三代王神社のおびしゃ神事 [祭り]
今冬は寒い日が続いて、寒さが天敵のおいらは半冬眠生活。
そうは言っても、梅の花なんか咲き始めてくると急速に日差しが春めいてくる。でも寒い。
2月11日は春にふさわしい暖かさに恵まれた。
そんな陽気に誘われて、三代王神社のおびしゃ神事に出かけた。3年ぶり2回目の訪問。
おびしゃとは御奉射の漢字が当てられるらしい。
弓を射る行事で有名なのは、流鏑馬。これは馬に乗って弓を射る。
馬を用いない弓の行事を歩射(ぶしゃ)。
神社の境内などで的を用意し、氏子が的を射って豊凶を占う儀式を千葉県周辺ではおびしゃということだ。
千葉市花見川区の武石地区の氏子が三代王神社から東に500mほどに位置する真蔵院という寺の境内に13時過ぎに集合して、まずは境内の浪切不動堂脇の石段を登って、羽衣神社で神事。
羽衣神社、真蔵院、三代王神社とも武石三郎胤盛のゆかりの場で、羽衣神社は石碑だけの小さな場所ですが、天女伝説が伝わっています。
石段を下って本殿脇の場で、矢を放っておびしゃの神事が開始。神主を最初に当番の氏子がそれぞれ矢を放つ。
なぜか、的は真ん中を撃ち抜いてはいけないらしい。
参加者が一巡して、真蔵院のおびしゃが終わり、三代王神社へ移動。
三代王神社拝殿横に的を設置して、すぐにおびしゃ神事。
どこからともなく、人々が集まってくる。
おびしゃが終わって、三代王神社本殿で神事の後、酒を酌み交わしている。
神楽殿では神楽が開始された。
さらに人々が集まってきた。
神楽の最後に餅まきが行われるので、子供達が多い。
的の状態を見て、豊凶を占うような気配はなかったが、和気藹々としていい行事であった。
千葉市都市緑化植物園 [散歩]
寒いけど、それ以上に魅力ある対象があれば出かけたい。この気持ちがなくなったら、日常的にダラダラの刺激のない生活が待っていると思うと、恐怖感もある。
魅力ある対象かどうか。わからないけど、シモバシラって植物?現象がみられると言う千葉市都市緑化植物園ってとことへ行くことにした。
まだ、先週に降り積もった雪がわずかな箇所残っている時期。
この時期は、植物にも人間にも活動期とは言えないためか、園内はすいていた。
と言っても、今回初めて訪れたので、通常の混雑具合はわからないが。
バラ園の手入れのためか、ボランティアの方々が急足で現場に歩く姿が目立った。
おいらは、まずは午前中の寒い時間帯を逃すとシモバシラたる姿を見ることができなくなると思い一番に駆けつけたい。
管理棟あたりに掲示板があり、シモバシラの説明と園内の案内地図があったので、おおよそ見当をつけて歩き出す。
この辺。写真で見かけるシモバシラって根本の部分だけなので、その幹の部分ってどうなっているのか分からずに行ったので、小さな説明用の立て札を目印に探すが見つからない。
もう一度、振り出しに戻って地図をよく見ると、野草園ってエリアにあるらしい。
野草園のエリアをぐるぐる回っているうちに、立て札を見つけつことができた。
写真で見るシモバシラがあった。あの氷のようなものは正しく氷で、根から上の地上の茎は枯れても、地下の根が元気に茎や葉があるものとして、水分を供給するものだからわずかに残った枯れた茎の部分で水分が氷結したものだとわかった。
さぁ、今度はおいらのなまった身体を少しは延命のため、運動しないと。
園内をくまなく散策。
お気に入りの散策の場所の一つとして憶えておこう。