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千葉城鉄砲隊による火縄銃演武のダイナミックサウンド [観光情報]





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千葉城鉄砲隊による火縄銃演武のダイナミックサウンド

 

 おいらのように耳が遠くなりつつあるような者でも、発砲時の爆発音は身がすくむような大きな音がする。
引き金を引くー>火種となている火縄を挟み込んだ 火挟みがバネによって降りるー>火皿の点火用の黒色火薬が発火ー>銃口からこめた黒色火薬が銃筒内で発火、爆発するー>銃口から黒色火薬とともにこめた鉛の弾を押し出す(当日は空砲なので、玉の代わりに紙を丸めたものを使用)。ってことで、写真としては銃口から火炎が吹き出る画面が欲しいけど、その時に大きな爆発音がするので、慣れないとびっくりして被写体をフレームを外しかねない。
また、問題回避のために便利な連写を設定しても、その瞬間を捉えるとは限らない。
てな「火縄銃演武」が千葉市立郷土博物館の前広場で行われた。
黒色火薬は最近の爆薬に比べて燃焼速度が遅いとの説明があった。
そのため、爆発音は低域周波数をより多く含む。
さらに、いっぺんに燃焼しないとすると発射エネルギーは小さくなり、より多くの火薬が必要になるのかも知れない。
さらにさらに、玉が鉛であるとは言え、当時のものは球体をしているので、玉の破壊力は小さかった。
そのためか、玉の口径を大きくしていくこともあった。
現代の銃の口径は知らないが、火縄銃で恐ろしく大きな口径のものもあった。
この大砲と言っていいような口径の大きな重い火縄銃を右手は引き金に添え、左手で銃を固定し照準を決める。さらに火蓋を切るなどの使命を追っているので、大口径の重い銃ではとても保持できない。
このため、火蓋に紐をつけて構えらがらも火蓋を開けられる工夫をしていたようだ。
これらの火縄銃は新造したものではなく、武器として使用されたであろう当時の銃だという。

爆音に慣れてきた頃に演武が終わった。
 

 

  


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千葉常胤の銅像の前で開始を前に集合中の隊員の方々

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法螺貝を合図に開始される

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音もすごいが、硝煙もすごい
最初は単筒から音に慣れていく

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銃口からの火炎が捉えられた数少ない画像

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こちらは火蓋の火薬に火縄が落ちて着火した瞬間
次のコマでは銃口からの火炎は捉えられなかった

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ものすごく重そう

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演武が終わって、近寄って銃に触れることができる時間が設けられた

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近寄ってみると、その緻密な作りに感心させられる
古美術品だね

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手持ちの銃では恐らく一番口径の大きな銃
子供が軽く銃を構えているが、右側の銃口をお母さんが持ち上げている







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コメント 2

mimimomo

おはようございます^^
おや、千葉でもこんなことが? 何時からなんでしょうね。
DANKAI_Genさんは情報キャッチがお上手ですね。この頃市政だよりを読むように
していますが、見落とすわ(-。-
火を噴いている所、なかなか迫力ありますね。
by mimimomo (2018-09-24 07:03) 

DANKAI_Gen

mimimomo さま
いつもありがとうございます。
いつ頃から始まったのかわかりませんが、千葉市の親子三代祭りのジョイント行事のようです。この祭り、名からして行きたいと思えるようなものでなかったので、興味はありませんでしたが、ある時知ってしまったんです火縄銃演武。
銃口から火が出る画を撮るには、連写の速度をより早くすれば機会が増えるんでしょうが、どうもフィルム時代の感覚が向けていないようで。。
by DANKAI_Gen (2018-09-24 13:54) 

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