen (2015-09-11 09:12)
暁烏 英(あけがらす ひで) さま
いつもありがとうございます。
興味深く記事を拝見しました。とても良い刺激をいただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
by DANKAI_Gen (2015-09-11 09:15)