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磯出式祭典準備中(下総三山の七年祭り) [祭り]

磯出式会場_現場-01.jpg

磯出式祭典準備中(下総三山の七年祭り)
 
 七年祭は、丑年と未年の六年毎(数え年で七年毎)に行なわれる祭りで、幕張でもあちこちにポスターが掲示されおおいに盛り上がっているようだ。
 
 千葉県の北西部に位置する船橋市、八千代市、習志野市、千葉市に鎮座する九社が、それぞれの役割をもって<父、母、子守、産婆。叔父、伯母、長男、娘、次男。 二宮神社(船橋市三山町)、子安神社(花見川区畑町)、子守神社(花見川区幕張町)、三代王神社(花見川区武石町)、菊田神社(習志野市津田沼)、大原・大宮神社(習志野市実籾)、時平神社(八千代市萱田町)、高津比咩神社(八千代市高津)、八王子神社(船橋市古和釜)>
各社神輿が二宮神社に集結、参拝する。
 
その後、 二宮、子守、子安、三代王の各神輿によって幕張海岸で、「磯出式」が行われる。
 
もちろんクライマックスは11月2日未明に行われる「磯出式」ではないだろうか。
 
かつては、東京湾の浜からすぐにあったという会場を見てきた
 
 
    

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【続】子守神社(千葉市花見川区) 例祭(9月17日) [祭り]

子守神社 大神輿巡行経路図9-17.jpg

子守神社(こまもりじんじゃ)例祭(9月17日)

 秋祭りって言えば、すっきりと晴れ渡った抜けるような青空のもとで行われるというイメージがあるが、意に反して、9月17日 子守神社例祭の朝はあいにくの雨。
さらに天気予報によれば、午後からさらに降りが強くなるという。

ところで、最近のカメラは防水、あるいは防滴仕様のものも多いらしい。が、おいらのは普通の濡れるとやばいもの。

それにおいら自体も雨が嫌いで、雨降りの時に出かける仕様にはなっていない。

でも、17日は宮入でこの祭りのシメになっているんだ。

雨降りの時の祭りってどうなるんだろうかと、考えながら重い腰をよいしょって持ち上げ出かけてみた。

カメラを手にしている人も結構いるじゃないの。

雨が降るばかりか、気温も下がって最悪の中、予定通り御仮屋出発(車載渡御)。

 

金刀比羅神社そばで、車載ののぼり旗(剣)を下ろして金刀比羅神社の階段を上って、そのあたりの駐車場で神事が行われた。

神事の最後に用意してあったおひつの中のお赤飯を近所の方、見物客も含め全員が素手でいただく。

おいらも遠慮しつつちょっといただいて、口を動かすとちょっと暖かく感じられる。

それで、子守神社へ戻って宮入。

秋祭りは(町内車載渡御などを中止して)無事に終わりました。


   


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子守神社(千葉市花見川区) 例祭(9月15日) [祭り]

子守神社例大祭 境内遠景-01.jpg


子守神社(こまもりじんじゃ)例祭(9月15日)

 秋のすっきりした空気と青空の組み合わせの下で、あちらこちらで祭りが執り行われていることだろう。
そんな、祭りの一つがここでもいつものように執り行われた。

9月15日〜17日 (やばい、怠けていたら月が変わってしまった)

15日は式典執行のあと、神輿巡行(幕張町の主要なポイントをトラックに神輿を載せての車載町内巡行、一部で神輿を担ぐ人手渡御)が行われる。

いつ頃の話なのか、昔は全工程人手渡御だと聞いたことがあったが、人の問題、交通事情などで致し方ないと思うが、ちょっと残念。

16日は子供神輿などで本神輿は御仮屋に収まっている

17日は町内巡行など執り行われ、夜半に全ての式典が終了する予定だったが、当日は朝から大雨で午後からさらに強くなるという予報で、全工程の遂行は断念された。

15日と17日の様子を2回に分けて、お伝えしたい。

   


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上総(かずさ=千葉県中央部の旧国名 ※1)十二社祭り 南宮神社の花火が幻想的 [祭り]

上総十二社祭り 南宮神社-01.jpg
南宮神社


上総十二社祭り   南宮神社の花火が幻想的

 上総十二社祭りに関する情報収集は事前にはネットで、ということになろうが、何故か少ないと思っている。
ということで、貴重な情報はやっぱり現地でよく知っている方からの情報になる。

「南宮神社で仕掛け花火があがる中で前面を通る神輿がシルエットになって、とてもいい。」
「南宮神社ってどこですか」
何回か場所を尋ねて行ってみた。


南宮神社は玉前神社からは北方向。
国道128号線で一宮川を渡り終えて右手に曲がった方向に位置する。

すでに暗くなった広場には大勢の人が、シートを広げて食事しながら、いまか今かと待っていた。
期待できそうな空気が漂っている。

広場の前が田んぼで、その向こう側に、平行してな一本道が見える。
その道の向こう側がまた田んぼ。
空がひらけている。

それほど遠くないその道を神輿が通ればいい感じかな。


この時期に思わぬ花火見物。しかも眼前で。
なかなかグーでした。

ところが、カメラのセッティングを間違えたというより、花火撮影の準備はしていないので、三脚などのないので、適当にやっていたら散々の結果でありました。


※1     上総(かずさ)について[暁烏 英(あけがらす ひで)さまよりご指摘いただきましたので追加]
現在の千葉県は主に3つの旧国名が存在し、北から下総(しもうさ)、上総(かずさ)、安房(あわ)という。
西国からの交流は現在の陸路(東京湾を回り込む)ではなく、三浦半島から海路を介してのものだったようで、この地にはいまも歴史を感じるものも多いようです。

上総一ノ宮は銚子から続く九十九里浜の南端部に位置する長生郡にあるJR東日本 外房線の駅名。で町名としては一宮とあり、ちょっと間違えやすい。
上総一ノ宮駅から南宮神社も玉前神社も徒歩圏内。



   



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上総十二社祭り (上総一ノ宮) [祭り]

上総十二社祭り 玉前神社お茶-01.jpg
地元高校の学生たちだろうか、玉前神社境内でお茶のご接待
昨年、今年も有り難くいただきました。「ありがとうございました」


上総十二社祭り (上総一ノ宮)

 今年も上総十二社祭りの時期が巡ってきた。このブログでは昨年についで2回目の登場となる。

一宮町近隣の十二社(いすみ市の資料[下記]では5社神輿9基とある)が一斉に行う祭りで、広域、大規模なものだ。
祭り自体は8日から始まり(幟立て)、10日(鵜羽神社お迎え祭り)、12日(宵宮祭)と神事が行われるが、
有名なのは13日の「例祭・神輿神幸祭(上総十二社祭り[上総はだか祭]」となる。

しかし、すっきりと晴れ渡った秋空ではなく、ときどき雨に見まわれるどんより空の天気だった。


「いすみ市」の資料によると

<祭礼当日は神輿の前に御幣を乗せた神馬や、着飾った子どもたちを馬に乗せて走る神主、命婦が先に出て、その後ろから神輿が連なって、祭典場まで走り抜ける。釣ヶ崎の祭典場に集まる神輿には歴史的変遷がある。江戸時代の記録には玉前神社(一宮町)玉垣神社(睦沢町)三之宮神社(睦沢町)橘樹神社(茂原市)二之宮神社(茂原市)南宮神社(一宮町、長生村)を「玉前六社」、またこれを迎える役目で、玉崎神社(旧岬町和泉、中原)、玉前神社(旧岬町椎木、一宮町綱田)を「山之内四社」としている。なお、神輿一基を一社と数え、各神社は「大宮」「若宮」2基ずつあるので、「玉前六社」が集まると「十二社」となる。


 現在は、玉前神社(一宮町)と南宮神社、「山之内四社」、谷上神社(旧岬町谷上)の5社9基の神輿が集合する(三之宮神社は玉前神社まで)。九十九里浜の波打ち際を走ってきた氏子たちは、神輿を高く持ち上げて再会を喜び、またそれぞれの神社へ祭神を乗せて帰っていく。>

 

13日の行程は

10:00   例祭 斎行

12:40   玉垣神社神輿宮入

12:45   三之宮神社神輿宮入

13:00   猿田彦・榊太鼓・錦幟 宮出

13:15   「上総神楽」奉奏

13:25   神馬(かんのんま)・神主(こうぬし)・命婦(みょうふ) 宮出

13:30   神輿・神幟馬・奉行馬 宮出

13:45   「上総神楽」奉奏(後 福餅まき)

14:15   玉垣神社神輿 宮出

14:20   三之宮神社神輿 宮出

15:00   釣ヶ崎海岸 神輿参集

15:30   神輿 一斉差し上げ

16:00   神輿 鳥居くぐり

16:30   釣ヶ崎海岸 神輿散会

16:40   神輿 お別れ式

17:00   元宮 神洗神社報告祭 斎行

18:30   神馬・神主・命婦 国道入り

18:35   神馬・神主・命婦  宮入

18:40   神輿・神幟馬・奉行馬 国道入り

18:45   神幟馬・奉行馬  宮入

19:45   神輿  宮入

20:30   神輿御分霊御霊出 斎行

 

盛りだくさんの祭りで、それこそ十二分に楽しめる。

 

 

   

 

 

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検見川神社 例祭幸神祭 [祭り]

検見川神社例祭0803-01.jpg



検見川神社 例祭幸神

昨年初めて見たこの祭は例年8月1日〜3日までと、夏の盛りに行われる。
昨年もとても暑かったが、ことしはその暑さをはるかに上回るほどの猛暑だった。

8月3日 幸神祭
「千葉信用金庫花園支店検見川出張所」の前に作られた「御仮殿」で「発輿祭」が14:45から開始され、15:00に渡御が開始された。
「御旅所」までの往路約1.4km 、復路約1.1km の炎天下での長丁場となる。

ところで、検見川神社の神輿は担ぎ棒が井桁に組まれていて、前後2本。左右2本の構成だ。
前後の担ぎ棒が上を通っていて、その下側に左右に貫通して2本の棒が入る。
この結果、前後の担ぎ棒に比べて左右のそれは20センチほど下側に位置している。
神輿を担ぐ舁夫(かきふ)は肩をいれるときに、背の高い人が余計に負荷がかかる。
棒の位置が低いとそちらを担当する人の方が高負荷になる。
差しもめで神輿をガツンという鈍い音と共に地面に接触させてしまうのは、横側がおおかったように記憶している。

身長で調整するようだが、うまくは行かない。
ことしのように天候的にも辛いときは、明らかに差があるように見えてきた。
身近で見ていても倒れるんじゃないかと心配になるほどだ。

そんな心配も不要だった。
幸神祭は5時すぎに事故もなく終わった。
本当にどうなることかと思ったが何ごともなく良かったよ。


8月3日 宮入 還幸祭
同日の20:30から「御仮殿」に近い控え場所から神社へ向けて発輿。
夕方からごった返している露店が左右に連なる細い道路をゆっくり進む。
検見川神社南側交差点で差しもめを何回か繰り返し、京成電鉄 検見川駅方面へ直進し、踏切を渡れば、そこは神社で、この辺りで待ち受けている見物客やら、地元の応援部隊に合流して、差しもめでもてなす。

いよいよ祭のクライマックスである「石段上げ」。

40段、勾配約40度の石段を神輿に縛り付けたサラシを綱代わりで引っ張り上げる。
持ち上げて、引き上げて、落とす。で1〜2段づつかけ声と共に引き上げてゆく。
ガツンガツンの音とかけ声と、まさにクライマックスにふさわしい。

今年は例年に比べ早かったという「石段上り」が終わった。

連続して境内に肩入れした神輿がぐるぐる廻る。

照明装置で明るくなった境内は熱気がこもっている。

明るくて寝付けないセミが飛び交っている。

一時間ほどで祭りは終わって、いつもの静寂に包まれた。

夜になっても暑い日だった。


   


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佐原の大祭 美しく整備された町並み [祭り]

佐原の大祭_町並み-小堀屋本店-01.jpg
黒切り蕎麦が有名 小堀屋本店(創業は天明2年)前で列をなす観光客(香取街道)


江戸の風情漂う町並みが美しい

佐原は江戸川沿いに立地し、江戸との物流の拠点として栄えた町だ。祭りにもそれを感じ取ることができるが、町並みも祭りの環境作りに一役買っている。
祭りの開催期間以外に訪れても楽しめる、観光名所や趣向が凝らされている。

この町も利根川沿岸であったため、「東日本大震災」では古くからの建物に被害が生じていた。これも見事に乗り越えて、素敵な町並みが復元できた。

いくつかを紹介していきたいと思う。


       

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佐原の大祭 年番引継行事 [祭り]

佐原の大祭_年番引継-八坂神社-02.jpg


佐原の大祭  年番引継行事

<資料によれば、今年は3年に1度の「本祭」の年にあたり、船戸区から下仲町区への『年番引継行事』が行われます。

9:00に船戸川岸通りに整列した10台の山車は『通し砂切』演奏後、日中は市内を巡行し、17:00ごろ忠敬橋を先頭に香取街道に整列します。

18:00に一斉に提灯の灯がともり、『年番引継行事』を開始し、18:20より『通し砂切』演奏後、船戸区の山車は並んでいる山車の横を通り、列の最後尾に着きます。

19:30より再び『通し砂切』演奏後、10台の山車は小野川方向へ進行し、各町曳き別れとなります。>




       

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佐原の大祭 見せ場の一つは「のの字廻し」 [祭り]

佐原の大祭_のの字回し-06-10.jpg
これは2006年10月の秋祭りでの「のの字廻し」を撮影したものだ
道路面に残る痕跡は山車の4つある木製の車輪が1輪を中心に残る3輪滑り廻ったものだ



佐原の大祭 見せ場の一つは「のの字廻し」

この祭りの日に現地で配布されていた「お祭りガイドマップ」に次の様に記載されている

勇壮なのの字廻し 〝10日(金)  12日(日)〟
山村会館前交差点で随時行われます。
「のの字廻し」とは、重さ3〜4トン、高さ7メートルにも及ぶ山車に向かって左前の車輪を軸として、筆で「の」の字を書くように数回転させるもので迫力満点です。
山車上部の大人形があたかも能を舞うが如く、ゆっくり回転させることが上手とされています。>


車軸は山車の下、前後二本が進行方向に直角に固定されており、両端が丸く成形されている。
ここに木製の車輪がはめ込まれ、くさびにより固定されている。
この構造から4つの車輪はそれぞれ独立して回転する。

車軸や車輪には操舵装置がないので、曲がる方向の内側の前輪を梶棒で固定し、山車の後部に差し入れた梶棒を大勢で押すことで山車が固定した1輪を中心に回転していく。
そのようにすべて人力によって方向を定めながら引き回していく。

街中を引き回すには、角を曲がるとき以外にも、方向の微調整などを含めて頻繁にその姿を見ることができる。

しかし、「のの字廻し」は人力によってあの重量級の山車がぐるぐる廻るパフォーマンスであるため、回転に必要なスペースと周りを取り囲んで応援する引き回しの関係者、さらにその外では大勢の見物人たちの陣取る場所が必要となり、大きな交差点内など場所的制約がある。

ということで決まった場所で行われ、見せ場の一つともなれば、もの凄い見物人となる。


       


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佐原の大祭 夏祭り [祭り]

佐原の大祭夏まつり-01.jpg


佐原の大祭 夏祭り


しばらくこの祭り見物は途絶えていた。ことし、懐かしさもあって出かけることにした。

千葉県の茨城県寄りの利根川に接する佐原市で約300年の歴史をもつ実に大祭の名に恥じない祭りだと思う。

当日入手した「お祭りガイドマップ」には以下のように記されている

<佐原の大祭は、夏祭り(7月)と秋祭り(10月)の年2回行われます。
夏は小野川を挟んで東側の本宿・八坂神社、秋は西側の新宿・諏訪神社の祭礼として行われます。
江戸時代にはすでに「見物の群集、人の山をなし」(赤松宗旦)と言われるほどの賑わいを見せた佐原の大祭は、なんといっても華麗な山車、哀愁を帯びた佐原囃子が特徴です。
平成16年には「佐原の山車行事」として、「佐原囃子」と共に国の無形民俗文化財に指定されました。
また、平成26年3月、文化庁がユネスコ「世界無形文化遺産」に一括提案する「山鉾・屋台行事」の33件に千葉県で唯一「佐原の山車行事」が選ばれております。(ユネスコでの審査は平成28年の予定)
古い町並みが残る小野川沿いを行き交う山車の姿は、佐原の特色を生かした見所の一つ。
夜のライトアップされた小野川沿いを進む山車の姿は風情たっぷり。
佐原のまちに〝小江戸の賑わい〟が甦る3日間です。>


今年は3年一度の「年番引継行事」が行われるという本祭りでもある。
(別記事で掲載予定)


江戸時代の風情を感じるという町並みも、あの2011年の「東日本大震災」で多大な被害を受けてもなお、この祭り(2011年7月)は途絶えることがなかった。
当時、小野川の護岸の一部は崩れていたし、古いかわら屋根の商店や蔵は屋根の一部が崩れていた。いろいろな場で被害の大きさが感じられたが、ことし久しぶりに行ってみると、以前より町並みは一層きれいに整備され、当時の悲しくなるような破壊された痕跡はなくなった。
(復興中の造り酒屋もあったが)


   



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一二を争う暑い日に、熱い柏ねぶた祭り [祭り]

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一二を争う暑い日に、熱い柏ねぶた祭り

当日は昼ころからテレビは熱中症に注意をというテロップが流れ続けていた。
確かに午前中から暑さが堪える。

「柏まつり」で、「ねぶた祭」があることを、昨年に柏に行ったとき(篠籠田の三匹獅子舞 <柏市西光院>に知った。
約一年ほど待って、再び柏に行ってみた(7月25日)。


「よさこい」「阿波踊り」などいまや全国各地で開催され、すっかり定着している祭もあるが、「ねぶた祭」はもちろん青森県での祭だということは有名だが、これが全国展開されているとは聞かない。

「ねぶた」の独特の絵と、あのサイズが障害なのか。
ここ柏の「ねぶた」はオリジナルのものとはサイズが違ってちょっと小さいようだ。

これはパレードを行う道幅の制限があるということだろう。
上手い具合に道幅いっぱいを利用して、ぶつかることなく通り過ぎていく。

暗くなるに従い、気温も低下してきたし「ねぶた」に灯が入ってとても幻想的になってきた。
青森のオリジナルも見てみたい衝動に駆られた瞬間だった。


   

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花園ハス祭り観蓮会 [祭り]

ハスまつり観蓮会パネル-00.jpg


花園ハス祭り観蓮会

 毎年恒例のハス祭り、しばらくぶりに行ってみた。
最後に行ったときは会場の「ハス品種見本園」の管理者である東京大学が、この地を売却するということで、地域の方が反対運動をしていたのを思い出す。
 
あれからずいぶん時が流れた。もう売却が決まって再開発中で、ハス祭りは開催できないのだと思っていたところ、6月末に出かけた千葉公園の「蓮華亭(れんげてい)」で開催予定のポスターに出くわした。

その後、東京大学の用地売却がどうなったのか主催者である「花園ハス祭り実行委員会」の方に尋ねると、売却予定であったが、買い手がつかなかった。
それで千葉市が東京大学から借り受けて、「花園ハス祭り実行委員会」方々に管理を委託することになったそうだ。
「今後も安心して楽しんでください」ということで嬉しい限りだ。


当日受付で配布されていたリーフレットの文言を転載
 
<花園ハス祭り観蓮会
日時:平成27年7月18日(土) 午前6時〜10時
会場:旧東大緑地植物実験所(千葉市花見川区畑町1051)
主催:花園ハス祭り実行委員会  大賀ハスのふるさとの会

ようこそ観蓮会へ!昭和42なんから続く観蓮会を途切れることなく開催できたことは、大賀ハスのふるさとの花園地区にとっては無上の喜びです。
一旦は閉鎖されたハス見本園を地元自治会とハスを愛するボランティアにより、継承できたことはわたしたちにとって大きな自信につながりました。
今年も見事に咲いた花ハスたちをどうぞご覧ください。

<花園ハス祭り実行委員会>
花園地区町内自治会連合会(18自治区)により、花園ハス祭りの実行部門として組織されています。
今年も観蓮会のほか、子ども祭り行進、納涼盆踊りを行います。

<大賀ハスのふるさとの会>
東大からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ハス文化の継承と普及を行うために組織されたボランティア団体です。
原則、毎月第1・第3土曜日の午前中にボランティアの皆さんとハス見本園の管理を行っています。>


   

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夏越の大祓い&茅の輪くぐり [祭り]

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夏越の大祓い&茅の輪くぐり

半年もあっという間に過ぎたこの日、いや半年なんてモンじゃなく一年だってまさに「光陰矢の如し」だ。
昨年のこの日(6月30日)は稲毛の浅間神社での夏越の大祓いをはじめて見ることができた。


その時はどういうわけなのか、茅の輪くぐり(ちのわ)が行われなかった。以前にどこかの神社で茅の輪というものにはじめて出くわしたとき、どういう意味をなすものか理解できなかったのを思い出す。

そんなことで、茅の輪くぐりもと思っていたところ、検見川神社では夏越の大祓いと茅の輪くぐりを行っていることが分かって出かけて見た。

午後3時に社務所の裏側で「夏越の大祓い」が開始された。
多くの参拝者にお札が配布され、短冊状の紙を左側、右側、再度左側と自分の身体に振りかけて、半年分のけがれを洗い清めます。
次に人形(ひとがた)に息を3回吹きかけて、そのまま仕舞い込んで回収してもらいます。
これも、人形(ひとがた)に罪やけがれを移し、身代わりとして神社に納めます。

ここまでが夏越の大祓の式ということです。

続いて、本殿前にある茅の輪をくぐるため、お祓いを先頭に神官たちに続いて参拝者たちが移動していきます。
茅の輪は本殿に向かって3回くぐります。
茅の輪に向かってくぐるときに一礼し、1回目は左に回り、回り込んで茅の輪の正面に来て一礼して2回目は右側に回り込み、同じようにして3回目はまっすぐ本殿に向かい、二礼二拍手一礼してから本殿内に次々と入っていきます。
本殿内でいろいろな神事が行われ約1時間ほどで全行程が終了しました。

   

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15th 「ハワリンバヤル 2015」<日本における最大級のモンゴル祭り> [祭り]

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15th 「ハワリンバヤル 2015」(Хаврын баяр 2015)
 
 全国的連休の最中、5月3日〜4日の2日間にわたり、東京練馬の「都立光が丘公園けやき広場」で行われると知人からのお誘いがあったので、5月4日にありがたく出かけて見てきた。
 
「ハワリンバヤル」とはモンゴル語で「春祭り」だという。
 
配布されていた資料によれば、「日本における最大級のモンゴル祭り」だという。
 
 同じ資料から「モンゴル国」の紹介文を抜粋
 
■面積:156万4100平方キロメートル(日本の4倍)
■人口:301万1200人(2014年)
■首都:ウランバートル(人口137万2000人)(2014年)
■民族:モンゴル人(全体の95%)、およびカザフ人など
■言語:モンゴル語(国家公用語)、カザフ語
■食文化:「赤い食べ物」と呼べれる肉料理と「白い食べ物」の乳製品に大別。
             代表料理は肉料理でボーズ(Buuz)、ホーシュール (Khuushuur)など
■民族衣装:「デール」えりを左前にして、右肩のボタンで留め。
             夏は絹や木綿、冬は中に毛布を張ったものを着ます
■伝統的な移動式住宅:ゲルはモンゴル遊牧民ならではの独特な住居です。
             一年中移動しながら遊牧するために、丈夫で、組み立て式になっています。
             玄関はいつも南側につくる。中心には天窓があって煙突を付ける
 
 
モンゴルは海に面しない大きな国土を有した内陸国です。日本のように四季があり、内陸型の乾燥した気候で、雨量が少ないのが特徴です。
年間の晴天の日が約250日と多く、「晴天の国」とも呼ばれています。
 
 

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桜の季節がが終わると「たけのこ」だぁ [祭り]

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 桜の季節がが終わると「たけのこ」だぁ「大多喜たけのこまつり」
 
 このところ寒い気温が続いて春らしさはお預け状態だが、季節はちゃんと巡ってきている。
桜の満開も終わったこの時期から「たけのこ」が出始めてくる。
千葉では「たけのこ」の産地というと「大多喜(おおたき)」を抜きに語れないほど、この地は産地として有名だ。
 
毎年、4月の中旬の日曜日に(今年は4月12日)「道の駅 たけゆらの里おおたき」にて「たけのこまつり」が開催され、多くの観光客や買い物客を集めている。
 
目玉は新鮮な「たけのこ」の購入と、それを使用した味噌汁などを食べることができることではないだろうか。
前回来たときは、大鍋にたけのこの味噌汁(大鍋たけのこ汁)をつくって、100円にておかわり自由で販売されていた。
これが美味しくて、また味わいたいという魂胆で行ってきたが、少し様子が変わって、主要な目的を達成できなかった。
 
「朝掘り」を謳ったスーパーのものと比較して、瑞々しくて本当に採れたてのたけのこをゲットして、早めにこの場を退散して、近くの大多喜の街並みを散策してきた。
 

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船橋漁港 「水神祭」4月3日 [祭り]

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 船橋漁港  「水神祭」4月3日
 
 この「水神祭」は船橋市の「無形民俗文化財」で江戸時代から続く伝統ある漁師の神事で毎年4月の3日に挙行されるという。
 
今回初めて行ってみることにした。
行ってびっくりしたのは、船橋と言えば都心部に近く、マンションが林立するような住宅都市地域だと思っていたが、これが船橋漁港に行ってみると印象が吹っ飛んだ。
 
外房にある有名な漁港と比較しても勝るとも劣らない漁船の数や港湾施設など、その規模と大きさにびっくりした。
東京湾の江戸前と呼ばれる漁をしっかりと担当しているのが見て取れる。
 
こうした背景もあって、豊漁と漁の安全を祈願するという。
 
全ての神事は意富比神社(船橋大神宮)の神官によって船上で行われ、神を祀る漁船の両脇に接続させた漁船には漁業関係者や来賓の方々が乗り込みます。
 
神事は午前10時に予定通り開始されました。
 
あいにくの天気(霧雨)でしたが、過去〝船上〟での神事がことごとく中止になったということから、天気には恵まれない季節巡りなんだろうか。
次に船橋大神宮の神楽(3座)を奉納し、最後に餅まきが行われます。
おおよそ午前中までに終わります。
 
 

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子安神社 湯立て神事 [祭り]

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子安神社(千葉市花見川区畑町) 湯立て神事


 ここ畑町の子安神社において、神前に釜を据えて湯を沸かし、神主が釜の湯に笹の枝をひたして、笹の枝を取り出すと同時に振り回して周囲の参拝者の頭上に湯を降り注ぎ、凶事を祓うという神事が毎年2月28日に行われる。
過去に何回か行ったことがあったが、このたび久しぶりに訪問した。

簡単に湯立て神事の行程は以下のような感じ
祭日:毎年2月28日
湯立祭:午後2時
十二座神楽:午後3時
湯立神事:午後5時
餅撒式:午後6時
起源:室町時代伝来

当日は神楽を舞う人の手立てがつかなかったということから、若干の時間の変更があった

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タグ:祭り
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横浜中華街 春節イベントが始まった [祭り]

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 横浜中華街 春節イベントが始まった
 
 陰暦の正月にあたる春節が2月19日から始まった。中国に限らず新年を祝う行事はアジア圏の各国で大いに盛り上がっているようだ。
 
日本もアジア圏に属する国ではあるが、陰暦の正月を祝う風習はなくなった。
考えてみると農業主体では、春を迎える年の変わり目はこの時期の方が身体にしっくりする。
 
太陽暦を基準にすると陰暦のそれは毎年ちょっとづつ ずれていくので来年は春節が始まるのはいつなのだろうか。
 
テレビのニュースでも盛んに取り上げているが、春節の長期休暇を利用して中国の富裕層が日本へ買い物、観光旅行にたくさんの人が来ているそうだ。
 
観光地をはじめ小売業など大いに売り上げを期待したいところだろう。
一昔まえにも日本がバブルの時代には団体で海外旅行で、お土産を山のように買い求めていたのを思い出す。
 
そんな御利益に預かれないおいらは、春節の一大イベントを味わって景気を付けようじゃないかってことで横浜中華街にでかけてみた。
 

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おびしゃ神事 [祭り]

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おびしゃ神事
 
 「おびしゃ」という意味を知っている人も少ないと思います。弓を射るという意味らしいです。神事がつくことで、神前で弓を射って、その年の豊凶を占うということになるんだそうです。
 
この神事が三代王神社で行われると聞き、いって参りました(2015年2月11日)。
 
幕張の北側に位置する「武石」で古くから伝わる神事です。
 
三代王神社は小高い丘の上に鎮座しています。この丘は細長く舌状に東方向に伸びている。その東端に羽衣神社がお祭りしある。
この神社は石碑だけで拝殿などはなく、真蔵院の裏側の丘を登ったところにある。
 

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タグ:祭り 散歩
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意富比神社(おおひ) 節分祭 [祭り]

 
 
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 意富比神社 一の鳥居
 
 意富比神社(おおひ)  節分祭
 
 意富比神社は船橋大神宮と呼ばれ、古く平安時代にはその存在の記事が見られ、船橋地方で最古最大の神社であるとサイトに説明があった。その歴史ある神社での節分祭とはどんなものかと興味をもって出かけてきた。
節分祭は午前の部と午後の部との二回開催されるとあったが、おいらは午前10時ごろ境内に入った。
 
神楽殿の前に桟敷が設置され、普段は駐車場になっている広場には警備員がいて車の誘導をしているほかは、本当に祭りが行われるのか疑えるほど、それらしい雰囲気がなく心配された。
 
が、11時ごろになって社務所前に神事を行う神社の方が集合して、一気に祭りの開始を思わせる環境が揃ってきた。
何せ、この神社での節分祭を体験するのははじめてなので、いつどのように始まるのかわからない。
 
 
節分というのは、この節分祭で聞いたのだが、節を分ける  つまり、2月4日の立春を前に、いままでの冬の邪気を消し去り、一新した状態で春を迎える儀式だとのことでした。
なるほどね。
 
 

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タグ:祭り
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